1歳の子供が歯磨きを嫌がる!困った時に試したい対処法とは?

子供の歯が生え始めると同時に始まる歯磨き。

1歳ごろから歯磨きを嫌がるようにはなっていませんか？

そんな歯磨きを嫌がる子供に困っているママへ対処法をご紹介します。

歯磨きはなぜ必要？

そもそも歯磨きはなぜ必要なのでしょう？

食事をすると、食べカスが歯や、歯と歯の間に入ります。水を飲んだ時や、唾液によって歯から流れていくこともありますが、ほとんどがそのまま歯に付いたままなっています。

食事をして歯磨きをしないでいると、歯の表面に白いネバネバしたものがついていませんか？

その白いネバネバは歯垢（しこう）というものです。この歯垢はたくさんのむし歯菌でできていて、このむし歯菌が歯を溶かして穴をあけ、むし歯にしていくのです。

この歯垢は歯磨きをしなければとれません。

むし歯菌を取り除くために、毎日の歯磨きが必要なのです。

また、むし歯菌はママやパパの唾液からでも移りますよ。

子供がかわいいからといってチューをしたり、大人が使った箸やスプーンなどで子供に食べさせるとママやパパの口の中にいるむし歯菌が子供にうつることになります。

しかも、大人の唾液からうつるのはむし歯菌だけではないですよ！下の記事に書いてあるような病気 (突発性発疹) の原因菌も、実はパパやママの唾液の中にいる菌がお子さんにうつって。。という事があるそうです。

気になる方はこちらをご覧ください↓

高熱だけど赤ちゃん元気だから…油断はダメ!突発性発疹の症状と対応方法をご紹介

2019年2月12日

歯磨きしないとどうなるの？

もし歯磨きをしないと、むし歯菌によって歯がどんどん溶けていきます。

乳歯は永久歯に比べてエナメル質が薄く弱いので、歯磨きを怠るとすぐにむし歯になってしまいます。

また、むし歯になってしまうと歯にこのような影響が起こってしまいます。

乳歯がむし歯になってしまうと、永久歯もむし歯になってしまう。
乳歯がむし歯でボロボロになってしまい抜けてしまうと、永久歯が未熟なまま生えてきてしまう。
永久歯が未熟だと、むし歯になるリスクが高まる。
歯並びが悪くなる。
ひどいむし歯になると、治療に時間がかかるため、何度も歯医者に通わなければいけない。
治療が続くと、子供が「歯医者は怖い」というイメージを持ってしまい、歯医者が嫌いになってしまう。

歯並びが悪くなると、歯が磨きにくくなり磨き残しが多くなります。そうなると、そこからまたむし歯になるという負のスパイラルになってしまうのです。

むし歯って歯並びにも関係してくるんだね。

乳歯を大切にすることは、永久歯を大切にすることにもなるのね。でもいつも嫌がって上手に歯磨きができないわ。。

嫌がるときの対処法

どれだけ歯磨きが大切だとわかっていても、毎日泣きながら暴れる子供に歯磨きをするのは大変ですよね。

そんな時、このような対処法はどうですか？

歯磨き粉を変えてみる

歯磨きをする時に必要な歯磨き粉。みなさんはどのように歯磨き粉を選んでいますか？

子供の歯磨き粉を選ぶときは、必ずフッ素入りのものかどうかを確認しましょう。

歯磨き粉を通してフッ素を毎日塗ってあげることで、歯を強くして、むし歯になりにくくなります。

また、キシリトールやミント味だけではなく、イチゴ味やメロン味など甘い味がする歯磨き粉もあります。

子供が好きな甘い味がする歯磨き粉を使ってみると歯磨きが好きになるかもしれませんね。

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うちの子は、歯が生え始めたときはキシリトール味で歯磨きをしていたけれど、1歳になってから嫌がるようになったわ。

