おかゆや野菜になれてきたら次は、たんぱく質!
たんぱく質の中でも、豆腐は食べやすいので、離乳食では人気の食材ですよね。
あんまりクセもないし、いろんなものと合わせてもなじんでくれます。
そこで、今回は豆腐の離乳食レシピや豆腐についてをご紹介します。
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おすすめ離乳食5選
とある休日の夕暮れ時…
パ〜プ〜パ〜プ〜。
「豆腐は〜いかがですか〜?」
行ってくる!!
離乳食初期(5〜6ヶ月)
おすすめレシピ①
豆腐とかぼちゃの裏ごし
甘い野菜と一緒にすることで、さらに食べやすくなるわよ。裏ごしするから口あたりもいいわよ。
引用:cookpad.com
◎材料
・豆腐…10g
・かぼちゃ…10g
・昆布だし…200~300cc
→詳しいレシピはコチラ
離乳食初期 豆腐とかぼちゃの裏ごし by 和の離乳食☆中田馨
離乳食中期(7〜8ヶ月)
おすすめレシピ②
豆腐とわかめのスープ
大人用の味噌汁を作るときに、ついでに作れるから離乳食用に材料を用意しなくてすむわよ。
引用:cookpad.com
◎材料(1人分)
・豆腐…45g
・乾燥わかめ…軽くひとつまみ
・水…大さじ4
・ベビー用だし…小さじ2弱
→詳しいレシピはコチラ
離乳食中期〜*豆腐とわかめのスープ by はしゆmama❥❥
離乳食後期(9〜11ヶ月)
おすすめレシピ③
豆腐の親子丼
大人用と一緒に作れるから、時短にもなって手間がはぶけるわね。
引用:cookpad.com
◎材料(2食分)
・卵黄…1個
・出汁(子供用)…100cc
・玉ねぎ…1/4
・絹豆腐…お好みで
・その他お好きな野菜
(人参・ネギ・ひじきなど入れても美味しいです。)
・お好みの硬さに炊いたごはん…お好みで
→詳しいレシピはコチラ
【離乳食後期】豆腐の親子丼【簡単】 by ♡yuminchu♡
たまねぎで離乳食もつっくてみてね。↓↓
離乳食完了期(12〜18ヶ月)
おすすめレシピ④
豆腐と鶏ミンチのナゲット
お肉からも栄養がとれるし、手づかみ食べの練習には最適よ。
引用:cookpad.com
◎材料(小さい4個分)
・鶏ミンチ…50g
・豆腐…50g
・マヨネーズ…小さじ1/2
・小麦粉…小さじ1/2
・片栗粉…小さじ1/2
・揚げ油…適量
→詳しいレシピはコチラ
離乳食完了期*豆腐と鶏ミンチのナゲット by h_mama
おすすめレシピ⑤
豆腐と人参のホットケーキ
たくさん作って冷凍しておけば、忙しい朝食にも使えて便利よ。
引用:cookpad.com
◎材料(小サイズ25枚)
・ホットケーキミックス…150g
・無調整豆乳(牛乳)…150cc
・絹豆腐…100g
・人参…中1/2
→詳しいレシピはコチラ
*離乳食完了期*豆腐と人参のホットケーキ by つん♥︎
にんじんで離乳食もつくってみてね。↓↓
おまけ
豆腐チーズケーキ
いつものおやつでもいいけど、大事な大事な”1歳の誕生日“にも食べられますよ!
いちごとかでデコって、お祝いしてあげましょう〜♪
引用:cookpad.com
◎材料
・クリームチーズ…150g
・けんちゃん豆腐…80g
・無糖ヨーグルト….100g
・砂糖…大さじ2
・レモン汁…大さじ2
・粉ゼラチン…5g
・水…50ml
・いちご(デコ用)…10個
→詳しいレシピはコチラ
豆腐ヨーグルトチーズケーキ 1歳の誕生日 by leechang55
むしろ、僕が食べたい!!
パパも一緒に食べられるから、皆んなで食べてお祝いしましょ♪
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豆腐を食べはじめる時期
豆腐は、離乳食初期(5〜6ヶ月)から食べられます。
味にクセがなく淡泊なので赤ちゃんにとって食べやすい食材です。
たんぱく質の豆腐を食べさせるのは、離乳食を始めてから3週目以降がおすすめです。
3週目くらいになると、だんだんと体も慣れてきます。
アレルギーに注意!
5大アレルゲンの一つ「大豆アレルギー」を発症することもあります。
もし、大豆アレルギーがある場合は、豆腐を食べて数分〜2時間以内に症状が出てきます。
- 体に湿疹やじんましんがでる。
- 吐いたり、下痢をしたりする。
- 咳をしだして息苦しそうになる。
- 口の中がイガイガする。
大豆アレルギーは、他の食物アレルギーと比べると症状は軽いと言われています。
しかし、血圧低下などで全身症状が出るアナフィラキシー反応などの重度の症状が出ることもあります。
食物アレルギーについてもっと詳しくのってます!↓↓
豆腐の分量
赤ちゃんの消化器官は未熟なので、月齢の目安量を超えてたんぱく質を食べると、体に負担がかかります。
離乳食初期(5~6ヶ月)
1回・20g
最初は、小さじ1から始めます。
必ず、加熱した豆腐を食べさせます。生で食べるよりは、アレルギーをおさえられるためと言われています。
離乳食中期(7~8ヶ月)
1回・30~40g
中期も加熱した豆腐がおすすめです。食べる様子を見ながら、30g~40gくらいを目安に食べさせます。
離乳食後期(9~11ヶ月)
1回・50g
この時期は、前半は加熱した豆腐、後半は生の豆腐も食べられるようになります。だいたい50gを目安に食べさせます。
ただ、下痢になったり、赤ちゃんが生の豆腐を嫌がったりする場合は、中止して加熱してあげましょう。
離乳食完了期(12~18ヶ月)
1回・50〜60g
この時期は、腸の働きや消化器官もしっかりしてくるので、生の豆腐だけでも大丈夫になります。
他の食材も食べさせる時は、全体の量とカロリーも見て、食べさせてくださいね。
豆腐の栄養
豆腐は、大豆から作られていますよね。
大豆から豆腐が作られる時に消化吸収の悪い組織は、破壊されます。
消化の悪い食物繊維がおからになって、取りのぞかれた豆乳が固められるので、豆腐になると消化吸収はよくなります。
①筋肉や臓器、皮膚、髪、爪などを作るたんぱく質
免疫力も高めてくれて、酵素やヘモグロビンの原料となります。
②骨や歯を作るカルシウム
離乳期には、カルシウムが不足しがちなので、多く取り入れる必要があります。
③皮膚や粘膜、胃腸などの成長を促すビタミン
豆腐にはビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンE、ナイアシンが含まれています。
④ ビフィズス菌のえさオリゴ糖
オリゴ糖は、豆腐の甘味を引きだしてくれます。
⑤脳の活性化レシチン
脳の情報伝達に関わる、神経にとって大事な細胞です。
豆腐の選び方
などなど。
離乳食初期〜中期は、加熱した絹ごし豆腐を食べさせます。
絹ごし豆腐
濃度の濃い豆乳にニガリ(凝固剤)を入れて、型に入れて固めたもの。
ビタミンB群やカリウムが木綿豆腐より多くなっています。
木綿豆腐
濃度の薄い豆乳にニガリ(凝固剤)を入れて、型に入れて固めた後、くずしてもう一度型に入れて、おもしをして成形したもの。
作る時に水分をしぼるので、栄養分が圧縮されます。
そのため、たんぱく質、カルシウム、鉄分が絹ごし豆腐に比べると、2〜3割多くふくまれています。
しかし、木綿豆腐は水分をしぼる時にビタミンB群やカリウムなど、水溶性の栄養素は水分と一緒に流れでてしまいます。
なので、離乳食では初期〜中期は絹ごし豆腐にして、後期から木綿豆腐を取り入れるのがいいですね。
そこまで深く考えたことはなかったかも。
じゃあ、絹ごし豆腐は「絹」だから絹の布をつかって作るの?
