みなさんは、授乳中に海草を控える派?それとも、積極的に摂る派ですか?
ワカメにメカブ、とろろ昆布に茎ワカメ。種類も豊富な海草ですが、私はその中でも「ヒジキ」が食べやすくて調理法も多くて好きです。
今回はその「ヒジキ」についておススメレシピを含め、ご紹介させていただきます。
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授乳中にヒジキはいいの?
頻繁だと味に飽きちゃうし、何より奥さんが「ヒ素」を心配してあまり食べたがらないから「頼む!食べてやってくれ」って。お母さんの行為を無駄にしたくないらしいんだ。
確かにヒジキは「ヒ素」が多く含まれる食品です。ですが、きちんと扱って摂取量を守れば授乳中に食べても大丈夫なんです。詳しくは後程お話ししますね。
栄養面からみると、授乳中にヒジキはとっても良いです。鉄分やカルシウム、食物繊維など母乳にいい栄養がたくさん含まれています。母乳には鉄分が必要なので、調理法をアレンジして摂取してみてくださいね。
授乳期中はたくさんの血液が母乳作りのために使用されます。血液の材料となる必要栄養素は、きちんと赤ちゃんのためにも摂取してあげましょう。
- カルシウム(牛乳の12倍のカルシウムが含まれる)
- カリウム
- 鉄分
- マグネシウム(アーモンドの2倍近くのマグネシウムが含まれる)
- ビタミンA
- 食物繊維(ごぼうの7倍の食物繊維が含まれる)
何か逆に頂いたヒジキを使ってリメークして、義母さんに戻すのも1つの手よね(笑)
ヒジキの摂取、どのくらいなら良い?
ところで、ママは「ヒ素」のこと心配したことはあったっけ?
1日の摂取量
- 4.7g以下(体重50㎏の人の場合)週に3回までであれば、健康に支障はありません。(平均摂取量は1日に0.6g)
妊娠中、ヒジキは食べる量に気を付けないと、ヒジキに含まれる「ヒ素」が原因で胎児に影響がでて、脳障害や奇形児が生まれる可能性があるので、摂取を避けるようにと病院の先生から教えられた人もいるかもしれません。
しかし、出産後は話が違います。ヒ素が心配になるかと思いますが、日本人の1日のヒジキ平均摂取量が0.6g、健康に支障がない量は1日4.7g以下(体重50㎏の人の場合)と言われているので、普通に食べる分には問題ありません。
乳腺炎防止にも母乳に良いと言われているヒジキですので、1日の摂取量の範囲の中で積極的に食べましょう。
海藻類のヒ素濃度(単位は海藻類1キログラム当たりミリグラム)
引用:東京都福祉保険局より
他の海藻と比べてもヒ素が多く含まれているヒジキ。手に入りやすい乾燥ヒジキは調理の仕方でヒ素を減らすことができます。
ヒジキに含まれる「ヒ素」を少しでも減らすためには、乾燥ヒジキは水で戻してから使用し、戻し水は調理に使用しないことがおススメです。
ヒ素の摂取を減らすため、家庭で出来る工夫
農林水産省の調査で、家庭内でヒジキを調理するときに、無機ヒ素を減らすための有効な方法を調べたところ、水戻し後にさらにゆでる「ゆでこぼし」が有効な方法で、乾燥ヒジキ中の無機ヒ素の9割程度まで減らすことができることがわかりました。
乾燥ヒジキを水で戻す「水戻し」で5割程度、乾燥ヒジキを直接ゆでる「ゆで戻し」でも8割程度減らすことができます。
乾燥ヒジキをそのまま煮炊きしたり、水戻して戻し水ごと調理する方法もあるようですが、ヒ素を低減するためには、乾燥ヒジキは水で戻し、戻し水は調理に使用しないことをおすすめします。
なお、水戻し済みのヒジキ製品については、製品ごとの表示に従って調理してください。
引用:農林水産省
赤ちゃんへの影響を防ぐために気を付けたいこと 3つ
① 食べ過ぎに気をつけよう。
ヒジキはとても母乳に良く、授乳中は積極的に摂取をすべき食品だけれど、摂取量を超えてしまうと急性中毒など、体に支障が出るので要注意!お母さんが体調を崩すと、授乳や赤ちゃんのお世話ができなくなってしまうなどの影響がでてしまいます。
② 水でもどしたヒジキは良く洗ってから使おう。
先ほども乾燥ヒジキの水で戻したヒジキは50パーセント、熱湯でヒジキを戻した場合ヒ素は80パーセントなくなると言われています。その後調理をする前にさらに洗うことで、出来る限りの悪いものを退治することが出来るはずなので、ヒジキケアーはきちんと済ませましょう。
皆さんいいですか~。戻した水は使わない!ですよ。
③ ヨウ素(ミネラル)の必要以上の摂取に気を付けよう。
ヨウ素の量が長ヒジキに比べて、芽ヒジキの方に約3倍程多いといわれているヒジキ。ヨウ素を摂りすぎると、甲状腺ホルモンが作られなくなってしまったり、バセドウ病の薬が効かなくなったりすることもあるので要注意!
