授乳中は母乳をあげている分、食欲旺盛になるママが多いと思っていませんか?実は、そうでもないんです。胸が張って苦しかったり、疲れや睡眠不足で食欲がなくなってしまうママもいます。
そんなときに食べられるのが、お茶漬けだったりします。するすると食べられるので、食欲がないときにぴったりです。でも、授乳中は赤ちゃんに栄養を届けないといけないから、お茶漬けだけでもいいの?と不安にもなりますよね。
そこで今回は、授乳中にお茶漬けぐらいしか食べらないけど、問題はないのかを調べてみました。この記事を読んで、不安をとりのぞいてくださいね。
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授乳中お茶漬けだけじゃダメ?
私、今授乳中なんですけど、食欲がなくてお茶漬けぐらいしか食べられないんです…。これって問題ないのでしょうか…?
授乳中でもお茶漬けが食べられるなら、問題ありません。「お茶漬けぐらいしか」と思いますが、お茶漬けは結構優れた食べものなんですよ。
- 白米が食べられる
- 水分が摂れる
- 体が温まる
- 作るのが簡単
- 食べやすい
白米が食べられる
授乳中のママは、栄養不足におち入りがちです。やっぱり栄養が足りないと、母乳の出は悪くなってしまいます。しかし、白米を食べることで栄養不足を補(おぎな)うことができます。
炭水化物は体を動かして温める働きがあり、たんぱく質は血液や筋肉を作る働きがあります。たんぱく質によって作られた血液が、炭水化物によって温まった体内を巡り、血流を良くします。
白米を食べれば、こんなにもたくさんの栄養素を摂ることができます。
水分が摂れる
母乳の80%以上は水分からできているので、水分を摂る量が少ないと母乳の出が悪くなります。赤ちゃんは、1日約1L母乳を飲むと言われています。そのため、ママは1日約3Lの水分が必要になります。
お茶漬けを食べれば必然的に、水分も摂ることができます。同じ白米のおにぎり1個を食べるなら、お茶漬け1杯を食べたほうがいいですね。
体が温まる
母乳は血液から作られているので、血液の流れを良くする必要があります。お茶漬けは、お湯をかけたり温かいお茶をかけたりしますよね。
温かいものを食べれば体を温めることができて、血の巡りを良くできます。血の巡りが良くなれば、血液で作られている母乳の出は良くなります。
作るのが簡単
赤ちゃんが小さいうちは、生活リズムも安定してないので、いろんな時間の配分がむずかしいです。料理をしている時間があれば、少しでも体を休めたいですよね。
お茶漬けなら材料は少なくていいし、お茶漬けの素を使えばお湯をかければおしまいです。作るのが簡単というのは、うれしいことです。
食べやすい
白米だけだと良く噛んで飲みこまないといけないので、ちょっと食べにくいです。食欲がない時には辛いですよね。お茶漬けなら、水分と一緒に食べるので、サラッと食べやすくなります。
飲みこむときもスムーズに飲みこめるので、食事で感じるストレスを減らすことができます。
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栄養不足解消!アレンジお茶漬け
お茶漬けにもちゃんと栄養はありますが、もう少し栄養がほしいところです。ちょっとした食材を足して、さらに母乳にいいお茶漬けにして食べましょう。
食欲がなくても、サラッと食べられるアレンジお茶漬けをご紹介します。
さんまの蒲焼茶づけ
さんまの蒲焼缶詰めを使えばいいから、ほんとにあっという間に作れちゃうよ。缶詰めだとさんまが丸ごと入ってるから、カルシウムやDHA、EPAが摂れるよ。授乳中には摂りたい栄養素だね。
引用:永谷園
◉材料(1人分)
・ご飯…100g
・お茶づけ海苔…小袋1
・さんまの蒲焼…1切れ
・お湯…150ml
・あさつき(お好みで)…適量
◎下準備
・さんまの蒲焼は3等分にする。あさつきはみじん切りにする。
→詳しいレシピはコチラ
さんまの蒲焼茶づけ
ひじきの煮物茶づけ
ひじきには、カルシウムが牛乳の約12倍、マグネシウムがアーモンドの約2倍も含まれているのよね。カルシウムやマグネシウムは授乳中に不足しがちだから食べて摂れるのはいいよね。
お惣菜や作り置きしたひじきの煮物でいいから、すぐに食べられるよ。
引用:永谷園
◉材料(1人分)
・ご飯…100g
・梅干茶づけ…小袋1
・ひじきの煮物(惣菜)…適量
・お湯…150ml
→詳しいレシピはコチラ
ひじきの煮物茶づけ
豆腐茶づけ
お豆腐には良質なたんぱく質が豊富だよね。授乳中は、たんぱく質も減っちゃうから、積極的に摂ったほうがいいよ。調理も火を使わないレンジ調理だから、暑い時期にもおすすめだね。
