赤ちゃんと外出するようになると必要になってくるのが抱っこ紐です。
よく見かける人気のある抱っこ紐は海外ブランドのもので、体の大きな海外基準になっていることが多いようです。
平均的な日本人の女性の身長は158cm前後と言われていますが、実際に150cm以下の小柄なママもいますよね。そんなママたちは抱っこ紐を選ぶにもいろいろと心配な点があるでしょう。
特に小柄なママにはサイズが合わなかったり、使いづらいものが意外に多いですね。
今回はそんな小柄ママでも使いやすい抱っこ紐とおさえておきたいポイントについて紹介します。
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サイズの合わない抱っこ紐を選ぶと
デザインや流行りだけで海外製のものを選ぶと、体にフィットしないので肩こりや頭痛の原因になります。
海外製のものは、もともと体の大きなママを基準に作られているので、日本人の中でもなおさら小柄なママにはサイズが合うわけがありません。肩紐が落ちたり、腰ベルトがぶかぶかで不安定だったりで、体にフィットしないので快適に使うことができません。
日本人と外国人の身長比較
街中で外国人に会うと、欧米人は身長が高く、東南アジア諸国の人たちは身長が低いイメージがあります。
※この表はWikipediaのList of average human height worldwideを参照にしています。
このように数字で見るとイメージ通りですね。表内で一番平均身長の高いオランダ女性と比べると、日本女性は約10cmも低いです。これらを踏まえると、外国人の平均的なママに合わせた抱っこ紐は、例えステキでも日本人女性に合うかどうかは、、難しい所があるのかもしれませんね。
では、小柄のママが使いやすい抱っこ紐について調べてみましょう。まずは、小柄ママの声を集めてみました。
小柄ママの声
146センチ、小柄な私の抱っこ紐 どれがいい?
回答
- 子供4人、4人とも布製のスリングで育てました。
身長155cmです。
布製のスリングは、自分で長さやフィット感を調節できますし、とても丈夫ですよ。
気軽にお洗濯も出来ます。
長く垂れた布は、暑い日は日よけに、寒い日は風除けになります。
個人的にはピースリングさんの所のものが良いと思っています。- 148センチ普通体型で、3ヶ月の子供がいます(ちなみに173センチの主人も使っています)。
私は産まれてから買ったのですが、ベビービョルンの抱っこ紐を選びました。
新生児から付属品無しで使えて(縦抱きのみ)、私には腰が楽だったからです。
赤ちゃんを高い高い状態にして抱っこ紐に入れなければなりませんが、慣れると苦じゃありません。- 146cm/41kg/ベビー7ヵ月です。
縦抱っこ・おんぶができる腰で支えるタイプの抱っこ紐を希望、
いろいろ悩んで、探して、結局アップリカのベルトフィットコランに。
エルゴやマンジュカ、BOBAは、小柄にはイマイチ。
私はなで肩すぎて、コランでも時々肩紐がおちてしまいますが~
コランは、小柄向きという以外に、小さくたためる・洗濯してもすぐ乾く、というのも現在重宝しています。- 身長149cmです。
義母からエルゴをお祝いで贈りたいと言われ、お願いしました。
152cm~となっているようですが、今のところ特別な問題はありません。
長時間の移動が無いからかもしれませんが…。
夫とともに使えるので重宝しています。
引用:発言小町
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小柄なママの使いやすい抱っこ紐
ママの口コミで上がった抱っこ紐を紹介します。
ピースリング
スリングは新生児から3歳位(15〜16kg)までの赤ちゃんを抱っこすることができる袋状の抱っこ紐です。
2001年に スリング専業メーカーとしてスタートしたピースリングは、その先進的なファッション性と日本のものづくりによる安心性により世界のセレブリティに愛用され続けている日本のブランドです。
ベビービョルン
ベビービョルンは1961年の設立で「小さな子供たちを持つ両親の日々の生活を楽にすること」をモットーに製造を続けているスウェーデンのブランドです。
コンパクトで操作が簡単なことから、まだ使い方に慣れていない1本目の抱っこ紐として、多くのママに選ばれています。
