可愛い子供が無事に産まれ嬉しいのも束の間、双子の育児は毎日目が回る忙しさ!荷物も2倍、やることも2倍で特に外出はとっても大変です。出掛けたいけれどベビーカーも二人用は大きめなので行けるところも限定されてしまいますよね。
「ちょっとした買い物や散歩に気軽に行きたい!」「兄弟の送迎に行かなきゃいけない!」「雨の中ベビーカーは使えない!」そんな方にお勧めなのが双子用抱っこ紐です。二人まとめて運べる便利な育児グッズです。
便利だけれど双子の抱っこ紐は数も少なく、価格が安くはないのが現状です。十分検討してから購入をするのが良いでしょう。
また、双子育児の先輩方の中には双子の抱っこ紐を“使わなかった”というママの声もあります。そこで準備の際に押さえておきたいポイント3つをご紹介します!
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準備の際におさえておきたいポイント3つ
ポイント1 いつ頃からの使用がいいのか
産まれてからすぐ使うのか、首が座ったころから使うのかなど生活スタイルによってどのタイプの抱っこ紐にするのかが変わります。
一カ月検診や三カ月検診、兄弟姉妹のお迎えなど、首が座る前に一度でもママひとりだけで子供二人を連れて出掛ける機会があれば『生後すぐから使えるタイプの抱っこ紐』の準備の必要があるかもしれません。
近くにいつも助けてくれる人がいたり、二人同時に抱っこする必要がない場合は『首が座ってから使えるタイプの抱っこ紐』でもいいと思います。
近くに双子ママの先輩がいてアドバイスを貰えたり、抱っこ紐のお下がりが貰える場合は、違う抱っこ紐を買い足して二本で使用しているママもいます。また、一人は抱っこしてもう一人はベビーカーに乗せて併用したりと『その他の選択肢』もあります。
①生後すぐから使えるタイプ(前抱き)
②首が座ってから使えるタイプ(前抱き・前後抱き)
③その他の選択肢
①生後すぐから使えるタイプ
こちらの抱っこ紐は、双子ちゃんが首が座らないうちから兄弟姉妹の送迎がある方、ほぼ一人で育児する時間の長い方にオススメです。抱っこ紐のタイプは、前抱きになります。
近所の買い物や送迎などの短い時間に、二人をサッと抱いて出掛けるのにとても便利です。同時に抱っこでき、お世話ができ、眠りにつかせることも出来ます。二人を平等に見てあげられるのは嬉しいですよね。
②首が座ってから使えるタイプ
こちらの抱っこ紐は、新生児の時期に抱っこ紐はそんなに必要ない、常に誰か協力してくれる人が居る、そんな方にオススメです。抱っこ紐のタイプは、前後抱きも出来て二本に分かれるタイプになります。(一人で前後抱きも出来ます。)
基本的には誰か手伝ってくれる人が居る状態なので一人で二人を抱く必要もないのですが、万が一側に居てくれてる人に助けて貰えない日もあります。一人で二人を抱かなきゃいけなくなった場合を想定して、前抱き&前後抱きすることが出来る抱っこ紐も便利になります。
そしてもう一つ、二人分のベビーキャリアが一体となっている前後抱きの抱っこ紐があります。おんぶパーツと抱っこパーツが腰で融合することが出来て、使わない面はコンパクトにまとめられます。首が座ってから使えるタイプになります。
③その他の選択肢
こちらは抱っこ紐を別の種類二本準備して併用して使ったり、初めから一本だけ準備して、一人抱っこで一人はベビーカーで使ったりします。別の種類併用の場合、バランスが取りにくく、慣れないととても難しいです。周りに双子育児の経験がありアドバイスを貰える方や、誰かが常に協力してくれる場合にオススメです。
雪国の方や住んでいる地域・環境にもよりますが、双子用抱っこ紐を使わない人もいるようです。
ポイント2 耐荷重について
使う抱っこ紐により使用期間が決められていますが、双子の抱っこ紐でとても重要になってくるのが“何キロから使えるのか?また、何キロまで使えるのか?です。
双子の赤ちゃんの平均分娩週数は37週前後と言われており、約半分が小さめに産まれます。ですので生後すぐから使うのであれば何キロから使うことが出来るのか?また、インサート等の使用は可能か?などを調べる必要がでてきます。また、低月齢での分娩をした場合は低身長、低月齢での使用は可能か?も調べる必要があります。
もう一方で、赤ちゃんを二人支えるので双子の抱っこ紐は十分な強度で作られていますが、どの抱っこ紐にも限界はあります。首が座ってから使えるタイプの抱っこ紐だと二人共大きくなっていますので、長時間抱っこしても疲れないか?女性が一人で抱っこしても安定感はあるか?使いやすいか?何キロまで使えるのか?などを調べる必要性が出てきます。
その他に双子の抱っこ紐ではなく別メーカーの抱っこ紐を二本使う場合は、腰と肩に負担がかかる場合があります。安定感はあるか?着用負担は少ないか?肩や腰だけに負担がかかっていないか?バランスは取れるか?痛くないか?等をよく調べ、検討する必要があります。
・何キロから何キロまで使えるのか?