そんな時、ためしにイチゴ味の歯磨き粉に変えてみたら、歯磨きが大好きになって、今では自分から「ママ歯磨きしよー！」って言ってくるようになったわ！

うーん。うちの子は歯磨き自体が嫌いだから、甘い歯磨き粉に変えただけではあまり効果がなかったなあ。

歯ブラシを見ただけで泣くようになってしまった時もあったのよね。

歯磨き自体が嫌いな子の場合、まずは「歯磨きってそんな悪くないかも」、「意外に楽しいかも」って思ってもらう所からかもしれませんね。

そんな時試してみて欲しいのが以下の方法です。

自分で歯ブラシを持ってもらう

まずは自分で歯ブラシを持たせてみてはどうですか？

むし歯になってほしくない！と無理やり押さえつけて歯磨きをしても、子供は歯磨きを嫌がる一方です。

「他人の手によって」ではなく、「みずからの手で」歯ブラシのツンツンとした感触や、歯をゴシゴシする楽しさを体感してもらいましょう！子供の隣でママが楽しそうに歯磨きをするのもいいですね。

子供が自分で歯磨きしているところを鏡で見せてあげると、自分の口の中で何をしているのかが見えるのが面白くて、ついつい笑ってしまうこともあるようです。

ただ子供に歯磨きをさせた後は、最後に必ずママが仕上げ磨きをしてあげましょうね。

そして、この「自分で歯ブラシを持ってもらう」ためにも、、こんな方法もあります↓

スマホアプリを使ってみる

最近は携帯のカメラに歯磨きをしている姿をうつすと、その動作を読み取って敵を倒していくゲーム感覚で歯磨きができる携帯のアプリもあるみたいだよ！

ゲーム感覚で歯磨きができるなんてすごいわ！ヒーローに憧れる子供には効果バツグンね！

↓こちら、そのアプリ(無料アプリ)のPVです。

（子供だけじゃなく、ボクもヒーローには憧れてるんだよね・・・。これやりたいな・・・。）

大人にも効果あるかも！(笑)

歯磨きの歌を一緒に歌う

こちらもスマホアプリ同様、自分で歯ブラシを持ってやってもらう為に、という意味合いもあります。

テレビの子供向け番組や、ユーチューブにはたくさんの歯磨きの歌がありますよね。

それを一緒に覚えて歌うことで、歯磨きは楽しいな♪と感じてくれるかもしれません。

うちの子には、おかあさんといっしょの歯磨きの歌が効果的だったわ！毎朝おかあさんといっしょを見ながら、見よう見まねで一生懸命に歯ブラシを動かしているのがとっても可愛くて♡

歌を覚えたころには、最後の仕上げも大きな口を開けてくれるから、仕上げ磨きがやりやすくなったわ！

何をしても嫌がるときは歯医者さんへ

それでも歯磨きを嫌がるときは、歯医者さんに相談してみましょう。

歯医者さんでは、正しい歯磨きの仕方や、むし歯のリスクを教えてくれたり、虫歯予防のフッ素を塗ってくれます。

また、定期的に検診を受けることで、噛み合わせを見てもらえたり、むし歯の早期発見ができますよ。

小さいむし歯であれば１回の簡単な治療で済むので、毎週歯医者に通わなくてもよくなります。

健康な永久歯を生やすためも、歯が生え始めたら1～2か月に１回、定期検診を受けることをおススメします。

治療を重視しているところや、逆にむし歯予防を重視しているところなど色んな歯医者さんがあるから、しっかり口コミをみて決めるといいよ！

うちはむし歯予防を重視している歯医者さんにしたわ。子供が小さいうちから歯医者さんに慣れさせておけば、歯医者嫌いにもならないかも！

まとめ

むし歯の原因の歯垢は、歯磨きでしか落とせない。
乳歯が虫歯になると、永久歯や歯並びにも影響してくる。
嫌がるときは、甘い歯磨き粉や自分で歯磨きをさせてみましょう。スマホアプリや動画等も効果があるかもしれません。
仕上げ磨きは必ず行いましょう。
どうしても嫌がってしまう時は歯医者さんで相談しましょう。

子供が歯磨きを嫌がってしまうのはよくあること。

子供の歯を大切にしようと頑張っているのに、毎日嫌がられてしまうと、ママやパパも歯磨きをするのが億劫になってしまいますよね。

でも、歯磨きもパパやママとの大切なスキンシップの一つです。

ひとりで悩まず、歯医者さんの力も借りながら、楽しく歯磨きができるようになるといいですね。