子供が幼稚園に通いだして自分の時間も増えてきた!と思ったらながーい夏休み。
お祭り、おばあちゃんちにお泊まり、海…。あとの予定がない日はどうしよう。遊ぶネタも切れちゃうわ。
最近の夏は暑くて外でばかり遊んでいられないし…というわけで、室内でできるおすすめの幼児との夏休みの過ごし方3選をご紹介します。
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その1.お手伝いで有意義に過ごす
幼稚園の夏休み7月18日前後から8月31日まで。GWでも何をしてすごそう…と悩んでしまうくらいなのに、1ヶ月ちょっとの休みはどう過ごしたらいいのか。花火大会や海、プール、実家への帰省など予定をいれてみても、やっぱり家で過ごす日の方が多いですよね。
お家では家事もしなくちゃ行けないし、遊んで遊んで!と楽しいことをしたくてしょうがない子供の相手もしてあげなくちゃ。さて、どうしよう…となるわけですが、幼児の頃は大人のやることを真似したがる時期でもあります。そこで、家事のお手伝いをしてもらっちゃいましょう!
実際にお手伝いを子供が始めると、うまくできなかったり、かえって時間がかかってしまうこともあります。夏休みは時間に追われることがあまりないので、うまくできなくても、じっくり付き合うことができますよ。
子供の遊んで遊んで!攻撃で家事が進まない…という時も「お手伝いしてくれる?」と誘ってみましょう。
お手伝いの効果
子供って、できることが増えるとすごくうれしそうですよね。家事のお手伝いは簡単なことから、少しずつ難しいことにステップアップしていけます。
- 洗濯ばさみから洗濯物を取る
- ハンカチやタオルを畳む
- 服を畳む
また、お手伝いができたら「できたね」「すごいね」などの声かけで達成感や、自分でやる、やりたいという自立心も養われます。ママにやってもらうのを待つ子よりも、自分から進んでやる子に育ってほしいですよね。
そして、お手伝いをしてもらう中で、家事のやり方を教えたり、一緒に経験して喜んだり、ありがとうを伝えたり…コミュニケーションもとれ、信頼関係も深まります。
小さい頃からお手伝いをしていれば、成長にあわせてできることがどんどん増えますし、家事に慣れておくことで大きくなって一人暮しをする時も安心ですね。
- 親子の信頼関係が深まる
- 基本的な生活力がつく
- 自立心が養われる
- 達成感を味わえる
お手伝いの効果は抜群のようですが、子供にやる気がないとお手伝いをしてもらえないですよね。次はやる気をアップさせる工夫をみてみましょう。
やる気をだしてもらう工夫
手伝って!と言ってすぐ手伝ってくれる子ならいいですが、そうもいかないですよね。子供がお手伝いしたい、とやる気を出してくれる工夫も必要かもしれません。
ご褒美シール
お手伝いをしてくれたら、「台紙に子供の好きなキャラクターなどのシールを貼る」というのもやる気アップにおすすめ。シールがもらえるだけでなく、シールが増えていくことで、これだけがんばった!と振り返ることができます。
台紙はネットで「ご褒美シール 台紙」と検索すると、無料で印刷できる物がすぐ見つけられますよ。お母さんの手作りでもいいですよね。
お手伝い用エプロン
大人も仕事用の制服などを着ると、気持ちが切り替わって、さぁやるぞ!という気になったりしますよね。子供にお手伝い用のエプロンを用意してあげるのもおすすめです。
お手伝いの内容は?
