産まれたての赤ちゃんは、小さくて首も据わっていないのでおでかけする時にはとても気を遣いますよね。多くのお母さんは1ヶ月検診まで赤ちゃんと家で過ごします。しかし、お天気のいい日にお出かけしたくなったり、用事などでどうしても外出しなければいけない事もあります。
ベビーカーは生後1ヶ月からなので、新生児の時期には抱っこ紐やスリングでの移動となります。この記事では抱っこ紐とスリングの特徴や、どんな場面でどちらがおすすめか等、おさえておきたいポイントを説明していきます。参考にしてみてくださいね。
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新生児の抱っこ紐とスリングについて
それで今回は、新生児から使える抱っこ紐とスリングについて教えてもらいたいんです。
ちなみに新生児っていうのは、産まれてから28日目までの赤ちゃんの事を言うの。赤ちゃんの人生で一番小さい時で本当に愛おしいのよね。懐かしいわ。
抱っこ紐やスリングはお出かけの時はもちろん、赤ちゃんがぐずる時や、寝かしつけの時にも使えるから便利なのよ。ずっと抱っこしていたい気持ちも分かるけど、約3kgある赤ちゃんをずっと腕に抱いておくのって案外腕が辛くなるのよね。
こんな記事もあるから読んでみると良いわよ。
じゃあ、抱っこ紐とスリングの特徴をそれぞれ説明していくわね。
抱っこ紐の特徴
抱っこ紐は腰のベルトをして、両肩で赤ちゃんを支えるものが多いです。 縦抱きする時には、新生児用の付属のクッションを入れて使うものがほとんどです。まだ首の座らない赤ちゃんの頭をしっかり支えて抱っこができます。また横抱きにできるものもあり、手で抱っこする感じで赤ちゃんの体全体を支えて使います。
抱っこ紐は新生児の体重を両肩、腰に分散させられるので、手で抱っこする時よりも体が楽に感じます。
新生児は頭が体に比べて大きく、首が据わっていないので、縦抱きにする時にはしっかりと首を支えて抱っこ紐に入れてあげます。また、横抱きをする時には落下防止のため、常に赤ちゃんの体を支えてあげる必要があります。
あと、赤ちゃんを抱っこしているとよだれがついたり、特に新生児の時はミルクを吐いちゃったりすることもあるの。抱っこ紐って、バックルが付いてたりするから洗えないイメージがあるけど、ちゃんと洗濯機で洗えるから大丈夫よ。
この記事に詳しくのっているから読んでみて。
スリングの特徴
スリングは抱っこ紐の一種です。抱っこ紐は両肩にかけるのに対して、スリングは作りがシンプルで、片方の肩にかける物が多いです。
慣れが必要
巻き方や固定の方法に慣れが必要です。慣れないまま使用することで赤ちゃんが落ちてしまったり、思わぬ事故の原因となる事もあります。実際にスリングで赤ちゃんとお出かけする前に以下のような動画を見てどんな風に使うのか知ったうえで使用しましょう。
また、スリングで新生児を横抱きすると頭が埋もれてしまいがちなので、お母さんやお父さんの手で支えてあげる必要があります。縦抱きにもできるスリングの場合はしっかり足を開いて、呼吸がしやすいように体勢を整える必要があります。説明書をしっかり読んでおきましょう。
洗濯が楽
スリングは赤ちゃんの肌が触れる部分が多いのが特徴です。赤ちゃんは汗っかきなので、特に夏のスリングの洗濯回数は自然と増えます。冬に使うにしても赤ちゃんの顔などに触れるスリングは洗濯していつでもきれいな状態で使いたいですよね。
スリングは一枚布であったり、作りがシンプルなので赤ちゃんが吐き戻したりして汚れてもさっと洗う事ができます。そして、乾くのも早いです。
コンパクト
抱っこ紐のようにベルトがないので、家でも出かけた先でも場所を取らずに収納することができます。出かけた時に、スリングを使わずに赤ちゃんを抱っこしていると、腕も疲れてしまいます。かさばらないので赤ちゃんのおむつかばんに入れておいて、使いたい時に出して使う事も出来ます。
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新生児には抱っこ紐とスリング、どっちがいいの?
抱っこ紐はお母さんやお父さんの肩や腰に優しいわね。赤ちゃんの足のポジションも自然な形になるの。
スリングは片方の肩で布を通すからどうしても肩や腰が痛くなりがちなのよね。でも、身長が低くてもしっかり密着して抱っこできるところはおススメできる点ね。
おさえておきたいポイント3つ
①授乳の時
授乳の時はスリングがおすすめです。スリングは赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいるような、自然な形を保つことができますし、スリングが赤ちゃんの体をしっかりと支えてくれるので、赤ちゃんも安心していられます。なので、お母さんも落ち着いて楽に授乳させることができます。
抱っこ紐を使う場合には、赤ちゃんが授乳しやすいようにベルトを調節し直すことがあったり、一度抱っこ紐を外さなければいけない場合があります。
②家事をする時
ご飯を作らなければいけない時に限って、赤ちゃんが泣いたりぐずったりしますよね。そんな時は、赤ちゃんを抱っこしながらすることもあると思います。
その場合は抱っこ紐がおすすめです。ただ、首の据わっていない新生児は基本的には横抱きです。横抱きだと、赤ちゃんの体を支えなければならないので、家事がはかどらないですが、短い時間であれば縦抱きでも大丈夫です。
抱っこ紐は赤ちゃんのお尻をしっかりと支えることができ、落下防止のベルトもついているので、安心して両手を使うことができます。
スリングは、赤ちゃんを支えるベルトなどは付いていないため、片手は常に赤ちゃんの体を支えていた方が安全です。そのために両手があかず、抱っこしながら家事をするには向いていません。
③おんぶとしても使いたい場合
首が据わり体重が増えてくると、前抱っこが辛くなり、おんぶをすることも多くなってきます。おんぶとして使うことも考えている場合は、抱っこ紐がおすすめです。
もちろん、スリングでもおんぶはできますが、できるようになるのには、慣れが必要です。きちんと支えられていないと、赤ちゃんがずり落ちてしまう危険もあります。
その点抱っこ紐は、赤ちゃんをベルトでしっかり支えることができますし、大きくなって動くようになってくることを考えると、安全面でもおすすめです。
まとめ
- 抱っこ紐の特徴ー新生児の体重を分散できる
- スリングの特徴ー①慣れが必要、②洗濯が楽、③コンパクトで持ち運びが楽
- 抱っこ紐・スリングおすすめポイント3つ
- 授乳をする時
- 家事をする時
- おんぶとしても使いたい場合
新生児は産まれてから1ヶ月というとても短い時期です。とても貴重な時間に出かける時には細心の注意をしますよね。そんな時に、今回の抱っこ紐とスリングの使い分けが少しでもお役に立てれば、と思います。
私は始めにスリングを使ったのですが、どうもしっくりせず、抱っこ紐を使って過ごしました。今回の記事で紹介したスリングだけど、しっかり巻けるタイプのものは友人が使っていてとても使い勝手が良かったそうです。旅行の際にもかさばらなくて良いといっていたので、私も買おうかなと思っています。
新生児の赤ちゃんと楽しい一日が過ごせますように!