うどんやそばを食べるときに欠かせない薬味の王様「ネギ」。
生で食べるとシャキシャキの食感や、苦みや辛味を楽しむことが出来て、火を加えるとトロリとした食感に甘みが加わる「ネギ」。
今回はそんな「ネギ」の授乳中摂取に関して、まとめてみました。参考にしていただけると嬉しいです。
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授乳中にネギは控えるべき?
わけぎ、あさつき、万能ネギ、長ネギ、九条ネギ。ネギと言っても沢山種類がありますよね。
あなたはどう使い分けていますか?
これ、京都の親戚から送られてきた九条ネギです。良かったら召し上がってください。
独特の臭みが苦手って方もいたり、生は苦手だけれど火を通せば食べられる!っていう方もいらっしゃるかもしれません。
授乳中にネギは積極的に食べても良い食品です。
ただ他の食品と一緒で、過剰に摂取をするとおっぱいに良くありませんので、バランスよい食事の中で食べる程度という感じに覚えておいてくださいね。
子供のころから母がよくネギを料理に使っていたので実は私、小学校から高校まで皆勤賞でした。(笑)
私もネギは好きよ。やっぱり九条ネギやワケギが特に好きかな。薬味として生で食べるのが好きだからかしらね(笑)
ネギに含まれる栄養
- アリシン:疲労回復を助ける
- Bカロテン:特にネギの緑色の部分に含まれる栄養素で、血糖値の上昇を抑え、生活習慣病の予防をしてくれる栄養素
- カルシウム:心臓を動かすために必要な栄養素
- ビタミンC:アンチエイジングに効果的
- ネギオール:殺菌作用があり、風邪を引いたときに摂取すると効果がでる栄養素
- 疲労回復
アリシンには血流を促す効果や疲労回復、ビタミンB1の吸収を助けるはたらきをしてくれます。また、ビタミンCの抗酸化作用も疲労回復を助けてくれます。
- 美容効果
ビタミンAは肌の代謝を高め肌荒れを防止、粘膜の機能を保護し、正常に保つ効果があります。
また、Bカロテンは体内で必要な分だけビタミンAに変換され、ビタミンCがメラニンの生成を抑えシミ予防効果や、食物繊維やアリシンの血行促進効果で美肌効果があります。
- 発ガン抑制
アリシンには生活習慣病の予防の他に、がん予防効果があります。また、ねぎの緑の部分のドロッとした液には発がん抑制があるとも言われています。
- 風邪予防
ネギに含まれる栄養素、ネギオールやアリシンには殺菌作用があるとされていて、血のめぐりをよくする効果があり、代謝や発汗を促します。
血の巡りを良くすることで、免疫力のアップにも効果的です。
- 生活習慣病の予防
アリシンには血糖値の上昇や血中脂肪の燃焼促進、コレステロール値を抑制する働きがあります。血のめぐりを良くすることで血栓や動脈硬化も防ぐため、生活習慣病の予防にもつながります。
また、ビタミンCの抗酸化作用が動脈硬化や高血圧を予防してくれます。
どのくらい摂取しても大丈夫?
あ、そうそうハルカさん、授乳時には暴飲暴食がいけないって本当ですね。九条ネギを新鮮なうちに消費しようとして、前回なんですけどね…つい、食べ過ぎて娘っ子に迷惑をかけてしまいました。
ネギは体を温める、血行を良くするとても良い野菜で、普段の食事には積極的に使って大丈夫な食材です。だからと言って、過剰摂取は良くありません。1日100gを目安にしてみましょう。
また、味に特徴のある野菜だけに母乳に多少の味の変化は出るとも言われています。敏感な赤ちゃんは、もしかしたら普段より母乳を欲しがる量が減ったり、嫌がる子もいるかもしれません。
ネギに関する口コミ情報
質問投稿サイトにこんな質問がありました。
ねぎは母乳の出をよくしたりしますか?昨日ねぎ焼きを作ってねぎをいっぱい食べたらお乳がすごい痛くなりました。
乳腺炎になりそうなかんじです。身体もだるくて…
引用:Yahoo!知恵袋
質問に対する回答者さんからのアドバイスがこちらです。
ネギ(ねぎ)は食欲増進、かぜ、不眠症などに効くといわれています。アリシン(疲労回復)ビタミンA(免疫力強化)そのほかビタミンB2 Cなどが多く含まれています。
体を温める効果がありますので、もしかすると、体温の上昇でおっぱいに刺激が加わったのかもしれません。体がだるいのは体温があがったからでしょうね。
ねぎは母乳の出をよくするということは聞いたことがないですが、ねぎに限らず、ある一つの食品だけを過剰に食べるということは余りいことではないですよ。
引用:Yahoo!知恵袋
母乳や赤ちゃんへの影響と注意点3つ
1、ワカメとネギのお味噌汁は実はNG!
