紅茶は女性に人気の飲み物のひとつですよね。ストレートだけでなくレモンティーやミルクティーなどのアレンジも楽しめますし、紅茶好きな方も多いのではないでしょうか。
でも紅茶にはカフェインが含まれており、「授乳中はカフェインをあまり摂らないほうが良い」という話もよく聞きますよね。
この記事では、紅茶やカフェインについての解説、授乳中に紅茶を飲む際のポイントや1日に飲んでも良い量、授乳中におすすめの紅茶などを紹介しています。
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紅茶について
今は授乳中だから控えているけど…たまに紅茶が飲みたくなるんだよね。
私も授乳していた頃はいろいろと調べたけれど、カフェインを全く摂っちゃいけないというわけじゃないし、紅茶を飲んでも大丈夫だよ。
紅茶には体に嬉しい効果もたくさんあるからね!
紅茶の効能
ひとことに紅茶と言っても様々な種類がありますが、一般的に紅茶と呼ばれるものにはカフェインやポリフェノール(カテキンなど)、ビタミン、アミノ酸などが含まれています。
紅茶ポリフェノールには抗酸化作用があります。紅茶を飲むことで、生活習慣病や心臓病、脳卒中などの予防につながるという研究結果があります。また、高血圧を防いだり血糖値の上昇を抑える効果もあります。
あまり知られていませんが、紅茶にはフッ素も含まれています。カテキンには殺菌作用があるため、食後に紅茶でうがいをすると虫歯予防や口臭予防に効果的と言われています。
カフェインのメリット・デメリット
カフェインには覚醒作用があり、摂取しすぎると眠れなくなるというのは有名ですよね。でも実はそれだけでなく、過剰に摂取すると頭痛やめまいがしたり、不安を感じたり、吐き気や下痢を引き起こしてしまうこともあります。
ただ、デメリットの多くはカフェインを過剰に摂取した場合に起こることが多いです。実はカフェインにはデメリットばかりではなく、適量であればメリットも多いということをご存知でしょうか?
中枢神経を刺激することで集中力がアップしたり、疲労回復にも役立つと言われています。また、利尿作用や発汗作用によって、体内の老廃物を排出を促す効果もあるのです。血液循環や新陳代謝を活発にすることでダイエットにも繋がりますよ。
カフェインが含まれている飲み物
カフェインはコーヒーや紅茶だけでなく、様々な飲み物や食べ物に含まれています。一般的にカフェインが多く含まれている飲み物とその量は以下の通りです。
引用:食品安全委員会
コーヒーや緑茶にカフェインが含まれているというのは有名ですよね。上記の図以外にも、ココアやチョコレート、ほうじ茶などにもカフェインは含まれています。
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授乳中に紅茶を飲む際の注意点3つ
カフェインの赤ちゃんへの影響
紅茶に含まれる成分のうち、授乳中に最も影響が心配なのがカフェインですよね。カフェインを摂りすぎると、赤ちゃんの寝付きが悪くなったり、落ち着きがなくなるなどの影響が出る可能性があります。
授乳中は母親が摂取したカフェインの1%程度が母乳を通して赤ちゃんに届くと言われています。
赤ちゃんに紅茶を直接飲ませるのはもちろんNGですし、母乳を通して移行する量も過剰にならないように気をつけましょう。
一日に飲んでも良い紅茶の量
「少量なら」「飲みすぎなければ」と言われても、具体的にどれくらい飲んでも良いのかわかりませんよね。
食品安全委員会がカフェインに関して科学的な見方からまとめたファクトシートという概要書があります。その中で紹介されている欧州食品安全機関(EFSA)によると、授乳中の女性が摂取して良いカフェイン量は1日に200mgとされています。
習慣的なカフェイン摂取に関しては、妊婦を除く健康な成人で400mg/日以下であれば健康リスクへの懸念は生じない。妊婦については、習慣的なカフェイン摂取200mg/日以下であれば、胎児に健康リスクは生じない。授乳中の女性については、1回当たりのカフェイン摂取200mg以下、習慣的なカフェイン摂取200mg/日以下であれば、健康リスクは生じない。
引用:食品安全委員会
紅茶に含まれるカフェイン量は100mlあたり30mg程度です。一般的なティーカップの容量は200~300ml程度なので、1日に2杯までなら安心して紅茶を飲むことができますね。
また、大人はカフェインを摂取してから1〜2時間程度が最も血中濃度が高くなり、5〜8時間程度で体外に排出されると言われています。
そのためカフェインを含む飲み物を飲むときは授乳前ではなく授乳後に飲み、なるべく次の授乳までの間隔をあけると赤ちゃんへの影響は少なくなるでしょう。
他の食べ物や飲み物との組み合わせにも注意
1日を通して、紅茶以外にも様々な物を口にしますよね。
紅茶だけであれば1日に2杯程度飲んでも大丈夫ということが分かりましたが、実際には他の食べ物や飲み物と合わせてカフェインを200mgに抑える必要があります。
先程もご紹介しましたが、コーヒーや緑茶、ウーロン茶、栄養ドリンク、ココアやチョコレートなどにもカフェインは含まれています。
これらの食品を飲食する場合は、紅茶を飲む量も少し減らした方が良いでしょう。
ノンカフェインやカフェインレスの紅茶って?
「ノンカフェイン」や「カフェインレス」、「デカフェ」などの言葉を聞いたことがあるかもしれません。なんとなくカフェインが少ないというイメージがありますが、それぞれ微妙に意味が異なります。
- ノンカフェインとは…カフェインが全く含まれていないもの。
- カフェインレスとは…カフェイン含有量が少ないもの。
- デカフェとは…カフェインを取り除いたもの。
授乳中におすすめの紅茶
こちらはカフェインレスでも紅茶の味や香りがしっかりして美味しいと評判の商品です。
こちらはカフェインを取り除いたデカフェの紅茶です。紅茶の種類やフレーバーを8種類の中から選べるのも嬉しいですね。
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まとめ
- 紅茶には、カフェインやポリフェノール、ビタミン、アミノ酸などが含まれており、様々な病気を予防する効果がある。
- カフェインを過剰に摂取すると体に悪影響があるが、適量であればメリットも多い。
- 母乳を通して赤ちゃんに届くカフェインは1%程度。カフェインを摂りすぎると赤ちゃんの寝付きが悪くなったり、落ち着きがなくなるなどの影響が出る可能性がある。
- 授乳中に摂取して良いカフェイン量は1日に200mg。ティーカップ2杯程度ならOK。
- ただし他の食べ物や飲み物との組み合わせにも注意が必要。
- カフェインを摂るときはなるべく授乳後にしたり、次の授乳までの間隔をあけると赤ちゃんへの影響は少なくなる。
紅茶には体に嬉しい効果がたくさんあることが分かりましたね。カフェインについても、過剰に神経質になる必要はありません。
カフェインの少ない飲み物を飲むのも良いかもしれませんが、いちばん大切なのはママがストレスを溜めないことです。紅茶が飲みたいときには我慢せず、ほっと一息つきましょう。
ゆとりある育児ライフを楽しんでくださいね。
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