授乳中のママだって、ソースやマヨネーズたっぷりのお好み焼きをどうしても食べたくなる時ってありますよね。こってりしてるし…カロリーも高そうだし…今は食べたらダメだよねとあきらめていませんか?
そんな心配は不要です。お好み焼きは実はヘルシーな栄養のバランスの良い食べ物なんです。お好み焼き1枚でいろいろな栄養素も摂れるのでおすすめですよ。
これから授乳中にお好み焼きを食べても大丈夫な理由と注意が必要な母乳や赤ちゃんへの影響を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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授乳中にお好み焼きを食べてもいい?
お好み焼きは油を引いて焼いて味も濃いから、カロリーも高そうだし、塩分も脂肪分も多そうで絶対に授乳中には食べてはいけない食べ物だと思っているママが多いのではないでしょうか。
まずはカロリーについて考えてみましょう。
どのくらいまでなら食べてもいい?
授乳中のママが1日で摂取する適正カロリーは2,000kcal〜2,650kcalです。
では、お好み焼き1枚あたりのカロリーはどのくらいでしょうか?カロリーコントロールドットコムに参考になるカロリーがのっていますが、約600kcal程度です。具材を魚介類に変えればカロリーはもっと抑えることが出来ます。
お好み焼きはヘルシーで栄養のバランスが良い
栄養素には5大栄養素があるというのは知っていますか?3大栄養素と呼ばれる炭水化物・脂質・たんぱく質とそれにビタミン・無機質(ミネラル)を加えて5大栄養素と呼ばれています。栄養素の働きにはこのようなものがあります。
- エネルギーのもとになる…米、パン、麺類、いも類、油、砂糖などの炭水化物・脂質・たんぱく質
- 体をつくるもとになる…肉、魚、卵、乳製品、豆などの脂質・たんぱく質・無機質
- 体の調子を整えるもとになる…野菜、果物、きのこ類などのたんぱく質・無機質・ビタミン
1枚のお好み焼きには、いろいろな材料が使われます。小麦粉が主体ですがキャベツや山芋などの野菜、具材として肉や魚類、それに卵も入ります。それぞれの食材について説明します。
小麦粉
小麦粉には、炭水化物やたんぱく質が含まれています。 炭水化物はエネルギーとなり、たんぱく質は血や筋肉など体をつくります。お好み焼きのタネは小麦粉を使いますが、同じ小麦を使うパンや麺類よりもいろいろな具材を一緒に摂れるので栄養のバランスが良いということです。
キャベツ
キャベツは他の野菜より良質のたんぱく質やカルシウム、ビタミンCが多く含まれています。キャベツに含まれるミネラルは、胃腸の中で脂質、たんぱく質、糖分などの消化吸収を助け、消化不良を防いで体の調子を整えます。お好み焼きなら加熱するのでカサが減って大量のキャベツを食べることができます。
山芋
山芋は、ビタミンやカルシウム、カリウムなどが豊富に含まれています。山芋のネバネバ成分が体内に入ることで、疲労回復に良いと言われています。また、酵素も豊富で胃腸の消化を助けて胃痛などの胃の炎症をやわらげてくれます。
肉・魚類・卵
肉や魚類、卵には良質なたんぱく質や脂質、ビタミンBなどの栄養素が含まれています。たんぱく質や脂質は体をつくるもとになり、豚肉に含まれるビタミンB群は、疲労回復や代謝を促す栄養素です。
母乳や赤ちゃんへの注意点3つ
①アレルギー
7大アレルギー原料には、卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かにがあります。お好み焼きは、小麦粉・卵・えびなどが食材になっているので授乳後に赤ちゃんの様子がいつもと違わないか注意深く観察しましょう。母乳はお母さんが食べたものが影響します。
②乳児湿疹
小麦成分の含まれた母乳を飲んで湿疹が出てしまう赤ちゃんもいます。赤ちゃんは内臓が未発達なので消化できなくて湿疹が出てしまうことがあります。必要以上に気にすることはないのですが、あまり治りが悪いようでしたら病院に連れて行ってあげましょう。
③母乳の質
