もうすぐ待ちに待った夏休みですね♪
みなさんはもう、家族旅行の日程を立てられましたか?まだ時間があると思っていても忙しくしていると、とても長~い夏休みはあっという間にやってきてしまいます。そして残念なことに休みが近づくほど、宿泊施設や航空券の値段が高くなってしまうものです。涙
私立校・公立校も共に、幼稚園の夏休みは平均して40日といわれています。「やった~!」って、子供たちは嬉しくて朝から大はしゃぎは間違いなし。
わがままし放題にならないように、子供がこなせそうな目標やパパやママとのお約束ごとは、休みが始る前から少しずつ話し合って決めていくようにしましょう。
そして、秋の新学期がスムーズに迎えられるように、しっかりとメリハリをつけた生活が送れるように気をつけていきましょう。
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夏休みの目標って、どうやって決めればいいの?
簡単に夏休みの目標って言うけれど、幼稚園児に「○○(子供の名前)の目標は何?」と聞いても、“目標”という言葉の意味も分かっていないし、なかなか決められないですよね。
それならば、ちょっと言葉を変えて、年少さんでもわかるように「○○はお休み中に、練習して何か出来るようになりたいことある?」や、逆に「夏休みの間に○○は、毎日お箸を並べてくれるかな?」と、問いかけてみましょう。
簡単に出来そうなことを“目標”と設定する事によって、あなたのお子さんの達成感が養われます。出来たら沢山褒めて、毎日続けさせましょう。休み明けには自然と習慣につながっているはずですよ。
- おもちゃをシェアする。
- あいさつをする。
- 食事の前後のテーブル拭きを手伝う。
- よく噛んで、ご飯を食べる。
- 着替えを自分でする。
夏休み中のお約束を決めよう
普段、出来そうで続けられないことを長い夏休み中にする“お約束”として、3-5つくらい設定してみましょう。
毎晩、寝る前にお約束チェックシートを子供と一緒に確認して、その日にお約束がきちんと守られていたらシールをあげましょう。そして、10個たまったら“スーパーで好きなお菓子1個”のような、ご褒美なんていうのも良いかもしれませんよ。
- 外から帰ったら手を洗って、うがいをする。
- 朝と夜、歯を磨く。
- 習い事を休まない。
- ご飯のときはテレビを消す。
- 夜8時にはお布団に入る。
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夏休み中に気をつけたいことって?
- 冷たいものの飲みすぎ・食べ過ぎには気をつけましょう。
- 好きなものだけを食べるような偏った食生活には気をつけましょう。
- 適度な運動を心がけましょう。
- 夜更かしはしないようにしましょう。
- 全く勉強から離れるようなことは避けましょう。
①冷たいもの
暑いと子供が求める物はカキ氷やアイスクリーム!のどが渇けば冷たい物が欲しくなりますよね。食事も同じで、さっさっと準備の出来るそうめんや冷やし中華をつい作ってしまう時期でもあります。
でも、ずっと毎日冷たいものを食べたり飲んだりを続けていると、体を冷やしてしまうことももちろんですが、繊細な子供の体は正直なので、お腹を下してしまうんですよね。
パパやママは子供の熱中症を心配して、子供に普段より水分を増やしたりするのは当たり前です。ただ、良かれと思って続けてしまうと、胃腸の機能の低下はもちろん、急性糖尿病や急性胃腸炎といった病気にもかかってしまう恐れがあります。
“ちょっと今日は冷房のかかった室内遊びが長かったかな”とか“お店で大きなアイスクリームを今日は食べたな”と思う日は、出来るだけ温かい食事を摂らせるように心がけてあげましょう。
②偏食
幼稚園には手作り弁当を通常持参して行っているので、子供たちはきちんと毎日、量も栄養摂取も出来ていますよね。それが夏休みになったらどうでしょう?