引用:永谷園
◉材料(1人分)
・ご飯 …100g
・絹ごし豆腐…60g
・お茶づけ海苔…小袋1
・かつお削りぶし…適量
・お湯…150ml
→詳しいレシピはコチラ
豆腐茶づけ
油揚げとしょうがのぽかぽか豆乳茶漬け
油揚げと豆乳は大豆から作られているからね。大豆はたんぱく質が豊富で授乳中に摂るのは最適よね。それに、しょうがやねぎは体を温めてくれるから、血行が良くなって母乳の出が良くなるよ。
引用:永谷園
◉材料(1人分)
・油揚げ…15g
・豆乳…150ml
・ご飯 …100g
・しょうが…小さじ1
・青ねぎ…適量
・梅干茶づけ…小袋1
◎下準備
・油揚げを1cm角に切る。しょうがをすりおろす。青ねぎを薄切りにする。
→詳しいレシピはコチラ
油揚げとしょうがのぽかぽか豆乳茶漬け
刻み薬味茶づけ
みょうがは血流を促進してくれるんだよ。しかも大葉には、鉄とビタミンCが含まれてるしね。ビタミンCが鉄の吸収を助けてくれるから、授乳中に不足しがちな鉄分も効率よく摂れるよ。
何よりさっぱりしてるから、食欲増進効果もあるんだよね。
引用:永谷園
◉材料
・ご飯 …100g
・さけ茶づけ…小袋1
・みょうが…適量
・青じそ…適量
・お湯…150ml
→詳しいレシピはコチラ
刻み薬味茶づけ
お茶漬け生活 気をつけたい3つのコト
お茶漬けぐらいしか食べられなくても、だいぶ栄養が足りてきました。でも、授乳中にお茶漬けを食べる時には気をつけたいコトが3つあります。
ご飯は白米にする
少しでも栄養を摂りたいと思って、ご飯を白米ではなく玄米や胚芽米(はいがまい)などにしてお茶漬けを食べているママがいるかもしれません。でも、授乳中に食べるご飯は白米にしてください。
玄米や胚芽米は消化がされにくく、授乳中に食べるとおっぱいが張ったり、乳腺が詰まり母乳の出が悪くなる原因になります。授乳中のお茶漬けで食べるご飯は白米にして、玄米や胚芽米は控えるようにしましょう。
白米が母乳にどれだけ良いのか、授乳中の玄米は控えたほうがいい理由など詳しく載っているのでご覧ください。
栄養のある水分を摂る
先程お話しましたが、母乳は水分が80%以上です。ほんとは、食べものから水分を摂りたいですが食べられないとむずかしいですよね。お茶漬けから摂れるといっても限られています。
そこで、足りない水分を補給する際には、お茶漬けで摂れない栄養がある飲みものを飲んで補いましょう。食べものは喉を通らなくても、飲みものならそこまで無理をせずに栄養補給することができますよね。
こちらでは、母乳にいい栄養のある飲みものが載っているのでご覧ください。
ストレスを溜めない
産後ママの心はとっても不安定です。授乳中の食事も、赤ちゃんのために栄養があるものを食べなきゃいけないけど、お茶漬けぐらいしか食べらない…。と、いつもなら気にならないこともなんだか気にしすぎてストレスに感じてしまいます。
お茶漬けにも栄養はあるし、口から食べられているだけでも十分です。ストレスを溜めると、母乳を出すためのホルモン「オキシトシン」が減ってしまい母乳の出が悪くなります。
毎日、食べなきゃいけないと思いながら生活するのは、かなりのストレスですよね。「お茶漬けなら食べられる!」と、気持ちを切り替えて、なるべくストレスは溜めないようにしましょう。
自分ケアについてが詳しく載っているから、時間があるときにでも読んでみて。
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まとめ
- お茶漬けぐらいしか食べられなくても問題ない
- お茶漬けは優れた食べもの
- お茶漬けにちょい足しして栄養不足を解消する
- お茶漬けは白米で食べる
- 水分は栄養のある水分を補給する
- お茶漬けなら食べられるとプラスに考えストレスを溜めない
「お茶漬けぐらいしか」と思いますが、お茶漬けは食欲がない時でも食べられる、とても理にかなった食べものです。無理に食べることでストレスを感じて母乳の出が悪くなるほうが、赤ちゃんにとってはよっぽど悪影響になります。
ただ、栄養不足になるのは確かですよね。なのでその悩みを解決するために、ちょい足ししたお茶漬けで栄養をつけてください。好きなものを好きなだけとは言えませんが、少しでも食欲が湧くように工夫をしてみてくださいね。
赤ちゃんが健康に育つことはもちろんですが、ママの体や気持ちが健康であることが一番大切です。
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