おいしくて栄養豊富な牛乳。冷蔵庫に常備している家庭も多いですよね。
母乳やミルクを飲んできた赤ちゃんにとって牛乳の味は親しみやすく、離乳食にも取り入れやすい食材です。ただし、牛乳は三大アレルゲンのひとつにも含まれおり、赤ちゃんに初めて与える際には注意も必要です。
ここでは牛乳を使った離乳食の進め方やおすすめのレシピをご紹介します。
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牛乳を使った離乳食はいつから与えていいの?
赤ちゃんは大人と比べて消化機能が十分に発達していません。そのため、タンパク質などを分解できずにアレルギーを起こしてしまう可能性があります。
離乳食初期(生後5~6ヶ月)にはまだ使えません
離乳食初期にはまだ牛乳をあげることはできません。
ちなみに無糖のヨーグルトであれば初期から与えることができます。はじめはヨーグルトを食べさせて、乳製品に慣れさせておくのも良いでしょう。
離乳食中期(生後7~8ヶ月)から少しずつ与えてみましょう
牛乳を加熱して調理に使う場合はモグモグ期と呼ばれる離乳食中期(生後7~8ヶ月)から使えます。
牛乳以外の食品でもそうですが、初めて与えるときはスプーン1杯程度から始めましょう。
慣れてきたら、1回の食事につき55ml~75ml程度まで増やしてOKです!
離乳食後期(生後9〜11ヶ月)はさらに増やしてOK
後期になれば、1食につき90ml程度まで牛乳を使用することができます。
ただし、まだ加熱せずに与えることは控えましょう。
牛乳をそのまま与えるのは満1歳を過ぎてから
加熱せずに飲み物として与える場合は、離乳食完了期(満1歳~)になってからが推奨とされています。
そのまま飲ませられるようになれば、より手軽に摂取することができますね。
- 牛乳は離乳食初期(生後5~6ヶ月)にはまだNG
- 加熱して使う場合は離乳食中期(生後7~8ヶ月)からOK
- 最初はスプーン1杯程度から始め、少しずつ量を増やしていく
- そのまま飲み物として与えるのは満1歳を過ぎてから
牛乳の栄養素について
牛乳の栄養素と言えば、まずカルシウムが思い浮かぶかもしれませんね。もちろんカルシウムも豊富に含まれていますが、それだけではありません。
人間の生命維持に必要な三大栄養素(たんぱく質、脂質、炭水化物)とミネラル、ビタミンなどがバランスよく含まれているのです。そのため、病気になりにくい丈夫な身体づくりに役に立つと言われています。
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牛乳を与える際の注意点やアレルギーについて
牛乳は5大アレルゲン(※)にも含まれています。
(※5大アレルゲンとは、鶏卵・牛乳・大豆・小麦・米のこと。)
牛乳は、小児期の食物アレルギーとしては卵に次いで2番目に多いんですってね!
うん。最初は特に、アレルギーが心配だね。
先程もご紹介しましたが、牛乳は早くても生後7ヶ月になってから、スプーン1杯程を必ず加熱調理してから与えるようにしましょう。
もしもアレルギーによって蕁麻疹が出たり、下痢や嘔吐、呼吸が苦しそうなどの症状が出た場合はすぐに病院へ行く必要があります。
牛乳に限らず、初めての食材を与える際は平日の午前中を選ぶようにしましょう。
牛乳を使ったおすすめ離乳食レシピ5選!
バナナのパン粥
材料 (1人分)
- 食パン…15g
- 牛乳…70cc
- バナナ…10g
引用:cookpad.com
簡単かぼちゃのスープ
材料 (2〜4人)
- かぼちゃ…1/4〜1/2
- 牛乳…200cc〜
- ブロッコリー(お好み)…1カケ
- コンソメ(お好み)…固形1個
- 水…適量
引用:cookpad.com
卵なし!バナナパンケーキ!
材料 (1食分(2〜3センチのもの6〜7枚))
- バナナ…2〜3センチ
- 牛乳…大さじ2
- 小麦粉…大さじ2
- ベーキングパウダー…小さじ1/4
引用:cookpad.com
じゃがいもしらすおやき
材料(5cm位のおやき8個分)
- じゃがいも…100g(大1個位)
- しらす(塩抜きしてあるもの)…10g
- 人参(柔らかく茹でたもの)…5g
- ひじき(水で戻して柔らかく茹でたもの)…3g
- 小麦粉…小さじ2
- 牛乳(パサつく時に入れる用)…小さじ1/2~
引用:cookpad.com
ズボラ簡単複数ハンバーグ
材料
- ひき肉…なんでも適量
- 玉ねぎ…適量
- 卵…適量
- 牛乳…適量
- パン粉…適量
引用:cookpad.com
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まとめ
- 牛乳は離乳食中期(生後7~8ヶ月)から、加熱調理したものを与える。加熱せずそのまま飲み物としてあげるのは満1歳を過ぎてから。
- 牛乳は栄養たっぷり!カルシウムだけでなく三大栄養素(たんぱく質、脂質、炭水化物)とミネラル、ビタミンなどがバランスよく含まれている。
- 牛乳は三大アレルゲンのひとつ。初めて与えるときは平日の午前中を選び、何かあったら病院に行けるようにする。
離乳食中期から使える牛乳は、いろいろな料理に大活躍!
栄養豊富な牛乳を使って、丈夫な身体づくりに役立てて行きたいですね。
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