果物は、甘くて季節ごとに美味しいものが違って無性に食べたくなることありませんか。でも、糖分が多くて授乳中には母乳や赤ちゃんに影響があるのかなって思いますよね。
今回はそんな授乳中に果物を食べる際におさえておきたいことをご紹介します。
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授乳中に果物は食べてもいいの?
果物は、ビタミン、ミネラル、食物繊維、糖類(果糖)など含まれ、健康な食生活に取り入れたい食べ物の一つでもあります。もちろん授乳中にも食べて大丈夫です。
果糖とは、天然に存在する糖の中では最も甘く、砂糖の1.73倍甘いとされていてる。冷やすと甘味が強くなる。
引用:Wikipedia
果物には授乳中にぴったりな栄養も含まれているんだよね。
- ビタミンC・・・鉄の吸収促進、抗ストレス作用、抗酸化作用(動脈硬化や高血圧などの生活習慣病の予防)
かき、いちご、くり、パインアップル、キウイフルーツ、柑橘類
- ビタミンB6・・・食品中のタンパク質からエネルギーを産生すること、筋肉や血液の産生に関与
バナナ
- 葉酸・・・核酸の合成に関与、成長や妊娠に必要な成分の一つ
いちご
- ビタミンA・・・成長、目の働きに関与
みかん、すいか、びわ、かき
- ビタミンE・・・抗酸化作用(動脈硬化や高血圧などの生活習慣病の予防)
キウイフルーツ、もも、すもも
- カリウム・・・血圧の調整、恒常性(体内を一定の状態に保つ)の維持
バナナ、メロン、アボカド
- 食物繊維・・・便秘の予防、生活習慣病の予防
くり、キウイフルーツ、いちご、かき、すもも、柑橘類など
では、一日にどのくらいの量なら食べても良いのでしょうか。
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一日にどのくらいの果物を食べてもいい?
厚生労働省が推進する健康作り運動「健康日本21」では、1日200g以上の果物を食べることを目指しています。
果物の200gは・・・
なし1個、ぶどう1房、もも2個、りんご1個、バナナ2本、キウイフルーツ2個分です。
参考:農林水産省
ただし、果物は、糖尿病や中性脂肪が高い人にとっては、果糖を摂りすぎると、糖尿病を悪化させてしまうため摂る量には気をつけなければなりません。
一日にたくさん摂りすぎるのではなく、おやつにお菓子の代わりに果物を食べる、朝食に食べるなど量を決めて食べましょう。
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授乳中に果物を食べるときに気をつけたいこと
①生のままでそのまま食べよう
果物は、ジュースにしてしまうと吸収が早く、血糖値を急激にあげてしまうことがあります。生の果物をそのまま食べてしっかり噛むことで、胃で分解され、小腸に少しずつ流れていき、栄養素が少しずつ吸収されていきます。
また、果物に含まれる多くのビタミンは、熱に弱いので生で食べることでしっかりと栄養素を摂ることができます。
②食べ過ぎには注意しよう
果物は、果糖だけでなく炭水化物を多く含む果物もあるため、食べ過ぎには注意が必要です。一日に摂る量は200g、糖尿病などの疾患を患っている人は、100gを目安に摂取しましょう。
果物には、暑い地方で収穫できるものは、体を冷やす作用があり、寒い地方で収穫できるものは、体を温める作用があります。授乳中に体が冷えると血流が悪くなり、母乳の出も悪くなってしまうので体を冷やす果物の食べすぎにも注意しましょう。
- 体を冷やす果物
マンゴー、パインアップル、バナナ、レモン、梨、キウイ、すいか など
- 体を温める果物
りんご、ぶどう、桃、いちじく、さくらんぼ など
暑い地方で収穫できる果物を食べるときは、温かい飲み物と一緒に食べるようにしましょう。
③保存方法に気をつけよう
正しい保存をすることでより美味しく食べることができます。
- モモ・・・食べる1~2時間前に冷蔵庫に入れる。冷やしすぎない。
- みかん・・・貯蔵力があるので、風通しのよいところで保存する。
- バナナ・マンゴー・・・食べる前に冷蔵庫で保存する。
- りんご・かき・なし・ぶどう・・・乾燥しないようにポリエチレン袋に入れて冷蔵保存する。
④食べる時間に気をつけよう
朝食やおやつの時間に食べることをおススメします。
朝は、睡眠中に糖分や水分を消費した状態であるため、水分と必要な糖分、栄養素を含む果物を摂ることがよいです。授乳中は、水分や栄養素が不足しがちになるので一日の一食やおやつに取り入れるとよいですね。また、おやつの時間には、お菓子の代わりに果物を食べることで、カロリーを抑えられます。
⑤果物アレルギーに注意しよう
果物を食べることで口の中のかゆみや唇の腫れ、のどのイガイガ、吐き気・腹痛などのアレルギー症状が起こる果物アレルギーに気をつけましょう。重篤(ジュウトク)な場合は、蕁麻疹(ジンマシン)、呼吸困難、血圧低下や意識障害などのアナフィラキシーショックが起こるため、軽い症状が出た時点で、医療機関への受診をしましょう。
花粉症の患者さんが、果物や野菜アレルギーを引き起こすことが多くなっているので、何か症状があった場合は、専門の医療機関への早めの受診をし、アレルギーの検査を受けましょう。
アレルギーの検査は、血液検査や皮膚テストがあります。
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まとめ
- 果物は、ビタミン、ミネラル、食物繊維、果糖などを含む健康的な食材のひとつ
- 一日に摂る量は200gにしよう
- 果物は、加工せずにそのまま食べよう
- 食べる時間にきをつけよう
- 保存方法に気をつけてより美味しく食べよう
- 果物アレルギーに気をつけよう
いかがでしたか。果物には、いろいろな種類があって季節ごとに楽しめますよね。お菓子を食べるよりも低カロリーでさまざまな栄養素があって健康的な食材なので授乳中のおやつにぴったりです。しかし、最近では、花粉症の方が果物アレルギーを引き起こすことが多くなっているので、軽い症状でも違和感があれば医療機関での検査を確認しておきたいですね。
果物は、普段の生活に無理なく美味しく取り入れていきたいものの一つではないでしょうか。
最後までお読みくださりありがとうございました!
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