カレーっておいしいですよね。スパイスたっぷりもいいけど、お家で作るお家カレーもおいしいです。そんなカレーですが、授乳中でも食べたくなります。
でも病院では、”刺激のあるものは控えるように”と言われたママも多いのではないでしょうか?カレーはまさしく、刺激がある食べものです。という事は、絶対に食べてはいけないという事でしょうか?
そこで今回は、授乳中のカレーについてご紹介します。
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授乳中 カレーは食べちゃダメ?
昨日、テレビでカレー特集を見てしまいました…。今、授乳中なのでカレーは控えてたんですよ〜。(泣)だから食べたくて食べたくて!授乳中ってほんとにカレーは食べちゃいけないんですか?
授乳中でもカレーは食べたくなりますよね。妊娠前と同じカレーというわけにはいきませんが、授乳中にカレーを食べても問題ありません。
そもそも、カレーが授乳中に控えるようにと言われている理由は、スパイスや動物性脂肪、塩分にあります。
後程お話しますが、授乳中にママが刺激のあるものを食べると、母乳によって赤ちゃんの口へと運ばれてしまいます。そうすると、おいしくなくなり母乳を飲まなくなる恐れがあります。
それに、市販のカレールーは脂質や塩分が多く入っています。脂質や塩分を摂り過ぎると、胸が張ったり血液がドロドロになり乳腺炎になる事もあります。
このような事を避けるため、授乳中にカレーは食べない方がいいと言われています。なので、材料や量に気をつけて食べればカレーは食べる事ができます。
授乳中に食べてもいい量目安
授乳中のカレーは、食べ過ぎないようにしましょう。
カレーを食べる時のごはんですが、できれば白米にしてくださいね。体に良さそうな玄米や雑穀米は栄養豊富で母乳の分泌を助けてくれる働きをしてくれますが、逆に分泌しすぎて胸が張る原因にもなります。
胸の張りをきちんとケアしないと乳腺炎になる可能性があります。その点、白米は消化吸収がゆるやかで体を温めてくれるので母乳の出が良くなります。
そして、カレーは1品だけで済ましてしまいがちなので、カレーを食べる時には副菜で温野菜などを食べるとお腹も満たされ、栄養も摂れます。
副菜は生野菜ではなく、加熱した温野菜がおすすめです。生野菜は、体を冷やすので授乳中に食べると冷えに繋がります。冷えると血行が悪くなり、血液でできている母乳の出が悪くなります。
カレーを食べて起こる影響
食べ方や量に気をつければ、授乳中にカレーを食べてもいいのですが、それでも母乳や赤ちゃんへの影響が全くないわけではない事を知っておいてくださいね。
母乳が詰まりやすくなる
市販の固形ルーやフレーク状のルーを使ってカレーを作ると、トロっとしたカレーになります。そのとろみは、小麦粉や油脂を入れる事でつきます。
小麦や油脂を摂りすぎると母乳の濃度が濃くなり、ドロドロになってしまい母乳が詰まってしまいます。母乳詰まりを放っておくと、そこから炎症を起こすので、乳腺炎になる可能性が高くなります。
母乳の匂いや味が変わる
カレーにはスパイスが多く含まれているので、食べた後の母乳は匂いが変わる事もあります。さらに市販のルーだと塩分や油脂が多いので、味が変わってしまう可能性もあります。
匂いが変わったり味が変わったりすると、敏感な赤ちゃんは嫌がり飲まなくなったりします。もちろん、個人差があるので赤ちゃんの中には気にせず飲む子もいます。
赤ちゃんの体調不良
カレーに含まれているスパイスは、赤ちゃんにとって刺激になります。赤ちゃんの臓器はまだ未発達なので、母乳を通してスパイスを摂取すると腹痛や下痢、湿疹が出てしまう事があります。
見た目にわかりずらい肛門の周りなどがただれてれてしまう事もあるので、カレーを食べた時の授乳後は赤ちゃんの体を隅々まで見てあげましょう。
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カレーを食べるなら・・
影響はあるかもしれませんが、絶対あるわけでもありません。なので、できるだけ影響が少ないカレーを選んで食べるようにしましょう。
甘口を選ぶ
味は辛口よりも甘口を選びましょう。辛口という事は、辛くするために多くのスパイスが使われているという事です。先程お話した通り、スパイスを多く摂ると赤ちゃんにも悪い影響を及ぼします。
妊娠前に辛いカレーを食べていたママにとっては物足りないかもしれませんが、授乳中にカレーを食べる場合は甘口にしてくださいね。
カレー粉を使う
カレー粉には、乳腺炎の原因になる小麦粉や油脂が含まれていません。家で作る時には、カレー粉を使って作りましょう。こちらのカレー粉は、辛味スパイス不使用で塩は入っていますが控えめになっています。