朝はパン、お昼は麺類、夜はリクエストの唐揚といった感じで、休み中ずっと子供がリクエストをするからと好物だけを食事に出していると、偏食はもちろん普通の生活に戻ったときに苦労してしまいますよね。色とりどりの野菜もきちんと食べられるように気をつけてみましょう。
ちょっと大変だけれど、パパやママの手作り弁当の癖が抜けない為にも、みんなの分のお弁当を“休みの間は子供たちと一緒に作る”と割り切って、挑戦してみても良いですよね。
③運動
暑いから、熱中症が心配でなかなか外には出れない~!なんていうパパやママも多いのではないでしょうか?そういう時は、児童館には年齢別のお遊戯やダンスクラス他があるので、親子で参加してみましょう。
区民プールも安くて一日遊べるのでおすすめですよ。それから普段は車で出かける場所にあえて電車やバスを使って、いつもとは違った行き方で訪ねてみるのもいいですよね。
④規則正しく
「今いいところだったのに。」とか、「あともうちょっと。」よく聞く言葉ですよね。若干かわいそうだなと思う反面、いつもの時間に寝かせないとその後が乱れてしまいますよね。
タイミングは大切です!長い休み中だからこそ元の生活に戻ったときのことを考えてあえて、早寝早起きの規則正しいスケジュールを子供たちと事前に立てて生活しましょう。
⑤学び
せっかくパパとママとの時間が密に過ごせる夏休み。お仕事が忙しい方はこの期間は、信頼できるお爺ちゃん・お婆ちゃんに仲の良いお友達や親戚を頼ってしまいましょう。
また、ゆっくり本を子供と一緒に読んでみたり・ひらがなの練習帳に挑戦したり・簡単な足し算ノートなどを開いてみましょう。年少さんはお絵かきでもいいし、塗り絵にチャレンジをするのも良いですね。
座ってタスクに少しの時間チャレンジすることで、集中力がつきますよ。トレーニング箸から卒業する練習のための大豆ゲームでもいいですよね。
夏休みだからこそ行きたいところって?
- 児童館
(工作やお絵かきをしたり、折り紙や塗り絵、場所によっては縄跳びやお遊戯を楽しめるクラスがありますよ。)
- 図書館
(各地にある子供図書館をご存知ですか? 絵本の中で過ごす涼しい一日もいいですよ。)
- 区民プール
(ただ単に泳ぎに行くだけでなく、短期の集中クラスなどを利用してみるのもいいですよ。)
- 夏期講習
(英会話のクラスや、ダンスのクラスそれから体操教室などの夏期講習に参加させてみるのもいいですよ。)
- 川博士のイベントに参加する
(川と生物について専門家から親子で学ぶイベントが各地で毎年開催されていますよ。)
- 虫博士のイベントに参加する
(森の中で虫を捕まえて昆虫について観察するようなイベントが毎年各地で開催されていますよ。)
- 夏休みの特別映画
(子供映画が夏休みになると数々と上映されますよ。)
- 電車でスタンプラリーに参加する
(各鉄道会社がわりと多く開催するのが夏のスタンプラリーです。親子タイムを楽しむのもいいですよ。)
- 夕方からの公園遊び&夜の花火をグループで楽しむ
(17:00ころから公園にお友達と集まって先ずは子供たちを遊ばせ、その後ピクニック。〆は花火というのもいいですよ。)
- 親子で参加するキャンプ
(日帰りもありますが、同じ事に興味のある同じくらいの年齢の子供を持つ家族と会話を楽しむのも、夏休みだからこそ出来ることですよ。)
*お出かけ用の参考書も出ているので、参考にしてみてくださいね。
まとめ
夏休みの目標・お約束を決めるポイント
- 目標やお約束は達成がしやすい物にする。
- 親が決めるのではなく、子供たちと話し合ってきちんと決める。
- 事前に目標やお約束を決めて、冷蔵庫など見えやすいところに張っておくと良い。
夏休みに気をつけたいこと
- 冷たいものの摂り過ぎにつける。
- 偏食に気をつける。
- 適度な運動を心がける、
- 規則正しい生活や、早寝早起きをする。
- 本読みやお絵かきなど、少し机に向かう時間を設ける。
パパやママも少しはゆっくりしたい夏休み。出来るだけメリハリのある“楽しい・嬉しい・賑やか”な夏休みが過ごせるように、皆で協力して素敵な休暇をお過ごしくださいね。