ソースやマヨネーズをたっぷりかけたくなりますが、塩分が強いので摂りすぎるとママの血液がドロドロになってしまい質の悪い母乳になることがあります。もちろん油を使用して焼いたり豚肉などの脂質も使っているので、質の良い母乳のためにも少し注意が必要です。高塩分・高脂肪分は乳腺炎の原因になるので気をつけましょう。
お好み焼き(1枚/マヨネーズ、ソースあり)の塩分… 2.9g
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お好み焼きを食べる時には・・
お好み焼きには焼きそばを入れる広島風お好み焼きやモダン焼きなどがあります。当然、焼きそばやお餅などをプラスすればカロリーもいきなり増えますよね。注意すべき食べ方を紹介しておきます。
麺類やお餅は控える
焼きそばやお餅を入れるお好み焼きを好きな人も多いですよね。焼きそばなどの麺類は1人前150gで300kcal程度、お餅は1個50gで120kcal程度のカロリーがあります。また、授乳中のママは乳腺炎になりやすいのでお餅や麺類は控えた方がいい食材でもあります。
マヨネーズ・ソースは控えめに
ついついソースやマヨネーズは追加してかけてしまいますね。カロリーもプラスされてしまいますし、先ほども説明したように、塩分や脂肪分も増えてしまうので注意が必要です。マヨネーズは控えめにしたり、海鮮のお好み焼きなどは醤油やポン酢で食べてみるのもおすすめです。
トッピングは注意
トッピングのチーズが入るだけで70~100kcalのアップします。天かすも、揚げ物の衣なので注意しましょう。カロリーだけではなく過剰な脂肪分が乳腺炎の原因になります。
お好み焼きは食事の一つになるけれど、似たような食べ物で間食になるたこ焼きについて教えてくれる記事があるからぜひ参考に読んでみてください。
おすすめお好み焼きレシピ
授乳中・桶谷式でもOK☆卵なしお好み焼き
卵なしなので、授乳中や卵アレルギーの方もOKです。小麦粉も少ないのでヘルシーです。
- キャベツ…3〜4枚
- ちくわ…2本
- 油揚げ…1枚
- 桜海老…大さじ2
- 小麦粉…大さじ3
- だし汁…40cc
- 醤油…大さじ3
- ソース…大さじ1/2
小麦粉不要お好み焼風山芋キャベツチーズ
ヘルシーでトースターで簡単に出来る洋風オムレツです。たまにはチーズも食べたい時にどうぞ。
引用:cookpad.com
- 山芋…1/2本
- キャベツ…1/4玉
- チーズ…適量
- マヨネーズ…お好みで
- ソース…お好みで
卵・小麦粉不使用♡米粉お好み焼き
卵・小麦粉を使っていないのでアレルギーに心配なく食べられます。
- キャベツ…1/4個
- 山芋すりおろし…100g
- 昆布だし…小さじ1/2
- 水…100cc
- 米粉…大さじ3
- 桜えびや天かすなど…お好みで
- 油…少量
- お好みソースなど…適量
- 豆乳マヨネーズ …適量
- かつお節、青のりなど…適量
おすすめはオイシックスの”電子レンジでチン!お好み焼き(ミックス)”かな。食品・食材宅配サービスの記事があるから参考にしてね。
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まとめ
- お好み焼きは1枚600kcal程度なので食事として食べるのであれば食べても大丈夫
- お好み焼きはヘルシーで栄養のバランスが良い
- 母乳や赤ちゃんへの注意点3つ
- アレルギーが出ないか授乳後に様子をみる
- 乳児湿疹が出る場合がある
- 塩分と脂肪分を摂り過ぎると母乳の質が悪くなる
- 麺や餅、ソースやマヨネーズ、チーズや天かすなどは控えめにする
- 小麦や卵を使用しないおすすめレシピ3つ
お好み焼きは食べ方でヘルシーな栄養のバランスのとれた食べ物になります。キャベツだってサラダでは食べれないほどの量をお好み焼きなら食べれます。
授乳中は塩分や脂肪分を控えないと母乳の質が悪くなってしまうので、ソースやマヨネーズを控えめにしたり、醤油やポン酢などで食べるのもおすすめです。
赤ちゃんの母乳のために、これは食べてはいけないとストレスを感じ過ぎると母乳が出なくなってしまいます。注意点を頭に入れておけば、食べたいものは食べて、赤ちゃんのお世話を楽しんでください。
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