・インサート等の使用は可能か?
・低身長、低月齢での使用は可能か?
首が座ってから使えるタイプ
・何キロから何キロまで使えるのか?
・長時間抱っこしても疲れないか?
・女性が一人で抱っこしても安定感はあるのか?
・使いやすいか?
別メーカーの抱っこ紐を二本使う
・何キロから何キロまで使えるのか?
・二本使っても安定感はあるか?
・着用負担は少ないか?
・肩や腰だけに負担がかかっていないか?
・バランスは取れるか?
・痛くないか?
ポイント3 携帯しやすいか?
双子の赤ちゃんとのお出掛けは荷物が約2倍になります。おむつもミルクもとなると両手も塞がり、本当に大変です。
抱っこしていても暑くなるとぐずるのでベビーカーに降ろしたり、甘えたければ泣いたりするので抱いたり。ベビーカーに乗せていても抱いていても、くるくると機嫌が変わったりします。
そこで、抱っこ紐が持ち運びする際にコンパクトにたためるかもポイントの一つになります。紹介する2つの抱っこ紐はそれぞれコンパクトにたためるタイプになります。
引用:ツインゴー
引用:ベビーラップ
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抱っこ紐の紹介(性能・デザイン・その他)
生後すぐから使えるタイプ(前抱き)
・ウィーゴ ツインベビー キャリア
ママが一番忙しい生後数ヵ月の為の数少ない双子専用抱っこ紐です。二人一緒に抱っこが出来て、スキンシップがはかれます。一緒に寝かすことも出来て、つられ泣きを防ぎます。1,600g以上であれば使えるので低体重児の赤ちゃんでも大丈夫です。二人とも前で抱っこ出来るようになっているので小さな赤ちゃんでも安心です。
産まれてすぐから、7キロ・生後5、6ヵ月まで使えます。
首が座ってから使えるタイプ(前後抱き、前抱き、二本に分かれる等)
・ツインゴー
二人の子供を前と後ろで抱っこ出来て、誰かと二人で使う時は分割できます。作りがしっかりしていて安定感があり、長時間の抱っこも疲れにくいです。コンパクトにまとめることが出来るので、持ち運び出来て旅行等で大活躍です。
生後4カ月以上、20kgまで使えます。(4.5kg以下の赤ちゃんには別売りでインサートの準備もあります。)
引用:ベビーシュガー
・ナップナップふたご抱っこ紐
安全性・安定感が抜群で、肩、腰への負担を減らします。バランスも取りやすく、前向き抱っこ、前後抱っこ、一人抱っこが出来ます。日本人女性の方が実際に双子育児を経て開発に携わったそうです。長期間使えます。
首がすわってから、24ヵ月まで。(小さめのお子様は、ウエストベルト内のポケットにタオルを入れて使用)
引用:ナップナップ
・ファムキャリーツインズ
二人分のベビーキャリーが一体となっている抱っこ紐です。おんぶパーツと抱っこパーツが分かれていて、安全に背負うことが出来ます。まず一人目をおんぶして、抱っこパーツを融合。後からもう一人を抱っこします。片方のみの使う場合は使わない面をコンパクトにまとめることが出来ます。
首がすわってから、三歳まで使用できます。
引用:ファムキャリーツインズ
・ベビーラップ
布一枚で使い方は無限大の抱っこ紐。布の長さや巻き方で前抱き、前後抱き色々出来ます。巻き方に慣れれば新生児からの使用も可能なようです。生地の種類や柄も豊富で、コンパクトにたため持ち運びにかさばりませんし、ユニークな使い方が出来るようです。使用期間は人それぞれのようで、結び方の練習が必要になってきます。
引用:ベビーラップ
双子ママの声
実際に双子を育てているママたちはどうしているのでしょう?先輩ママたちの体験談をみてみました。
・万が一地震が起きて避難をしなければならない。
外は瓦礫の山。または雪の山。
そんなとき抱っこ紐が重宝するでしょうね。・おんぶ&抱っこではダメでしょうか???