ワカメに含まれるカルシウムの吸収を、ねぎが持つ硫化アリルという成分が妨げてしまいます。栄養を赤ちゃんに母乳で出来るだけ送り込んであげたいと思っているママは、覚えておいてくださいね。
ワカメは豆腐と一緒にお味噌汁にしましょう。カルシウムをしっかり吸収することが出来ますよ。
2、生だと香りが強いから工夫をしよう!
ネギはニンニクやニラと同様、特に生で食べようとすると香りの強い野菜ですよね。摂取する量によっては、赤ちゃんの飲む母乳の味の変化に繋がります。
敏感な赤ちゃんは、母乳を拒むこともあります。食前に牛乳を食後にはリンゴを食べることで、消臭効果が生まれて軽減されますよ。
3、生での摂取、胃腸が弱い人は要注意!
生で食べるのが最もネギの栄養を摂取するには良いと言われていますが、胃腸がもともと弱い人や、体の調子がいまいち…という方は、生でのネギの摂取は出来るだけ避けてください。
ネギに含まれるアリシンは強い殺菌作用を持っていて、生で大量摂取してしまうと刺激が強すぎて胃腸障害を引き起こしてしまうからです。
母乳から赤ちゃんにも影響を及ぼして、赤ちゃんが下痢や体に支障をおこしかねません。気をつけましょう。
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ネギの使い分け
春と夏とでは味が違うんですよ。夏だと香りも強くなって苦みもでて、またそれがたまらなくて。
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わけぎ
広島県で多く栽培されている辛みがなく、食べやすいネギ。オイスターソース炒めやヌタなど、少し火を通すことで、甘みも食感も楽しめますよ。
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あさつき
葉の色が鮮やかで、香りが良くて辛みが強いネギ。キッシュや厚焼き玉子などの中に加えて、香りとネギの深みを楽しむのがおすすめです。
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万能ネギ
緑の部分が多く、どんな調理法にも合うので万能ネギとよばれる。麺類のお供に添えられるのが多いネギ。ネギ塩だれや、にらの代わりにチヂミに使うのがおすすめです。
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長ネギ
特に11~3月が美味しい長ネギ。白い部分にはビタミンCが多く含まれていて、 緑の部分にはビタミンC、B-カロテン、カルシウムが含まれています。すき焼きや鍋はもちろん、ネギ焼きで食べるのがおすすめです。
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九条ネギ
京都に伝わるネギで、口当たりがやわらかくて甘味があり、葉の内部にぬめりがあるネギ。白和えやごま油を使ってさっとサラダにして食べるのがおすすめです。
ネギの栄養を逃がさないようにするには
- 細かく刻む
→空気に触れる部分が増えるとアリシンも多くなります。 - 切ってから食べる前に15分置く
→ネギを切って置いておくことで、硫化アリルによるアリシンの生成が進み、風邪の症状を和らげる働きが強まります。ただ、長ければいいわけではありません。栄養を摂取するには、1時間以内に食べることをお勧めします。 - 水にはさらさない
→ネギの辛みを取りたいからといって、水につけてしまうと成分が溶け出してしまうので避けましょう。
ネギを使ったおすすめレシピ
①やみつきネギ
- 長ネギ 1本
- 水菜 1房
- 韓国海苔 1袋
- 白ごま 大さじ1杯
- ごま油 小さじ1杯
- 塩コショウ
- 鶏がらスープの素 小さじ1杯
引用:Cookpad(←詳しい作り方はこちら)
②白ネギの甘辛炒め
早速作らなくちゃいけないじゃないですか!夕飯に九条ネギを使って1品として夕飯に添えてみます。主人喜ぶだろうな。
- 白ネギ(長ネギの白い部分)2本
- ごま油 大さじ1杯
- きび砂糖 大さじ2/3
- 醤油 大さじ2
- みりん 大さじ1
- 酒 大さじ1
- 酢 大さじ1
- かつお節 1袋
引用: Cookpad(←詳しい作り方はこちら)
③わけぎとあげの酢味噌和え
- わけぎ 5束
- おあげ 1枚
- 味噌 大さじ2杯
- 砂糖 大さじ1杯
- お酢 大さじ1杯
引用:Cookpad(←詳しい作り方はこちら)
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まとめ
- 風邪予防や生活習慣病の予防、疲労回復や美容効果に発がん抑制などと、とても効能豊かな野菜。
- 生で食べすぎると強い殺菌作用のある野菜なので、胃腸の粘膜を傷つける可能性がある。
- 1日の摂取目安は100g。
- ネギとワカメのお味噌汁は実は火を通すことで、栄養を逃がしてしまうのでNG。
- 臭いを少しでも減らしたい場合には食後に牛乳、食後にリンゴを食べると少し改善される。
- ネギの栄養を出来るだけ摂取するには、生のネギを細かく切る、15分切ってから置く、水にさらさない。
ネギはお豆腐や麺類には欠かせない薬味の王様。食感に香り、たまりませんよね。炒め物にしたり、鍋に加えれば少しトロリとした粘り気も加わって、甘みもたっぷり。私も大好きです。
比較的お手頃価格で購入できるネギ。どうぞ皆さんも風邪予防のためにも少し毎日の食卓に加えてみて下さいね。
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