魚を食べると頭が良くなると言うし、うちの子にも魚を食べさせてあげたいと考えているパパママもいらっしゃるはず。
そんな皆さんに朗報です!実は、子供にも大人にも嬉しい栄養いっぱいのお魚があるんです。
その名も「ぶり」!
今回は、離乳食にぴったりのお魚「ぶり」のオススメレシピをご紹介します。
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ぶりの離乳食レシピ5選
では、なんのもったいもつけず (笑)、早速ぶりを使った離乳食のおすすめ行ってみましょう!
ぶり大根
材料
- ブリ 1匹
- 大根 5センチぐらい
- 醤油 小さじ2
- 砂糖・みりん・酒 小さじ1
作り方はこちら↓
引用:ブリ大根 ☻ 離乳食後期〜完了期,幼児食
ぶりとにんじんのトロトロ煮
材料
- ぶり 15g
- にんじん、キャベツ(合わせて) 30g
- カツオ昆布だし 400cc
- 醤油 0−0.5ml
- 水溶き片栗粉 小さじ1
作り方はこちら↓
引用:離乳食後期 ぶりとにんじんのトロトロ煮
ふわふわ手づかみおやき
材料
- 絹ごし豆腐 80g
- ぶり 30g
- しいたけ 5g
- ひじき 5g
- 片栗粉 大さじ2
- 醤油 小さじ2分の1
作り方はこちら↓
引用:離乳食、ふわふわ手づかみおやき
ぶりと高野豆腐の煮物
材料
- ぶり 15g
- 高野豆腐 25g
- えのき 10g
- 青のり 少量
- 出汁 50g
- 醤油 数滴
作り方はこちら↓
引用:離乳食後期☆ぶりと高野豆腐の煮物
ふわふわ豆腐ぶり団子
材料生ブリ 2切れ(刺身用なら10切れ程度)絹豆腐 3連パックのうちの一つ蕪(好きなお野菜) 中1個乾燥ワカメ(お好みで) 2グラム程片栗粉 大さじ3くらい醤油 5滴お湯(茹でるための) 適量作り方はこちら↓
引用:フワフワお豆腐ブリ団子 離乳食後期
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ぶりはいつから食べられるの?
ぶりは離乳食後期(生後9~11ヶ月)から食べさせるのが良いでしょう。離乳食初期(生後5~6ヶ月)~中期(生後7~8ヶ月)には、淡泊な白身魚を食べさせるのが良いです。
赤身魚を食べさせること自体に問題は無いのですが、ぶりは高脂質&高タンパク。赤ちゃんの肝臓には負担になりやすいのです。初期~中期に赤身の魚を食べさせる場合は、マグロ(赤身)やメカジキなど脂の少ない魚を選びましょう。
離乳食初期について知りたい方はこちら↓
離乳食中期について知りたい方はこちら↓
離乳食後期について知りたい方はこちら↓
離乳食完了期について知りたい方はこちら↓
ぶりを離乳食に使うときの目安量
ぶりを離乳食に使う場合は、1食あたり15~20gにしてあげてください。離乳食後期に差し掛かると、赤ちゃんは1日に必要な栄養の50%以上を食事から取るようになるんんです。
ママのお腹にいたときに蓄えてた栄養が減ってくる時期でもあるので、栄養&鉄分が豊富なぶりはこの時期に最適です。
ぶりを食べさせるときの注意点
- 生のぶり(お魚全般)を食べさせず、必ず加熱する。
- ぶりは時間を置いて食べるとヒスタミン中毒になりかねないので、新鮮なうちに食べる。
- 高タンパクのぶりはアレルギーになりやすいので、少量ずつ食べさせる。
食中毒になる可能性がありますので、お魚を生で食べさせるのは辞めておきましょう。特にぶりの様な赤身の魚は、たくさん食べさせるとヒスタミン中毒になる危険性があります。ヒスタミンは加熱しても無くならないので、加熱したぶりを少しずつ食べさせてくださいね。
ヒスタミン中毒とは?食べた直後から1時間以内に、顔面、特に口の周りや耳たぶが赤くなったり、じんましん、頭痛、おう吐、下痢などの症状が出ます。重症の場合は、呼吸困難や意識不明になることもありますが、死亡事例はありません。
原因となる食品は、ヒスチジンというアミノ酸が多く含まれる赤身魚とその加工品がほとんどです。平成10年から平成25年までに都内で起こった事例では、カジキが原因となった事例が最も多く、マグロ、ブリがそれに続いています。
海外では鶏肉、ハム、チェダーチーズが原因となったこともあります。引用:東京都福祉保健局HP
また、高タンパクのぶりは食べ過ぎるとアレルギーになりかねません。食べ過ぎると余ったタンパク質を処理しようとして、肝臓や腎臓が疲れてしまうこともあります。
アレルギーについて心配な方はこちら↓
栄養たっぷり!ぶりのひみつ
ぶりってどんな魚?