おんぶのほうは、割とシッカリめのおんぶ紐。抱っこは、抱っこオンリーの抱っこ紐。
雪が降った場合ですが、路面が完全に固まった状態ならベビーカーでも大丈夫かと思います。
おんぶや、抱っこだと、親がもし転んだ場合、共倒れなので・・・・双子用の抱っこ紐って、前に二人抱っこするのでしょうか?
私は、一人はおんぶ紐でおんぶ、一人は手で抱っこでエレベーターのないマンションの階段を上下していましたが、それも二人がしっかり歩けるようになるまでの1歳3ヶ月頃まででした。
1歳2ヶ月ごろ抱っこ紐で主人と一人ずつ抱っこし、旅行に出掛けたのですがあまりに重いので出先でバギーを買ってしまいました。なので、二人を抱っこできる時期は本当に短いと思うし、(6ヶ月から1歳ぐらいまで!?)長距離の移動は重くて不可能だと思うので、短い距離ならおんぶ紐とだっこでいいのではないでしょうか?一人用のおんぶ紐なら譲ってもらったりして安く手に入るのではないですか?
・我が家ではおんぶ紐と抱っこ紐を同時に使っていました。
エレベーターのない二階に住んでいたので、一人づつ運んでいると、ベビーカーで待機している子が暴れたとき危ないと思ったからです。
それとバスや電車、タクシーに乗るのに双子ベビーカーは邪魔だけど、これだと案外スマートにこなせました。単体の上の子をおんぶ・抱っこしていたときに比べて腰痛がありませんでした。前と後ろに均等に加重があるからかしら。この点、前に二人って言うのは腰につらそうですね。
また紐は一本で抱っこもおんぶもできる兼用タイプだったので、主人と一人づつ抱っこすることができたのでよかったです。
引用:発言小町
そういった事も含めて考えると、購入するより短い期間でベビー用品がレンタル出来たり、少しでも安く中古で手に入るととてもありがたいわ。
メリット・デメリット
生後すぐから使えるタイプ(前抱き)
・生後すぐに使える
・二人同時にお世話が出来る
・同時に泣き止ませたり眠らせたり出来る
デメリット
・価格が高い
・沢山の中から選ぶことは出来ない
・使える期間が短い
首がすわってから使えるタイプ(前抱き・前後抱き)
・長い期間使える
・抱き方が選べる
・バランスが取りやすい
・いくつかあるので検討できる
デメリット
・価格が高い
・すぐには使えない
・付属品の購入が必要かも
・前後抱き、分割出来る“ツインゴー“
その他の選択肢
・双子抱っこ紐を中古で探している方はこちらへ“メルカリ”
・ベビーカーと合わせて使用予定の方、ベビー用品のレンタルはこちらへ“ベビーレンタ”
まとめ
- 準備の際に押さえておきたいポイント3つ
- 生活スタイルによりどのタイプの抱っこ紐にするのか変わる。
- 耐荷重について、何キロから何キロまで使えるのか?
- 携帯しやすいか?コンパクトにたためるのか?
- 抱っこ紐の紹介(性能、デザイン、その他)
- ウィーゴツインベビーキャリア
- ツインゴー
- ナップナップふたご抱っこ紐
- ファムキャリーツインズ
- ベビーラップ
双子ママの声
- メリット・デメリット、価格、その他紹介
- タイプ別にメリット・デメリットがある。
- メルカリやベビーレンタの選択肢もある。
赤ちゃんが二人並んでいるだけで可愛いけれど、育児は可愛いだけじゃないので大変ですよね。双子用抱っこ紐を使用する際には抱っこする時や降ろす時には転倒に十分注意して下さいね。
赤ちゃんを抱っこするだけでママの足腰にはかなりの負担がかかります。調べていると周りの人たちは暖かく、どこに行っても声をかけて助けてくれた。とたくさん書いてありました。周りの皆さんに手助けしてもらって、頑張りすぎないでくださいね。
最後まで読んで頂きありがとうございまいた。