でも、こっちの絹ごしって言うのは、木綿豆腐との食感の”違い”からきた呼び方なのよ。
「絹の布でこしたから」じゃないのよね。
絹ごしって滑らかだから、絹の布をつかって作ったとか言っても納得しちゃうな~。
木綿豆腐が作るときに使うものからの名前で、一方絹ごし豆腐は、木綿豆腐ありきでそれとの食感の違いからの名前っていう。。
こう言ったら何だけど、一貫性がない名前の付け方になってるわよね。笑
高野豆腐
栄養価は高いですが、しっかりかまないと食べられないので、離乳食にはむいていません。
どうしても高野豆腐をつかいたい場合は、おろし器などで粉末状にして調理するのがおすすめです。
油揚げ・厚揚げ・がんも
しっかり茹でて油抜きをして、細かく刻めば離乳食後期から食べることができます。
お家にいながら、絹ごし豆腐も木綿豆腐も買えちゃいます♪↓↓
→電子レンジで豆腐
電子レンジで!マグカップ手作り豆腐 by パパンダシェフ
(ちょっと不安…)
豆腐の良いところ・悪いところ
良いところ
- 味が淡白で使いやすい。
- 食感が良く、食べやすい。
- いつでも手に入る。
- 栄養豊富。
悪いところ
- 大豆アレルギーが出る場合がある。
- 日持ちしない。
- 食べ過ぎるとお腹がゆるくなる。
豆腐の保存
豆腐は、開封してしまうとすぐ悪くなるので、冷凍保存をしておきます。
豆腐を生で食べても大丈夫なのは、離乳食後期前半以降です。それまでは保存するときも加熱する必要があります。
→電子レンジの場合
お皿に豆腐10~20gをのせて、ラップをして20~30秒加熱します。
→茹でる場合
豆腐を茶こしにのせ、沸騰したお湯の中に10~20秒ぐらいくぐらせます。
加熱したら、裏ごしをして冷凍保存です。
- 豆腐を加熱する。
- 豆腐をすりつぶして裏ごしする。
- 製氷皿に入れて冷凍する。
- 生の豆腐を荒くつぶす。
- フライパンで炒る。
- 粗熱が取れてから、製氷皿に1回分ずつわける。
- 固まったら、ジップロックの袋などに入れて、冷凍する。
一応豆腐は冷凍保存できることにはなってるけど、豆腐って鮮度がおちやすいから、冷凍保存むきじゃないのよね。だから、内臓が未発達な時期の離乳食では、開封したら冷凍しないでなるべく一回でつかい切るのがいいのよね。
じゃあ、ぼくたちの料理に入れて、使い切っちゃえばいいじゃない?
またお豆腐屋さんを見つけて、買ってきてちょーだい♡
いってきます…。
まとめ
- 豆腐は、離乳食初期(5〜6ヶ月)から食べられるけど、慣れてきた3週目以降に食べさせたほうがいい。
- 最初は、絹ごし豆腐を加熱して食べさせる。
- 生や木綿豆腐は、離乳食後期(9〜11ヶ月)から与える。
- 大豆アレルギーの心配があるので最初は、小さじ1から始める。
たんぱく質もとれるようになると、だいぶ体ができてきますね。
もちろん、食べられる食材がふえていくのは、大変なこともふえるということです。
でも、それはよろこぶべき大変さです。
着実に成長していく我が子。
毎日、楽しみながら見守りましょう♪
お豆腐屋さんが来たわよ!
パパ、買って来て!!