ぶりの旬は11~12月です。春の間に卵を産むので、冬の間は餌をいっぱい食べて脂が乗っているんです。この美味しい時期のぶりを「寒ブリ」と呼んでいます。
ぶりは身以外にも余すところなく食べられるのも魅力のひとつ。無駄が無いお魚なんです。
- 身の部分 ・・・ 塩焼きや照り焼きといった焼き料理に
- 頭やアラ ・・・ ぶり大根やかす汁などの煮物に
- 皮 ・・・ うろこを取ってパリパリに焼くと、良い酒のおつまみに
- ブリカマ(アゴ) ・・・ DHAの宝庫!焼き物、煮物、鍋にもできます。
新鮮なぶりの選び方
近くのスーパーで買えるぶりはほとんど切り身ですよね。切り身の場合は、血合いの色が黒ずんでおらず、つやつやしているものがオススメ。また、切り口にハリがある切り身は、加工されてから時間がたっていない証拠です。
まるまる1尾買う場合は、目が澄んでいて尾ひれが大きく、からだの黄色い縞模様がはっきりしている物を選んでください。ふっくらしていて、えらが鮮やかな紅色のものも新鮮なしるしです。
養殖ぶりは天然のものに比べて脂が多く、全体的に白っぽく見えるのが特徴です。
- 血合いの色が黒ずんでいない
- 皮や身に傷が無くつやつや
- 身に透明感がある
- 切り口にハリがある
ぶりの栄養
ぶりは良質なタンパク質と脂質が多く含まれるお魚です。脂質といっても、不飽和脂肪酸(EPA、DHA、POAなど)という血液をさらさらにしてくれたり、中性脂肪を減らしてくれる脂で、健康に不可欠なんです。
EPA(エイコサペンタエン酸)
血液中のコレステロール(血管に溜まると動脈硬化を引き起こす物質)を減らしてくれます。血液をサラサラにしてくれる優れものです。
DHA(ドコサヘキサエン酸)
脳細胞を活性化する働きがあります。特に青魚に多く含まれていて、「魚を食べると頭が良くなる」と言われている由縁でもあります。
POA(パルミトオレイン酸)
血管へ直接栄養を届けることができる、数少ない脂肪酸のひとつです。血管の壁を頑丈にする働きもあるので、からだ作りには欠かせない栄養素です。
ビタミン
ぶりにはビタミンB群、ビタミンD、ビタミンEも多く含まれています。それぞれ、こんなはたらきがあります。
- ビタミンB群 炭水化物、脂質、タンパク質を代謝するはたらき
- ビタミンD カルシウムの吸収を助けるはたらき
- ビタミンE 老化やがんを防ぐはたらき
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まとめ
- ぶりは離乳食後期(生後9~11ヶ月)以降から食べさせるのがオススメ
- 食べさせて良い量は、1回15~20g程度
- 必ず加熱し、生のまま食べさせない
- 新鮮なものをなるべく早く食べさせるようにする
- ぶりの切り身は血合いが黒ずんでいない、つやつやで切り口がパリッとした物を選ぶ
ぶりには赤ちゃんだけじゃ無く、ママにも嬉しい美容成分がたっぷり。子育て中は良く寝れなかったり、日中もお世話に追われて疲れが取れなかったり・・・お疲れのパパママにこそ、取って欲しい食材です。
お疲れの時はこちらの記事も参考になりますよ。
ぶりを食べて、家族みんなで元気なヘルシーライフを送りましょう!
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