お手伝いの内容は、子供のできそうなこと、興味があることなど、どんなことでもいいと思います。
先輩ママたちが幼児の子供にやってもらっていたことをいくつかご紹介します。
- お箸を用意する
- 靴を並べる
- ハンカチを畳む
- テーブルをふく
- 野菜の皮むき
- パジャマの片付け
夏休みにおすすめ!ひんやりデザート作り
夏休みのお手伝いにぴったりなのが、冷たいデザート作り!作る時間と食べる時間。たっぷり楽しめます。
かき氷も夏の定番ですが、ゼリーやアイスも子供が大好きなので、きっとやりたい!と言ってくれるはずです。
お手伝いというより、一緒に楽しむという感覚になるかと思いますが、これをきっかけに料理にも興味を持ってくれるかもしれません。
アイスキャンディ
最近では夏休み前になると量販店や雑貨屋さんに、冷たいデザートをお家で作る商品が並びますよね。フルーツやジュースで簡単にアイスキャンディが作れるアイスキャンディメーカーもよさそうです。
フルーツを容器に入れるのは、子供でもとても簡単にできますよね。好きなフルーツを好きなように、時にはつまみ食いをしながら、入れてもらいましょう。
こちらの商品は、溶けてきたアイスをちゅーっと吸う口もついていて、子供にぴったりです。
ゼリー
あまり冷たいものばかり食べるのもお腹が冷えてしまいます。ゼリーなら適度にひんやり。プルプル。おやつにぴったりですよね。
↑こちらは熱湯にとかして混ぜて冷やすだけ!とっても簡単です。子供に混ぜてもらったり、火傷が心配な時は型に入れるのを手伝ってもらってもいいですね。
子供にフルーツを入れてもらうのもおすすめです。子供に人気のぶどう味はいかがでしょう?
その他
デザートを食べ終わったあと、お皿を運ぶ、テーブルを拭くなどのお手伝いもできますね。
もうひとつおすすめなのが、食器洗いのお手伝い。水を使うので、子供も楽しくできます。洗剤で洗うのは泡で見えにくく汚れが残ってしまったり、難しいかもしれません。食器をすすぐことなら、泡がなくなるのが目で見てわかるので、幼児でもやりやすいですよ。
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その2.お風呂プールでひんやり過ごす
ここ数年、夏はどんどん暑くなっている気がします…。気象庁によると2018年、東日本では平均気温プラス1.7℃と統計開始以降最も高くなったそうです。
日中最高気温も2018年7月23日、埼玉県熊谷市で41.1℃を記録。(歴代全国1位)
家の中にいても冷房をつけないと熱中症になってしまうような暑さ。お母さんたちの願いはできるだけ涼しく過ごしたい!子供たちは思いっきり遊びたい!
となれば、一番のおすすめの過ごし方はお風呂プールです。近所のプールに行くのも、水着や着替えの準備や、暑い中の移動、疲れて帰ってくる帰り道のことも考えるととても大変。
にぎやかなプールでワイワイ遊ぶのはthe夏休みといった感じで、子供に体験させてあげたいですよね。イベントとして行くのはいいと思いますが、毎日通うのは難しい…。たくさんの人が入るので、まだ小さい幼児のうちは特に感染症なども心配です。
夏の気になる感染症に関してはこちらの記事をご覧ください。
お風呂プールなら、移動なし、準備もほぼなし、感染症も気にならず、お家で涼めて子供も疲れてくれます。あせも予防にするお母さんも多いようです。
そんなお風呂プールの遊び方や注意点、おすすめグッズなどをご紹介します。
お風呂プールの遊び方
お風呂の浴槽に水をはって、プールがわりにしちゃおう!ということなのですが、水温や水の量など、どれくらいがいいのでしょうか?
水温
今日はすごく暑いから!といって、冷たい水にするのはやめておきましょう。外ならお水も温かくなりますが、室内ではそうもいきません。
冷たい水は子供の体温をうばってしまいます。お湯を足したり、温度調節をしてぬるめの水温にしましょう。
ちなみに、本物のプール(室内)では、29℃~31℃が適温とされているようです。2歳くらいまでは自分で熱を作る能力が低いそうなので、 もう少し高めの32~33℃くらいがいいようですよ。
水の量
お風呂プールで遊ぶとき、先輩ママたちは10㎝~15㎝くらいの水の量にしているようです。子供が浴槽で座った時に太ももが浸かるくらいでも楽しく遊べます。初めは10㎝前後の少な目の水で遊んでみて、様子を見て調節するといいですね。
子供は10㎝の水で溺れる可能性がある、といわれています。毎日お風呂プールで遊ぶ場合、水道代も気になりますよね。水の量はできるだけ少なくしておいた方がよさそうです。
時間
遊ぶ時間の目安は30分~1時間。水量は少なくても、やはり水遊びは体力を使います。いつもよりはしゃいでしまいますしね。2歳くらいまでは20分程度を目安にしましょう。
時間は目安なので、子供の様子を見て、あまり長く遊びすぎないように、時間管理をしてあげましょう。
- 水の温度は29~31℃
- 水の量は10cm程度
- 遊ぶ時間は30分~1時間
子供の成長や体力に合わせて調整する
油断大敵!しっかり見守って
お風呂プールは水の量も少ないし、慣れた場所だからちょっと隣の部屋で洗濯物を畳んじゃおう。声が聞こえてれば大丈夫でしょ。
…なんて、やってしまいがちかと思いますが、目を離さず見守ってあげましょう!
溺れる
先程の水量のお話でも触れましたが、子供は10㎝のお湯でも溺れてしまいます。鼻と口がふさがるだけのお水があれば溺れる可能性があるそうです。
また、溺れる時、わぁ!とかバタバタ騒ぐ音が聞こえるかと思いますよね。でも実際溺れる時は、何があったのかわからず、静かに沈んでいくそうです。これは“本能的溺水(できすい)反応”と言われています。詳しくはこちらのサイトをご覧ください。参考にさせて頂きました。
水を吸い込む
溺れなくても、水を吸い込んでしまった!という時も注意が必要です。
乾性溺水(かんせいできすい)、二次溺水(にじできすい)という現象があります。水を吸い込んでしまったことにより、窒息したり呼吸困難になることもあるそうです。
乾性溺水とは、肺に水が入らなくても水を吸い込んだ刺激で気道がけいれんを起こして窒息してしまう現象です。
二次溺水とは、水を吸い込んだことが原因で肺に体液が溜まる現象です。
引用:lifehacker 子供の「二次溺水(乾性溺水)」について親が知っておくべきこと
二次溺水は、水遊びをやめて数時間経ってから症状がでることもあるそうです。呼吸困難や眠気、咳、嘔吐の症状があったりいつもと違うぐすり方をしたら病院に受診しましょう。
水遊び中に別の部屋にいて目を離していたら、子供が水を吸い込んでしまったことに気がつかない場合もありますよね。そうならないように、しっかり見守ってあげることが大切です。
水遊びにおすすめグッズ
お風呂でパシャパシャするだけでも気持ちいいですが、水遊びグッズがあるともっと楽しいですよね!いくつかおすすめの物をご紹介します。
水鉄砲
やっぱり水遊びといえば水鉄砲!こんなにかわいい水鉄砲もあるんです。
卵を割ると出てくるアヒルさん。浮かべるだけでもかわいいですが、水鉄砲になってるんです。卵の殻も浮かべたり、シャワーのようにして使えます。いろんな遊び方ができるので、飽きずに遊べるのもいいところ。
夏休みだけでなく長く使えるおもちゃもおすすめです。
水風船
プニプニボヨボヨ。感触が面白い水風船。子供もきっと夢中になります。
一気に30個以上作れるすごい水風船もありますが、それはもう少し大きくなってからや、大人数で遊ぶときの方がよさそうです。
お肌に優しい天然ゴムを使っているこちらの水風船。個数を決めて、遊ぶのがおすすめです。
その他
子供ってなんでもおもちゃに変えてしまいますよね。特別に新しく買わなくても、おうちにあるきれいな色のビンやガチャガチャの殻などでもきっと楽しく遊んでくれます。
身近にあるものを使って水遊びグッズを作ってみるのもおすすめです。
こちらはマヨネーズの容器やペットボトルを使って子供と作れる水遊びグッズの動画です。↓
その3.絵本でのんびり過ごす
外が暑くて公園に出掛けられない…お風呂プールに入ってもまだ元気な子供についていけない…そろそろお昼寝をしてほしい!そんな時、絵本を読もう、と誘ってみてはいかがでしょうか?
おひざで抱っこで読んであげれば、子供も安心感が増し、絵本をのんびり楽しめますよ。
また、絵本を読むと物語に触れて想像力が増したり、知的好奇心を刺激します。子供とのコミュニケーションもとれますし、いいことたくさん。
そんな読み聞かせの効果や方法に関してはこちらの記事で詳しくチェックしてみてください。
絵本を探す時間も子供と楽しめば、数時間過ごせますね。では、絵本の探し方や夏におすすめの絵本もご紹介します。
本屋さんへGo!
