日本の食卓に欠かせない魚といえばサバ!脂がのっていておいしいですよね。
赤ちゃんにも食べさせてあげたい!と思っても、サバアレルギーなども聞くし、ちょっと心配。
調理も大変なのかな?というイメージもあるかもですが簡単に取り入れることもできるんですよ。
おすすめの離乳食レシピをご紹介します。
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おすすめ離乳食メニュー5選
離乳食で使う食材の量って、月齢にもよりますが、ちょっぴり。
なので、魚を食べさせたい時はお刺身がとっても便利なんですよね。一切ずつになっているし、塩などもかかっていない、まさに素材そのもの。
でも、サバにはお刺身がない!
パパが漁師さん!だったらゲットできるかもですが、スーパーには並びませんよね。
一匹まるごと買ってさばくのはすごく大変。どうしたら離乳食に使いやすいのか…。
ということで、まずはおすすめレシピをご紹介♪
離乳食後期(9~11ヶ月)
さば缶煮込みうどん
◎材料(1食分)
- にんじん…ペットボトルの蓋1個分
- 冬瓜…にんじんと同量
- 白菜…にんじんと同量
- 長ネギ…にんじんと同量
- サバ水煮缶…15g
- 普通に茹でたうどん…80~90g
→詳しい作り方はコチラ
うどんの汁でサバもパサつかず食べられるわね!子供が好きな野菜に変えてもいいかも。
豆腐入りサバーグ
◎材料
- 鯖の水煮缶…1缶(150㌘)
- 絹ごし豆腐…150㌘
- 乾燥パン粉…大さじ1~
- 片栗粉…大さじ1〜
- お好みの野菜(人参、青菜など)…適量
- 焼き海苔…適量 完了期
→詳しい作り方はコチラ
固さの調節、冷凍保存ができるレシピよ!手づかみ食べにもぴったり!
冷凍分は野菜スープの具にしてもいいかも。
パン粉がなかったから片栗粉と焼き海苔を多目にして焼いてみたら固まったけどだいぶやわらかめ。
味はばっちりだったみたいで、子供はテーブルに置いた瞬間、手で掴んで食べてくれました!笑
離乳食完了期(12ヶ月~18ヶ月)
さばご飯
◎材料
- 軟飯90g
- さば1/4切れ
- 白すりごま小1
→詳しい作り方はコチラ
お手軽なのがさばご飯!サバを茹でて調理するから、生臭さが気にならないかも。ゆで野菜をプラスしてもいいわね。
サバのトマト煮風
◎材料
- 玉ねぎ…半分
- トマトピューレ(coopで購入)…1パック100g
- coopひじきドライパック…大さじ2
- 冷凍カットほうれん草(coopで購入)…お好みで
- coopさばの水煮缶…1缶
→詳しい作り方はコチラ
トマトの酸味でよりサバが食べやすいわね。缶詰めや冷凍野菜を使うと本当に簡単!
安心安全にこだわった食材宅配サービスには、すぐ使えるお手軽食品もいろいろあります。
離乳食向けに冷凍した野菜などは本当に便利!気になる方はこちらの記事をどうぞ。
サバ缶で作るトマトスープ
◎材料
- 鯖缶…1缶
- トマト水煮…1パック(1缶)
- 人参…1本
- ジャガイモ…2個
- 玉ねぎ…1個
- キャベツ…3枚
- 茄子…1本
- かぶ…1個
- アスパラガス…3本
→詳しい作り方はコチラ
スープにすれば、サバ缶の塩分がちょうどいい味付けに。野菜のお出汁とサバの出汁で旨みも栄養もたっぷり!
子供には野菜もたくさん食べてほしいですよね。かさ張る野菜の買い物は食材宅配サービスを使うのもおすすめ!
野菜にこだわった食材宅配サービスをまとめてみました。ぜひご覧ください。
離乳食にはサバの水煮缶が便利
おすすめメニュー、いかがでしたか?あなたもお気付きになったと思います。
5つのメニューの内、4つのメニューにサバの水煮缶が使われていたことを!
最近話題になり、テレビで取り上げられたりもしていましたね。
水煮缶も表示をよく見て原材料がサバ、食塩だけの物を選びましょう。水煮かんは味付けを変えたり、アレンジもできて便利よ。
水煮缶ならそのままあげていいの?
