子どもが小さいといろんなことが心配になりますよね。大人には害のない食べ物でも、幼い子どもには、体に悪いものではないのかと思うことがあるかと思います。
特に、食品添加物を含む食品は、子どもにとっては危険なのではないかと心配になりますよね。では、食品添加物が危険な理由とはなにか、実際のところは本当に危険なのかをご紹介いたします!
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食品添加物が危険な理由とは
食品添加物って身体によくないって聞くけど、どうしてなのか理由はよくわからない。
いろんな食品に含まれてるし、そもそも食品の基準に厳しい日本で危険なものって売ってないし、大丈夫なのかなとも思うけど・・・
気になるけど、知らないことも多いし、普段の食事で何をどのくらい摂取しているのかわからないですよね。では、加工食品など摂取する機会が多い食品添加物と危険なものを押さえておきましょう。
食品添加物って何があるの?
食品添加物は、どのような食品に含まれているのでしょうか。
ハムやソーセージなどの食肉加工食品やチョコレートやポテトチップス、キャンディーなど菓子類、砂糖、しょうゆ、みそ、ソース、ケチャップなどの調味料、漬け物、缶詰といったもののほとんどに食品添加物が使われています。
毎日の食生活には欠かせないものも多くありますね。では、食品添加物は、どのくらいあるのでしょうか。
食品添加物の種類
指定されている添加物は455品目、既存添加物名簿に収載されているものは365品目、天然香料614品目となっています。(品目名は、厚生労働省 食品添加物(外部リンク)のページより。)
①保存料
- 安息香酸
・・・マーガリン、清涼飲料水、しょうゆ
- ソルビン酸
・・・魚肉練り製品、フラワーペースト、煮豆類、ジャム、チーズ、ケチャップ、乳酸菌飲料
②着色料
- 食用赤色3号
・・・焼き菓子・生菓子、かまぼこ、ケチャップ
③酸化防止剤
- トコフェロール類
・・・マーガリン、アーモンド、サンフラワー油、コーン油
④製造用剤
- プロピレングリコール
・・・生めん、いかくん製品、シュウマイ、春巻などの皮
⑤結着材
- 総リン酸塩類
・・・ハム、ソーセージ
⑥甘味料
- アセスルファムカリウム
・・・生菓子、アイスクリーム、清涼飲料水、乳飲料
- スクラロース
・・・生菓子、アイスクリーム、清涼飲料水、ヨーグルト、缶詰、ソーセージ
普段の食生活に欠かせないものばかりですね。
では、一日にどのくらい摂取しているのでしょうか。
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一日にどのくらいの食品添加物を摂取しているの?
ADI:人が毎日一生涯摂取し続けても、健康への悪影響がないと推定される一日当たりの摂取量
引用:厚生労働省 食品添加物
厚生労働省による年齢層別食品添加物の一日摂取量の調査を行っているんです。
HP:厚生労働省 マーケットバスケット方式による年齢層別食品添加物の一日摂取量の調査(外部リンク)
この調査結果から、私たちが普段摂取している食品添加物の量は、ADI(一日摂取許容量)を大きく下回っていることがわかります。
食品添加物って本当に危険なもの・・・?
食品添加物とは、細菌の増殖を防ぐために使われたり(保存料、酸化防止剤など)、豆腐のにがり(凝固剤)に使われるなど欠かせないものとなっています。 また、栄養強化のために加えられるビタミン類なども食品添加物に含まれています。
確かに、食品添加物は大量に摂取をし続ければ、健康に悪影響があるものですが、例えば、塩をたくさん取り過ぎる(1日10~20g以上)と高血圧症になりやすく、高血圧症になれば脳卒中や心疾患を引き起こすこともあります。
*健康成人の 1 日食塩摂取量は男性は 8g 未満、女性は 7g 未満
普段の食生活で気を付けたいことは、特定なものを過剰に摂取しないことで、バランスの良い食事をすることが大切なんですね。バランスの良い食事を摂るって簡単そうに思えて難しいことだと思います。
最近では、食品の宅配サービスなどもあるので興味のある方はこちらの記事もどうぞ!↓↓
まとめ
- 普段の食生活には欠かせないほど食品添加物は多くのものに含まれている
- 食品添加物の種類はたくさんあり、それぞれ基準が決められている
- 普段摂取している食品添加物は、ADI(一日摂取許容量)を大きく下回っている
- どんなものでも過剰に摂取することが一番危険なこと!
いかがでしたか。よくわからないことは、危険なのかなと不安に思うことが多いと思います。
少しでも不安が安心に変わると幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました!