子供が野菜を食べてくれない。それは、どのママも悩みの一つではないでしょうか?あの手この手で、野菜を食べてもらうように、お料理に混ぜて作っても、なかなか食べてくれませんよね。
では、子供が野菜に興味を持つような絵本を読んでみてはどうでしょうか?読んだ後に、「今日は、この野菜でママがお料理作るね」と言って、食卓に出してみてはいかがでしょう。
野菜に興味を持つことによって、食べれる野菜が増えてくるかも。野菜が出てくる楽しい絵本を選んでみました。ぜひ、お子様と読んで下さい。
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子供が野菜嫌いなのはなぜ?
子供の時は食べれなかった野菜が大人になって食べれるようになった経験ってありませんか?
どうして子供の時に食べれなかった野菜が大人になったら食べれるようになるのでしょう。
子供が本能的に好きな味は、甘み、塩味、うま味の3つとされています。ところが「酸味」と「苦味」は、腐敗物や毒物などの味なので、子供は自らの命を守るために本能的に避けてしまうという説があります。そして、野菜には酸味や苦味があるものが多いので、どうしても子供に嫌われてしまう傾向にあるようです。大人になるにつれて、酸味や苦味があるものでも食べられると脳が理解するため、子供の頃に嫌いだった食べ物も、大人になると食べれるようになることもあるのです。
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野菜の絵本おすすめ5選
なつやさいのなつやすみ
ダジャレを言いながら楽しそうにプールで泳いでいると、オクラとプチトマトの喧嘩が始まります。そこへカボチャが現れザッブーンと入った拍子に皆がプールの外のざるの中に入ります。そして、二人は仲直りします。
夏の野菜にはどんな野菜があるのかわかり、最後は美味しそうなお料理になるので、野菜に興味をもつのではないでしょうか。
イラストも可愛く、会話のダジャレも楽しいです。読んだ後に晩ごはんは、夏野菜カレーを作ってみると野菜も一緒に食べてくれるかもしれませんね。
他にも、はるやさい、あきやさい、ふゆやさいとシリーズ化されているので、他の季節のやさいも読んでみてください。
やさいさん
「やさいさん やさいさん だあれ」と、ニンジンから始まり次から次と野菜がでてきます。
しかけ絵本になっていて、畑から野菜を抜くようになってます。
途中で野菜以外も出てきて、ページをめくるのが楽しくなる絵本です。
お子さんと一緒に「すっぽーん」と言いながら、かくれてる野菜の当てっこ遊びをしながら読んでみてください。
葉っぱだけだと、大人でも何の野菜かわからない物もあるので一緒に考えてみてください。
迫力のある大型絵本もあるので、読み聞かせなどのときは大型絵本もいいですね。
やさいのがっこう
おいいしい野菜になるための学校に通うトマトちゃんのお話です。
学校には、おいいしい野菜になるために他にもいろいろな野菜が通っています。
みんな合格シールが欲しくてがんばっています。トマトちゃんも、その一人。
でも、頭のてっぺんが青くて卒業できません。トマトちゃんのために、友達の野菜がいろいろ手伝ってくれるのが面白く描かれています。
どの野菜も可愛く描かれており、とくにクレソンやみょうがが出てくるのも驚きですね。
クレソンやみょうがは、あまりなじみがありませんが、どんな野菜か興味をもってくれそうです。買い物の時に、「クレソン売ってるよ」とか「みようが売ってるね」と話しかけてると、「クレソン食べたい」とかなるかもしれませんね。
クレソンやみょうが以外にも可愛い野菜がでてくるので、「絵本に出てきた野菜だね」とか言いながら買い物してみて下さい。
シリーズ化されているので、他のシリーズも読みたくなりますね。
やさいのおなか
「これなあに」という問いかけから始まります。
野菜の断面図が白黒で描かれています。
ページをめくると、きれいな色の断面図と正解のやさいが描かれています。
大人でも、「えっ!なんだろう?」と考えてしまう断面図もあります。
子供と一緒にクイズ形式で楽しみながら読んでいくうちに、子供も野菜に興味をもてるのではないでしょうか。
キュウリやトマトなど同じ様に切ってサラダにして、「これ、絵本に出てきたね」と言いながら食卓に出せば、サラダに興味をもってくれるのではないでしょうか。
野菜のおなか(断面図)が見れる楽しい絵本です。
やさいのパーティーおおさわぎ
キャベツの王子にトマトのお姫様。大臣はニンジンと、可愛い絵の野菜が登場します。
やさいばたけのやさいのくにでは、ゆかいなやさいが集まってパーティがひらかれます。
そこへ、マヨネーズの魔法使いがやってきて仲間に入れてあげますが、うかれすぎて中身が出てしまい、最後は美味しサラダになるお話です。
お話もユーモアがあって、絵が可愛いので野菜の嫌いな子も野菜のイメージが変わるんじゃないでしょうか。
読み終わった後に、登場する野菜を使ったサラダを一緒に作ってみてはいかがでしょうか。自分で作ったサラダなら興味をもって食べてくれるかも!
他にも、ご飯や果物のおすすめ絵本を紹介している記事がありますので、こちらもどうぞ。↓
野菜を育てて興味をもたそう!
野菜を身近に感じるのには、自分で育てるのが一番ではないでしょうか。
子供と一緒にトマトを作り、自分で育てたトマトでお料理を作るということは食育につながるのではないでしょうか。
種や苗を植えて、毎日お水をあげて実が少しづつ大きくなって、収穫できた時はすごく嬉しいですよね。
家のベランダでも、トマトならプランターで作れます。
トマトを作るお話の絵本があるので、こちらも読んで一緒にトマトを育ててみてください。
ジャッキーのトマトづくり
ジャッキーがトマト作りに挑戦します。
お兄ちゃんにトマトの育て方をおしえてもらい、種を植えると芽が出てきます。ジャッキーはトマトの事が気になって仕方ありません。ところが、ある日突然、嵐がやってきて、ジャッキーはトマトを守りに行きますが、お兄ちゃん達に家に連れ戻されてしまいます。
嵐が過ぎてトマトを見に行くと、トマトがなっていて、そのトマトでごちそうを作ってガーデンパーティをするのでした。
人気のくまのがっこうシリーズです。
トマトを育てる大変さや楽しさがわかり、一生懸命自分で育てた野菜なら食べてみたくなりますよね。
食べれない野菜でも、どんな味なのか興味がわいてくると思います。
ぜひ、お子さんと一緒に野菜づくりに挑戦してみて下さい。
まとめ
- 子供の野菜嫌いは本能的なもので、大人になると食べれるようになるものもある。
- 野菜が好きになる絵本
・なつやさいのなつやすみ
・やさいさん
・やさいのがっこう
・やさいのおなか
・やさいのパーティおおさわぎ
- 野菜を一緒に育てて、野菜に興味をもってもらう。
子供が野菜を食べてくれなくて、悩んでるママは多いと思います。でも、自分も子供の時は食べれなかった野菜が、大人になって食べれるようになった経験ありませんか。
無理に食べさそうとするより、野菜に興味を持つようにすることで、子供から「この野菜、食べてみたい」と言ってくれると思います。
一つでも食べれなかった野菜が食べれるようになるといいですね。