- 塩抜きをする
- 骨やヒレを取り除く
骨は噛むのが上手になったら細かくしてあげてもいいかもしれないわ。カルシウムもとれるし。
原材料がシンプル、といっても缶詰めは保存食。そのままだと、塩分が濃すぎることがあるので、離乳食には塩抜きしてから使いましょう。
またサバ缶の骨は、大人ならそのまま食べられますが、赤ちゃんは噛めなかったり、そのまま飲み込んでしまうことも。
できるだけ取り除いてあげましょう。
- サバをほぐしザルにのせる
- お湯に浸すorお湯を回しかける
塩抜きで完全に塩分が抜けるわけではないので、気になる方は量を少な目にしたり、1才以降にあげてもいいかもしれません。
1才になると大人の1/3~1/2程度の塩味が目安と言われています。
いつから食べていい?
サバなどの魚はたんぱく質源となる食材。離乳食を食べ始めて、徐々に消化機能も発達してきます。たんぱく質を消化するのは赤ちゃんにとって大変なことなんです。あげる時期や量はなるべく守りましょう。
では、いつ頃からサバをあげてもいいのでしょうか?魚の食べ進め方から確認しましょう。
魚の食べ進め方
サバなど青魚はアレルギーがでやすい魚です。
胃腸の働きがよくなり、からだの抵抗力もついてくる離乳食後期(カミカミ期)に食べてよいとされています。
この頃になるとアレルギーの症状も重症になりにくいそうです。
ただ、白身魚でもタラは注意しましょう!アレルギーがでやすいとされている魚なので、1才を過ぎてからがよいとされています。
タラについてはこちらの記事で詳しくまとめていますので、ぜひどうぞ!
サバは離乳食後期頃から少しずつ
↑ちなみにさばの水煮缶(塩抜き前)の15g、20gはこれくらい。少し分かりにくいかもしれませんが…。
サバは離乳食後期(カミカミ期)から食べてOKとされています。
ただ、サバは青魚の中でも特にアレルギーを心配されるので、離乳食完了期(パクパク期)、1才以降からとしていることもあります。
白身魚や赤身魚にもすっかり慣れて1才頃になったらあげるようにすると安心かもしれませんね。
初めて食べるときは小さじ1くらいから始めて、少しずつ量を増やしていきましょう。
何かあっても病院に行けるように、午前中にあげるのがベストです。
離乳食後期 カミカミ期とは?
- 9~11ヶ月ころ
- 舌が上下左右に動くようになる
- 固さの目安:歯茎でつぶせる固さ(バナナくらい)
離乳食完了期 パクパク期とは?
- 12~18ヶ月ころ
- 舌が自由自在に動かせるようになる
- 固さの目安:歯茎でかめる固さ(肉団子など)
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生のサバで気をつけたいこと
サバの水煮缶ではなくて、生のサバを調理して、離乳食に使うことももちろんできます。
ただ、アレルギーの他にもサバにはちょっとやっかいな面が…。
サバアレルギー、かと思いきや、ヒスタミン中毒だったということがあるんです。また、食中毒の原因でよく聞くアニサキスという寄生虫がいることも多いんです。
ほんとに子供にあげて大丈夫かな、と心配になるかもしれません。でも知っていれば対策ができますよ。
サバの食物アレルギー
サバのたんぱく質に対して、体の肥満細胞からヒスタミンを出すことでアレルギーが起こります。
卵や牛乳、小麦等に比べるとサバアレルギーが出る人は多くないようですが、赤ちゃんの為にまずは少量から始めましょう。
食べた後は、口の回りが赤くなったり、ポツポツがでたり、何か変化がないか注意して見てあげましょう。
時間がたつとポツポツが消えてしまうこともあるので、写真を撮っておくと先生に見せられますね。
ヒスタミン中毒
買い物から帰ってきて、眠そうな子供を寝かしつけてたら、一緒に寝ちゃった。あ!食材を冷蔵庫にしまうの忘れてた!
なんてこと、ありませんか?