母乳から赤ちゃんに中毒症状が回ったら大変です。食べ過ぎにはくれぐれも気を付けて下さいね。
さてと、このヒジキを使ってどんなお料理に変身させようかしら。私の腕の見せ所ね(笑)え~っと、作り置きに関しての記事はっと・・・
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ヒジキのおすすめレシピ
① ひじきと豆腐の茶巾煮
- お揚げ(できれば中が空洞のもの) 4個
- 豆腐(あれば水切り豆腐) 1パック
- ひじき 適量
- 人参 適量
- ひよこ豆 適量
- えのき 適量
- 醤油 大さじ1
- みりん 大さじ1/2
ーーー味付けーーー
- 醤油 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
- みりん 小さじ1
- 顆粒出汁 小さじ1
- 料理酒 小さじ1弱
- 水 250-270ml
引用:Cookpad.com
冷蔵庫でヒジキは保管も出来るしね。母乳も美味しくなるレシピだから。
② ヒジキのリメーク炒飯
- ご飯 お茶碗1杯
- ヒジキの煮もの 小鉢1皿分
- 卵 1個
- 油 フライパンになじむ程度
- こねぎ 2本
- 塩コショウ 軽く
- 柚子胡椒 少し
引用:Cookpad.com
③ ヒジキの雑炊
- ヒジキの残り 適量
- お水 適量
- ご飯 適量
- 卵 1個
- ねぎ お好みで
引用:Cookpad.com
便利なヒジキのご紹介
今は嬉しいことに便利な宅配サービスも充実してるから、そのことも後輩に教えてあげようかな。
それから、ヒジキをもっと手軽に食べられる商品だってネットで買えるからねって。
① おにぎりに白和え、サラダに加えても美味しい便利な味付けヒジキ。
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まとめ
- ヒジキはとても母乳に良い食べ物
- ヒジキに含まれる栄養素は・・・
- カルシウム(牛乳の12倍のカルシウムが含まれる)
- カリウム
- 鉄分
- マグネシウム(アーモンドの2倍近くのマグネシウムが含まれる)
- ビタミンA
- 食物繊維(ごぼうの7倍の食物繊維が含まれる)
- ヒジキには「ヒ素」が多く含まれているので摂取量を守ること
- 1回の摂取量は4.7gがMAX(体重50kgの場合)週3回までが体に害のないリミットといわれている
- 乾燥ヒジキは「ヒ素」除去のためにも水やお湯で戻そう。戻し汁は捨てて2-3回使用前に水洗いをしてから調理がおススメ
海藻類は手ごろにいつでもスーパーで買えるものです。出産して母乳をあげ始めるとホルモンバランスも崩れて、抜け毛や乾燥肌などといった症状が出やすくなりますよね。
そんな時は便利な栄養満点ヒジキを使って、おにぎりや雑炊にチャレンジしてみましょう!
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たまにはこういうのにも頼って、上手に育児していきましょう!
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