毎日のように食卓に並ぶ卵。栄養も豊富で身近な「スーパーフード」といわれています。
離乳食にも卵が使えるようになるとレパートリーの幅が広がって、今まで作れなかったものも作れるようになって重宝しますね。
今回はそんな卵を使った離乳食レシピを紹介します。
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卵の離乳食はいつから食べさせていい?
そんな風に以前の私は思っていました。卵はアレルギー反応が起きやすい食べ物ですからどうしても心配になりますよね。
アレルギー反応が起きやすい卵の離乳食の開始時期ですが、調べたところ生後5〜6カ月から離乳食を開始していたとすると、生後7〜8カ月の中期以降にチャレンジする人が多いようです。
卵アレルギーは卵白が原因であることがほとんどなのでまずは少量の卵黄から食べさせます。
初めて食べさせるときはしっかり火を通した固ゆで卵の卵黄を耳かき1さじ与えて様子をみましょう。
↓初めて卵の離乳食にチャレンジする動画です。参考にしてみてください。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=Z_3rOPWn7ak]
- 生後7~8カ月の離乳食中期から与える(生後5〜6カ月から離乳食を開始した場合)
- 卵黄から始める
- よく火を通して与える
- ほんの少量だけ食べさせる(耳かき1さじ)
- アレルギー反応が起きていないかよく観察
- 異変があった場合はすぐに病院へ
- 卵白は卵黄を食べられるようになってから
アレルギー反応が出た場合を考えて、病院で受診できるように平日の午前中にチャレンジするのがいいね。
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卵を使ったオススメ離乳食5選
オススメ1(離乳食中期)
【離乳食 中期】卵黄 冷凍保存
引用:cookpad.com
材料 (1人分)
- 卵……1個
オススメ2(離乳食中期)
【離乳食中期】レンジで簡単!ふわふわ玉子
引用:cookpad.com
材料 (1人分)
- にんじん……大さじ1
- キャベツ……大さじ1
- 卵……大さじ1
- 和風だし……小さじ1/2
オススメ3(離乳食中期)
離乳食中期~ *ベビーオムレツ*
引用:cookpad.com
材料 (3個分)
- 卵黄1個
- 鶏ひき肉10g
- 玉ねぎ20g
- 醤油2滴
- ミニトマト3個(※1個)
優れもののトマトのレシピはこちらで紹介しています。あわせて読んでみてください。
オススメ4(離乳食後期)
離乳食中期~後期☆はんぺん卵焼き
引用:cookpad.com
材料
- はんぺん……1枚(約120gほど)
- ☆玉ねぎ(茹でてみじん切りにしたもの)……20g
- ☆ほうれん草(茹でてみじん切りにしたもの)……20g
- ☆にんじん(茹でてみじん切りにしたもの)……20g
- ☆たまご……1個
オススメ5(離乳食後期)
【離乳食後期】なんちゃって雑炊
引用:cookpad.com
材料 (1食分)
- ごはん……1食分
- えのき……少量
- 白菜……少量
- ネギ……少量
- 水……野菜が煮込める位
- 野菜スープの素(ベビー用)……適量
- 卵……少量
いろんなものを作ってあげたいけど「時間がない」「買い物に出られない」といった方は宅配サービスを利用するのがおすすめです。
安さ目線で宅配サービスを比較した記事がありますのでぜひ読んでみてください。
卵の特徴
卵は栄養豊富なスーパーフード
ビタミンCや食物繊維などは摂れませんがほぼ完全栄養食と言われるくらい卵は優れものなんです。
完全栄養食なんていわれると高価なものだと思いがちですが、常に冷蔵庫にある卵がそれに近いものだなんて驚きですよね。
- たんぱく質
- 脂質
- ナトリウム
- カリウム
- カルシウム
- マグネシウム
- リン
- 鉄
- 亜鉛
- 銅
- ビタミンA
- ビタミンD
- ビタミンE
- ビタミンK
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ナイアシン
- ビタミンB6
- ビタミンB12
- 葉酸
- パントテン酸 など
また、料理の素材としても優秀です。目玉焼きやスクランブルエッグなど、卵単体でも使われますが、ハンバーグなどでは肉のつなぎとして使用したり、お菓子の生地に混ぜても使えます。さらに、生や半熟といった状態でも美味しく食べられ汎用性の高さはピカイチです。
もう!いくら栄養豊富だからって卵だけ食べたらいいってわけじゃないからね!
いろんなものをバランスよく食べて栄養とらなきゃ!
あ、はい。。。
食物アレルギーの約40%は卵
栄養が豊富でいろんな料理に使える卵ですが、食物アレルギーの原因にもなります。3歳の食物アレルギーの原因では約40%が卵だと言われています。
離乳食で卵を与えるとアレルギー反応が出ることはありますが、ある研究で離乳期に少しずつ卵を与えることで、卵アレルギーを8割予防できるという結果が出ています。
離乳期早期の鶏卵摂取により鶏卵アレルギーの発症が予防できることをランダム化比較試験で実証
国立成育医療研究センターアレルギー科の大矢幸弘医長、夏目統(おさむ)医員(現・浜松医科大学小児科)、同研究所、徳島大学らのグループは、生後6ヶ月より固ゆで卵を少量ずつ摂取させることにより、子どもの食物アレルギーの中で最も頻度の高い鶏卵アレルギー(わが国では医師の指示で3歳児の5.8%が鶏卵摂取を制限)を8割予防できることをランダム化比較試験(補足説明1)で実証しました。
この研究成果は英国時間2016年12月8日【報道解禁時間は23時30分(日本時間12月9日8時30分)】世界最高峰の臨床医学雑誌の一つであるランセット(The Lancet)より発表されます。
- 蕁麻疹や湿疹などの皮膚症状
- 目の充血、くしゃみや鼻水などの粘膜症状
- 喉の違和感、咳などの呼吸器症状
- 下痢や嘔吐などの消化器症状 など
すぐに食物アレルギーの症状が出る場合もありますが、2〜3時間経ってから出る場合もあります。
上の方で友人も言ってましたが、初めて卵の離乳食は、何かあった場合に病院に行けるよう、平日の午前中にチャレンジしましょう。
まとめ
- 離乳食で卵を使用するのは中期以降で
- 初めての卵の離乳食の時はしっかり火を通した固ゆで卵の卵黄を耳かき1さじから
- はじめは卵黄から。卵白は卵黄が食べられるようになってから
- 卵は栄養が豊富
- 乳児の食物アレルギーの1位は卵
家に必ずと言っていいほどある食材で栄養も豊富、使うことで料理の幅も広がるのでぜひ使っていきたいですよね。
アレルギー反応はありますが、医師と相談しながら卵を使った離乳食にチャレンジしていきましょう。
卵の離乳食に挑戦したいんだけど、アレルギー反応が出るんじゃないかって怖くって。。。
いつから、どうやって与えたらいいんだろう?