絵本と言えば本屋さん。絵本コーナーに、子供用のテーブルや椅子が置かれて絵本を試し読みできたり、読み聞かせのイベントがあるお店もあるようです。近所のお店の絵本コーナーの様子やイベント情報をぜひチェックしてみてください。
図書館とは違って、新しい絵本や、おすすめの絵本が分かりやすく並べられているので、子供が好きな絵本や面白そうな絵本を探しやすいかもしれません。
- 絵本コーナー
- 気になる本が探しやすい
- 読み聞かせイベントがあることも
- 涼しい
図書館へGo!
絵本を買うとなると、意外といい値段するんですよね。図書館に行けば無料でたくさん借りられます。
ここでちょっとおすすめしたいことが。本を借りる時、子供の図書カードをまだ作っていないなら、ぜひ作ってあげてください。
子供って、カードが好きですよね。小さいうちからお母さんのお財布を開けて、カードを出して遊びたがり、気づくとあれ?どこ行った?となることもしばしば。
自分のカードがあると、すごく喜ぶと思います。カードを自分で出して本を借りたり、夏休みの間に借りた絵本の記録にも便利です。
図書館の読み聞かせなどのイベントもぜひチェックしてみてください。涼しい図書館で同じくらいの年のお友だちと楽しむ読み聞かせも、いい時間の過ごし方になります。
- 無料で借りられる
- 本の種類が多い
- 読み聞かせのイベントがあることも
- 子供用カードを作ろう
- 涼しい
ネットを使って本を探そう!
絵本が好きな子なら自分で絵本を選んでくれますが、本屋さんや図書館に行っても走り回ったり、遊び始めてしまったり、ゆっくり選んでいられない!
本の数がありすぎてどれが面白いかわからない…選べない…ということもあるあるですよね。そんな時はネットで注文やお家で下調べをしてから行くのがおすすめです!
最近は、図書館や本屋さんで検索できるパソコンや機械が置かれているので、読みたい絵本の題名を入力すれば、探すのが楽になります。
目が離せなくって、いつも慌ただしくなっちゃうの。
お店の方や司書さんに探してもらっている間に、子供が見つけた本や、直感で気になる本も手に取ってみるといいですね。
こちらの記事でおすすめの絵本を紹介しているので、参考にしてみてください。
夏休みにおすすめ絵本
最後に夏休みに読みたい絵本をちょっとだけご紹介!
すいか!
孫がおじいちゃんのすいか畑に遊びに行ったときのお話です。パリッパリリーンなど音の表現も面白いので、5歳向けとありますが、幼児でもきっと楽しめます!
読んだ後はスイカを食べたくなっちゃうので、次の日の予定はスイカを食べるに決まりです!
おおきなおおきなきいろいひまわり
この絵本、初めて読むとわぁすごい!って言っちゃいます。
ひまわりが種からお花になる様子もよくわかるので勉強にもなります。一枚一枚のページがひまわりの花びらになっていて、すべてめくると、“おおきなおおきなきいろいひまわり”が咲くんです!
夏にぴったりのひまわりの仕掛け絵本。おすすめです。
まとめ
- 幼児との夏休みのおすすめの過ごし方
- お手伝いで有意義に過ごす
- お風呂プールでひんやり過ごす
- 絵本でのんびり過ごす
- 時間にあまり追われない夏休みは子供のお手伝いをゆっくり見守ることができる
- お手伝いはやる気を出す工夫をしながら楽しくできることからやってみる
- 炎天下で外にいけなくてもお風呂プールならお家で手軽にクールダウンできる
- お風呂プールは水温約30℃、10㎝前後の水量でしっかり見守って楽しむ
- 絵本は涼しい場所で子供とゆったりした時間を楽しむことができる
- ネットなどで気になる絵本をチェックして本屋さんや図書館で絵本を探す
長い夏休み、イベントがない日の方が多いですよね。そんな日常に楽しめる3つの過ごし方をご紹介しました。
毎日にぎやかで、大人も疲れてしまうことも多いかと思います。でも、子供とたくさんの時間を過ごせる夏休みは幼児の頃だけかもしれません。
子供のウキウキワクワクにつられて、大人も時には童心に帰って、一緒に楽しく過ごしましょう。素敵な夏休みになりますように。