小柄なママでも使いやすいサイズ感になっています。
アップリカ
アップリカは日本で1947年創業以来、「赤ちゃんの笑顔をもっと見たい」をコンセプトに赤ちゃんが「気持ちいい」「楽しい」と感じてくれる製品を販売するメーカーです。
先ほど紹介されたベルトフィットコランはすでに販売終了となっています。現在はコランハグライトとコアラを販売しています。
長時間抱っこしても負担がかかりにくい日本人の女性の体型に合わせた設計で、ママだけでなく赤ちゃんにもやさしく作られています。
・コランハグライト
・コアラ
エルゴベビー
エルゴベビーは2003年にハワイ・マウイ島で誕生しました。抱っこをする人と、赤ちゃんのための「動きやすさ」「快適性」を追求したデザインは、50か国以上で販売されています。
その他の抱っこ紐
やはり、小柄なママは日本製の抱っこ紐が一番良いと思います。最近では日本製の抱っこ紐でもおしゃれで品質の良いものがたくさんあります。日本製の抱っこ紐を他にも3つ紹介します。
おさえておきたいポイント
抱っこ紐って、実は背が低いと合わないブランドが多いんです。ぶかぶかだと、使いづらいのはもちろん、赤ちゃんがすり抜けて落ちてしまいそいうで心配です。デザインや金額だけで選ぶのではなく、体型に合った抱っこ紐を選びましょう。
赤ちゃんがぴったりママの体にくっついているとラクに抱っこできますよね。抱っこひものサイズが体に合っていないものを使うと、赤ちゃんとママの距離が離れ、すぐ疲れたり、肩がこったりします。
①体にフィットするか試着をしてみる
細身で小柄なママは肩紐がずり落ちてこないか、腰ベルトが緩んでこないかどうか試着をしてみるといいでしょう。
同じ抱っこ紐でも体格や身長によって合う合わないが出てきます。長い時間の抱っこは予想以上に大変です。自分の体への負担が少ない抱っこ紐であることが小柄ママには特に大切です。
赤ちゃんを実際に入れてみて試してみるのが間違いのない方法です。
②ある程度の調整ができるもの
抱っこ紐は子どもが歩き始めれば使わなくなるのでなるべく1本ですませたいと思っているパパやママは多いです。
小柄ママも大柄パパも一緒に使えるようにフリーサイズで調整ができるものを選ぶようにしましょう。また、パパが抵抗なく抱っこ紐を着けられるようなデザインやカラーを選ぶのもポイントです。
最近は抱っこ紐をして赤ちゃんを抱いているパパをよく見かけます。でも、体格に差があるママとパパの場合は毎回肩紐や腰ベルトを調整しなくてはならないので調整が簡単にできるものがいいです。
パパママ専用の抱っこ紐を用意する場合
特に、小柄なママや、パパとの体格差があるママは自分専用抱っこひもを1本持つのもよいでしょう。サイズ調整がとても面倒臭いというパパやママも自分用があると便利です。
実際には、ママが小柄な場合は出産前に用意しておいた抱っこ紐が使いづらくて新しいものを買って、そちらをパパ用にしたという声も結構あります。
③コンパクトにまとめられる
持ち歩くときにコンパクトに収納できるといいですね。外出先で赤ちゃんを抱っこしていない時に、ぶら下げているのは危ないので簡単に収納できると便利です。
まとめ
- 小柄なママはデザインや流行りだけで選ぶと、体にフィットしなくて肩こりや頭痛の原因になる。
- 小柄なママの使いやすい抱っこ紐
- ピースリング
- ベビービョルン
- アップリカ
- エルゴベビー
- その他(sun&beach・CUSE BERRY・napnap)
- おさえたいポイント
- 体にフィトするか試着をしてみる
- ある程度の調整ができるもの
- コンパクトにまとめられる
抱っこ紐を選ぶ場合は、自分の体にあったものを選びましょう。今回は小柄なママの抱っこ紐の選び方について紹介してきましたが、体型は人それぞれです。体に合わないものを我慢して使っていると肩がこったり、腰が痛くなったり、頭痛がしたりと体が悲鳴をあげてしまいます。
身長の低いママも身長が高いママも自分にあった抱っこ紐を使えば、苦痛ではなく楽しく外出することができます。ママの笑顔が赤ちゃんも笑顔にしてくれます。
小柄なママは体力的にも重くなった赤ちゃんを抱っこするのは大変です。パパにお願いをして、一緒にお出かけの時には抱っこ紐を使ってみてもらいましょう。パパも赤ちゃんと密着できてなお一層愛おしく感じると思いますよ。ぜひ、おすすめします。