口の中に入れると、あっという間になくなり甘さが染みわたるお菓子「マシュマロ」。甘くておいしいから砂糖のかたまりだと思っていませんか?
実はそんなこともないんです。ならば、糖分はあまり摂らない方が良いとされてる授乳中でも食べていいのでしょうか?授乳中は制限が多いので甘いものが食べられたらうれしいですよね。
そこで今回は、授乳中のマシュマロについてをご紹介します。
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授乳中 マシュマロを食べてもいい?
この間、友達からお土産にマシュマロをもらったんです。マシュマロって結構甘いですけど授乳中に食べてもいいのでしょうか?
マシュマロは甘いお菓子なので授乳中は食べても良いのか悩むところですが、食べても大丈夫です。マシュマロは、ほとんどがゼラチンと水分だと言われるぐらいで思っている以上に砂糖は使われていません。
なので、授乳中は糖分を控えめにと言われていますが、マシュマロは食べても良いという事になりますね。後ほど、どのくらい食べていいかについてはお話ししますが、食べ過ぎるのは良くないので食べる量は守りましょう。
マシュマロとは?
マシュマロの主な原料は砂糖、卵白、水あめ、ゼラチン、コーンスターチ、香料などで作られています。大量生産されて市販で売られているマシュマロは卵白を使わず大豆たんぱくなど使って作られているものもあります。
コープデリのホワイトマシュマロを参考にすると、80gで270kcalです。例えば半分の40g食べたとしても135kcalなので、1日の間食の摂取目安量の200kcal以内で食べられるくらい比較的、低カロリーなお菓子です。
マシュマロにはビオチンという栄養素が含まれていて、ビオチンはビタミンの一種で不足すると肌が荒れたり爪が割れる原因にもなります。
マシュマロは大半がゼラチンで作られています。ゼラチンを食べると小腸でゼラチンが分解されてコラーゲンになり体内に取り込まれます。コラーゲンを摂取すると肌に効果的なのでビオチンと共に摂れば肌の調子が良くなります。
また、ビタミンCと合わせて摂取するとコラーゲンの生成量が増え美肌につながります。さらに、ゼラチンには消化吸収を高める効果があり、整腸作用もあるので便秘改善や免疫力アップになります。
授乳中は水分が約80%でできている母乳を与えるため、体内が水分不足になり便秘になるママも多くなります。ゼラチンを摂取して腸内環境が整うとうれしいですね。
母乳や赤ちゃんへの影響や注意点3つ
マシュマロは授乳中でも食べて良い食べものですが、食べ過ぎや体質によっては影響があるので注意してください。
①食べ過ぎると糖類の摂り過ぎになる
世界保健機関(WHO)では砂糖などの糖類を、平均的な成人で1日の摂取を25g程度に抑えるようにとしています。
先程と同じコープデリのホワイトマシュマロを参考にすると、1袋の80gに糖類は46.4g含まれています。そのため、半分の40gを食べると23.2gなので成人の砂糖摂取目安量のほとんどを摂取した事になります。
マシュマロ以外の食べものからも糖類を摂る事を考えると、マシュマロを40g食べてしまうと過剰摂取になります。そのことを踏まえると、マシュマロを1日に食べる量は、20g程度が望ましいです。
糖類は摂り過ぎると、血液をドロドロにしてしまいます。母乳は血液からできているので、ドロドロの血液が乳管に詰まり母乳が出ずらくなると乳腺炎の原因になります。
②たんぱく質の摂り過ぎで腎臓に負担がかかる
マシュマロの原材料にはゼラチンや卵白、大豆たんぱくが含まれています。ゼラチンはコラーゲンというたんぱく質の一種です。また、卵白や大豆たんぱくもたんぱく質になります。
母乳はたんぱく質が含まれているのでママは口からたんぱく質を摂る必要がありますが、腎臓の持病があるママはたんぱく質を摂り過ぎると危険な事もあります。たんぱく質を摂ると窒素も一緒に摂るため、血中からろ過しようと腎臓が働きます。
腎臓が正常なら窒素は尿と一緒に排出されるので問題ありませんが、腎臓に持病のあるママがたんぱく質を過剰摂取すると、その分多く摂った窒素を取り除くために腎臓が普段以上に働かないといけません。
一回食べ過ぎたくらいで影響はありませんが、長期的にたんぱく質を過剰摂取すると腎障害を引き起こす原因になる事があります。
③アレルギー反応が出る
マシュマロには卵白や大豆たんぱくが入っているものが多いです。
マシュマロを食べたママの母乳を飲んで、卵白や大豆に反応して湿疹や下痢などアレルギー反応が出る場合もあります。赤ちゃんは消化器官が未熟で、卵白や大豆のたんぱく質が腸の粘膜を通りやすいからと言われています。
成長と共に消化器官が発達すればアレルギーは治ることもあるので、そこまで心配しなくても良いですが、症状がひどい場合はお医者さんに相談してくださいね。
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マシュマロを食べるなら・・
市販のマシュマロは結構甘めに作られています。マシュマロは手作りする事もできるので、甘さを調整しながら作ってみるのがいいかもしれませんね。
マシュマロおすすめアレンジレシピ
マシュマロを使って、おやつの時間を楽しみましょう。
ルイボスティーマシュマロ
ルイボスティーはノンカフェインで授乳中でも安心よ。亜鉛などのミネラル類が豊富だしね。もちろんホットで飲んでね。温かい飲みものは血流を良くしてくれるから血液でできてる母乳の出を良くしてくれるわよ。
引用:cookpad.com
◎材料
・■ ルイボスティー
・マシュマロ…1個〜(お好きなだけ)
※お好きなトッピング あればお好みで♪チョコシロップ など何でも☆
→詳しいレシピはコチラから
マシュマロ☆ホッとルイボスティー by もみたん☆
ハーベストスモア
引用:cookpad.com
◎材料(1つぶん)
・ハーベスト…二枚
・マシュマロ…一粒
→詳しいレシピはコチラから
ハーベストスモア by ゴロろん
フルグラマシュマロバー
フルーツグラノーラを入れると食べごたえが増すのよね。多めに作っておいて小腹がすいた時に食べるといいんじゃないかしら。グラノーラも種類が豊富だからいろんな味で作れるわよ。
引用:cookpad.com
◎材料
・マシュマロ…160g
・無塩バター…70g
・フルグラ…170g
・はちみつ…大さじ2
→詳しいレシピはコチラから
ザクザクおいしい♪フルグラマシュマロバー by Syruprup
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まとめ
- 授乳中にマシュマロは食べて良い
- マシュマロは低カロリーでコラーゲンが豊富に含まれている
- マシュマロの食べ過ぎや体質によっては影響が出るので注意する
- 甘さを控えた安心なマシュマロを手作りできる
マシュマロにも含まれている糖分は、悪者にされがちですが適量を摂ればなんの問題もありません。出産してから体力が回復しないまま家事や育児をするのは大変で毎日お疲れですよね。
疲れた時にマシュマロのような糖分が含まれているものを食べると、素早くエネルギーに変わるので回復が早くなります。それに、甘いものを食べれば幸せを感じられるホルモンのセロトニンが分泌されます。
セロトニンが分泌されると、ホルモンバランスが良くなり母乳の出が良くなります。そうすれば、赤ちゃんも母乳がたくさん飲めてママも幸せを感じられて相乗効果が生まれますね。
マシュマロを食べてみんなで幸せを感じましょう。
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たまにはこういうのにも頼って、上手に育児していきましょう!
手を抜きたい時もある、でも食事には最低限こだわりたい、あなた向けです。
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