今やスーパーやコンビニに行けば必ずと言っていいほど置いてある定番デザートのシュークリーム。以前より種類も増え、手軽に安く購入できるようになりました。
すぐに目に留まるようになった反面、その誘惑に勝つのは至難の業・・・。授乳中は脂肪分が多めの甘い食べ物は控えた方がいいのは分かってるんだけど、どれくらいなら食べてもいいのかしら?そんな疑問にお答えしていきます。
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授乳中シュークリームを食べてもいい?
シュークリームは毎日食べたり、一度に沢山食べないのであれば、授乳中に食べても問題はありません。しかし、残念ながらシュークリームはカロリーや栄養成分の面からしても、米やパンなどの主食の代わりにはなりません。あくまでも『3時のおやつの候補の1つ』としておいてください。
一般的なシュークリームの栄養素
1個あたり約250kcal
・タンパク質 5~8g未満
・糖質 15~30g前後
・脂質 15~25g前後
引用:モンテール
各会社の商品によりますが、ぎゅっと強めに握ったこぶしの大きさのものを選ぶと、このくらいのカロリーになりますので、その大きさよりも小さいものを選ぶと、200kcal前後におさえることができます。
パイ生地でできたものや、上にトッピングされたものは更にカロリーが増えますので注意が必要です。
シュークリームを食べるなら
シュークリームには、カスタードクリームと生クリームを使ったものや、生クリームに抹茶やフルーツジャムが混ざったもの、上にクッキーやチョココーティングされているものなど様々な種類があります。
授乳中に関しては、プレーンな生地のカスタードクリームで作ったシュークリームをオススメします。
使っている原材料
【生地部分】
・薄力粉
・バター
・卵
【クリーム部分】
◆カスタードクリーム
・卵黄(全卵の場合もあり)
・グラニュー糖
・薄力粉
・牛乳
・バニラビーンズ
◆ホイップクリーム
・生クリーム(牛乳)
・グラニュー糖
・植物性油脂(場合による)
・乳化剤
カスタードクリームとホイップクリームとでは、原材料に大きな違いがあります。結果的なカロリーや脂質・糖質に違いは見られませんが、カスタードクリームには卵が使われているので、脂溶性ビタミンA、E、D、K、水溶性ビタミンのB1、B2、カルシウムや鉄、セレンやビオチンなどのミネラルが微量ですが摂取できます。
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シュークリームを食べる時に気を付けたいこと3つ
①普段の食事の栄養バランスに気を配る
シュークリームには、ビタミンやミネラルがほとんど含まれていないので、その日の夕食や次の日の朝食など、食事のバランスを気にするとよいです。
糖の代謝を促すビタミンB1が多く必要となると、ビタミン群が不足した体は倦怠感を感じやすくなってしまい、ただでさえ授乳でパワーを必要とするお母さんを更に疲れさせてしまいます。
シュークリームで摂取した脂肪や糖質のサイクルをうまく回すためにも、いつもより多めのビタミン・ミネラルが必要になります。
その日の食事のバランスは、変に食事を抜いたりせず、シュークリームに含まれていない食物繊維が多めで、ビタミン豊富の根菜類の煮物を食べる、体内代謝を良くするお酢を積極的に取り入れるなど、夕食から取り入れてみてください。
②一緒に摂る飲み物を気を付ける
シュークリームに含まれる原材料には、体を冷やす食品(小麦、バター、牛乳、白砂糖)が多く使用されています。
冷えは女性の身体にとっていいことは1つもなく、授乳中のお母さんの母乳の出方にも悪影響を及ぼしてしまいます。
一緒に摂る飲み物は、体を温める飲み物(発酵しているいお茶=紅茶にショウガを入れたショウガ紅茶)やルイボスティー、ほうじ茶やココアなどをホットで摂ってください。
③使われている添加物に気を付ける
シュークリームに使われている原材料は、基本的に小麦・卵・牛乳・バター・砂糖になりますが、特に気にしてほしいのが、コンビニなどで手軽に手に入るシュークリームに使われる添加物です。
手作りでは殆ど使われない保存料や、本来のレシピのバターがトランス脂肪酸が多く含まれるマーガリンやファーストスプレッドなどの安価な代用品で作られています。
マーガリンなどに含まれるトランス脂肪酸は、世界保健機関(WHO)が2023年までに世界中の食品から一掃しようとするほどの添加物で、各国でもそれぞれの動きがあるほどです。
健康被害として、悪玉コレステロールを増加させたり脳卒中や心疾患のリスクを高めたり、授乳中の母体がトランス脂肪酸を摂取するとそのまま母乳に残ってしまい、子供の抵抗力を弱めるきっかけを招く恐れがあるものです。
特に筆者が声を大にして言いたいのは、将来子供を産む若い女性たちや、現在妊娠中、授乳中のお母様たちにも絶対にトランス脂肪酸を摂取しないようにということです。授乳中のお母様がトランス脂肪酸を摂取すれば、母乳の中にトランス脂肪酸が分泌されてしまいます。その母乳を飲んだ赤ちゃんの細胞膜の一部がもし、トランス脂肪酸でつくられてしまうと非常に厄介です。
引用:BusinessJournal 南清貴/一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事 記事より
日本では、トランス脂肪酸の摂取量が少ないため健康被害の報告などもニュースになりませんが、世界で排除する動きがあるという成分となると、気になる添加物ではあります。
購入する際に、袋の裏の原材料表記を確認してみるのもいいと思います。
おすすめのレシピ、ネット通販など
安くて手軽に手に入るようになったシュークリームですが、添加物や原材料がちょっと心配になってしまった方へ。せっかくなので手作りしてみませんか?難しくないレシピを選んでみたので、この機会にお菓子作りにも挑戦してみてください。
簡単シュー生地レシピ
◎材料
・バター 50g
・水 100cc
・薄力粉 70g
・卵 2個詳しい作り方はコチラ⇩
自家製!超簡単カスタードクリーム
動画で分かりやすく解説しています。
鍋を使わずに、電子レンジで作っていますので失敗もないですね。
※電子レンジは600wを使用してます。
◎材料
・薄力粉 15g
・砂糖 50g
・卵 1個
・牛乳 200㏄
・バニラエッセンス 2〜3滴
詳しい作り方はコチラ⇩
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=jg1VVvBK2KY]
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添加物が少ない通販可能な変わり種シュークリーム
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まとめ
- 授乳中にシュークリームは食べてもよいが、おやつの候補の1つとしてメインにはしない
- シュークリームを選ぶなら、一番素朴なカスタードクリームタイプがよい
- シュークリームをおやつにした日の夕食は、1日の栄養素のバランスに気を使う
- シュークリームを食べるときは、体を温める飲み物を一緒に摂る
- 市販のシュークリームを選ぶときは、使用されている原材料も気にするとベター
- 市販のシュークリームに飽きたら、自分で作ってみることにもチャレンジしてみる
甘くて優しい味で、本当は毎日でも食べたいシュークリームですが、母乳や授乳中のお母さんの体のことを考えるとちょっと頻繁には食べられないおやつです。
でも、授乳中だから絶対に食べてはいけないものではありませんので、食べる時は心から楽しんで食べてほしいです。
食べる時のちょっとの工夫と、日頃の食生活のバランスをとって、授乳中でもシュークリームと上手に付き合ってくださいね。
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