室温に放置が危険です!サバだけに限らず生鮮食品を買ってきた場合はできるだけ早く冷蔵庫に入れましょう。
赤身魚(マグロ、ブリ、サンマ、サバ、イワシ等)に多く含まれるヒスチジンは、ヒスタミン産生菌が産生する酵素の働きで、ヒスタミンになります。ヒスタミンとして100ミリグラム以上食べると、食中毒を発症するとされています。
引用:東京都福祉保健局
これはサバアレルギーの人でなくても、誰にでも起こり得るそうです。
ヒスタミンを作るヒスタミン生成菌はサバを常温で放置すると増えるとのこと。
冷蔵で保存していても長時間経つとヒスタミンが増えてしまうことも。
- 初めてあげるときは少量(小さじ1程度)から
- サバ(赤身魚)はすぐ冷蔵庫にしまってなるべく早く食べる
- 家庭で食べるときはしっかり火を通す(70℃以上)
買い物から帰ってきて、冷蔵庫へ食材をしまうの、面倒なのよね…という方は、食材宅配サービスの利用がおすすめ。
玄関先まで食材を届けてくれるので、そのあとすぐしまうだけ!買い物に行かない分、とっても楽です。
サバは痛みやすい 新鮮な魚を選ぶポイント
時間がたつとヒスタミンが増えてしまう。それに加えてサバは痛みやすいことが有名です。
サバには他の魚より消化酵素が多いんだ。死んでしまうとその消化酵素が自分のたんぱく質を分解しちゃうから痛みやすいんだって。
最近は保冷技術や輸送システムなども発達して、近くに海がなくても新鮮な魚が手に入るようになりました。スーパーやお店で買うときは、ポイントを押さえて、より新鮮なサバを選びましょう。
- 目が澄んでいる
- お腹がふっくらしていて張りがある
- 魚の色や模様が鮮やかできれい
サバには栄養たっぷり!
ところで、あなたはいつもの食卓にお魚ってだしていますか?
今まであまり魚を食べてないなーという方は、離乳食をきっかけにして、ママ&パパも魚料理を食べる機会を増やしてみるのもおすすめです。
お肉もお魚もバランスよく食べてほしくて。私たちの健康にも良さそうだし。
僕もこの年になって、サバの味噌煮とかすごく美味しく感じるよ。
魚は体にいいと言われていますよね。最後にサバにはどんな栄養があるのか見てみましょう。
サバの栄養素
サバには子供の成長にぴったりな栄養も含まれています。
ビタミンB2
エネルギー(炭水化物・たんぱく質・脂質)を代謝する際に必要になります。発育のビタミンとも呼ばれ、成長の促進にも欠かせません。
ビタミンD
体内のカルシウムの吸収を助けてくれます。また、骨へのカルシウムの沈着もサポートします。
鉄
血液の中にあって、体中に酸素を運ぶ役割を持つヘモグロビン。このヘモグロビンのもとになるのが鉄分です。
(つまり、鉄分足りなくなる → ヘモグロビン作られにくくなる → 体内で酸素が行きわたりにくくなる、ということ。)
お母さんのお腹の中にいる頃に蓄えた鉄分は、生後6ヶ月ころなくなってしまうと言います。
それ以降は離乳食でとらないといけないのですが、魚や肉に含まれるヘム鉄は、体内に吸収しやすいといわれています。
よく聞くDHA・EPAは血液の流れをスムーズにしてくれる栄養素。サバには青魚の中でも特に多く含まれているんですって。
疲労回復や血圧、コレステロールの調節をサポートしてくれるタウリンも含まれているのよ。
- ビタミンB2 → 成長促進にかかせない
- ビタミンD → カルシウムの吸収を助ける
- 鉄 → 血液の中にあり、体中に酸素を運ぶヘモグロビンのもとになる
- 不飽和脂肪酸(DHA・EPA) → 血液の流れを良くする
- タウリン → 疲労回復や、血圧やコレステロールの調整をサポート
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まとめ
- 離乳食にはサバの水煮缶がおすすめ。ストックにも便利。
- サバは室温で放置しない!できるだけ早く冷蔵庫へ。
- 新鮮なサバを選んでその日のうちに食べよう。
- サバは1才前後に少量からあげる。
- サバは家族みんなで食べたい魚。
サバはおいしくて、栄養たっぷり。でもちょっとリスクもあってなんとも魅力的な魚です。
赤ちゃんにあげるのはちょっと心配だな、と思ったときは離乳食の頃は無理にあげなくてもいいかもしれません。
サバを赤ちゃんにもあげてみたいな、と思ったら少しずつ様子を見ながら食べさせてあげましょう。どんな反応をしてくれるか、楽しみですね。
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