食べる前に搾乳(さくにゅう)する
カレーの食べ方に気をつけても、母乳や赤ちゃんへの影響が気になってしまう場合は、食べる前に搾乳して冷凍しておくのも1つの方法です。カレーを食べる前に授乳を済ませて、1日分の母乳を絞っておくのです。
カレーの材料やママの体質によっても個人差はありますが、1日あればカレーは消化されます。授乳を1日休めば、カレーによる母乳への影響も少なくなります。
母乳が出にくいママは、カレーを食べる時だけ粉ミルクにするのも良いかもしれませんね。
おすすめカレーレシピ
カレーを手作りにすれば味付けも入れる具材も、自分の好きなように調理できます。質の良い母乳を作るために、栄養バランスも考えましょう。
さば缶トマトカレー
さば缶にはさばが丸ごと入っていて、産後に不足しがちなカルシウムやたんぱく質が摂れるね。しょうがもたっぷり入ってるから、体が温まって血行が良くなるよ。血行が良くなれば、血液から作られている母乳の出も良くなるよね。
引用:cookpad.com
◎材料(2人分)
・さば水煮缶…1缶
・玉ねぎ…1個
・セロリ…1本
・トマト…2個
・オクラ…5本
・しょうがのみじん切り…1かけ分
・あたたかいご飯…300g
・塩…ひとつまみ
・オリーブオイル…小さじ1
・★カレー粉…小さじ2
・★ガラムマサラ…適量
・★干しレーズン…ふたつまみ
・★マーマレード…大さじ1
・★ヨーグルト…100g
・★しょうゆ…小さじ1
・★オイスターソース…小さじ1
・★こしょう…適量
→詳しいレシピはコチラから
妊娠、授乳中に!さば缶トマトカレー by 月とみのり
ゴーヤカレー
夏野菜がたっぷり食べられるね。ゴーヤはビタミンCや鉄分、食物繊維が豊富だから産後に必要な栄養素がたくさん摂れるよ。血液からできている母乳をあげる授乳中は、貧血になりやすいから鉄分摂取は欠かせないね。
引用:cookpad.com
◎材料(3人分)
・ウインナー…4、5本
・なす…2本
・ピーマン…3個
・ゴーヤ…1本
・玉ねぎ…1個
・ホールトマト…1缶(400g)
・コンソメ…1個
・カレー粉…大さじ2
・しょうゆ…大さじ2
・ウスターソース…大さじ1
→詳しいレシピはコチラから
夏はこれ♪ ゴーヤカレー by サオリ
キノコのドライカレー
ちょっと味変でドライカレーもおすすめよ。きのこはカロリーが低いし、食物繊維やミネラルが豊富なんだよ。食物繊維は産後の便秘予防になるし、ミネラルは体調を整えてくれるから、母乳の質も上げてくれるね。
引用:cookpad.com
◎材料
・シメジ…1パック(120g)
・えのき…1袋(180g)
・ミックスベジタブル…100g
・★カレー粉…10g
・★ソース…30g
・★ケチャップ…30g
・★きび砂糖…5g
・★鶏ガラスープ(顆粒)…3g
・塩…少々
→詳しいレシピはコチラから
☆ノンオイル♪キノコのドライカレー☆ by さっぽママ
- ジップロックに1食分のカレーを入れる
- 空気を抜きながら平らにして口を締める
- 凍ったら縦にして保存
- 食べる1日前に冷蔵庫へ移動させる
- 鍋の場合:柔らかくなったら鍋に入れて温める
- レンジの場合:柔らかくなったら耐熱容器に移しラップをして温める
- 急ぎの場合は流水解凍して柔らかくなったら鍋か耐熱容器に移して(レンジ)温める
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まとめ
- 授乳中でもカレーは食べて良い
- カレー摂取目安量は1週間に1度200g以内
- 食べ過ぎると母乳や赤ちゃんにも影響がある
- カレーを食べる時は作り方や摂り方を工夫する
- なるべく手作りしてスパイス、油脂、塩分は控えめに
カレーの匂いって食欲をそそりますよね。授乳中だってそれは変わらないです。授乳中でも作り方や食べ方を少し意識すれば、カレーは食べられます。なんでもかんでも駄目だと言われたら、ストレスが溜まってしまいます。
ストレスを溜めてホルモンバランスが崩れると、母乳の出が悪くなるとも言われています。カレーを食べても食べなくても結局は、母乳に関わってくるんです。
たまに食べるくらいなんだから、気にせずにカレーを食べる事を楽しんでしまいましょう。
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たまにはこういうのにも頼って、上手に育児していきましょう!
手を抜きたい時もある、でも食事には最低限こだわりたい、あなた向けです。
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