下の子を妊娠中だけど、抱っこをせがまれることってありますよね。お兄ちゃんお姉ちゃんになるといっても、まだまだ、一人で歩いてはくれないし、ベビーカーも嫌がるし、1〜2歳の子供とお出かけするのは大変です。
今までは抱っこ紐を使っていたけど、やっぱり控えないといけないかなと思っているママが多いのではないでしょうか。抱っこするのは妊娠中のママにとっては体への負担がちょっと心配ですよね。
今まで抱っこ紐でいつも抱っこしてくれていたママが急に抱っこをしてくれなくなれば、子供も不安な気持ちになります。絶対に妊娠中に抱っこ紐はダメというわけではないので、今回は使い方やおさえておきたいポイントについて紹介していきます。
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妊娠中の抱っこ紐はNG?
どんなことに注意が必要?
妊娠中に抱っこ紐がNGということはありません。
でも、無理をすると、ママの体に負担がかかって切迫流産などの可能性があるので注意が必要です。
- 抱っこする時にお腹に力が入るのでお腹が張る
- お腹が圧迫されて、痛みが出たり、出血することがある
また、妊娠中に重いものは持たない方がいいとよく言われていますが、子どもを抱っこしてはいけないという基準はありません。ママの体調を見極めながら抱っこ紐は使用してください。
切迫流産とはなんですか?
胎児が子宮内に残っており、流産の一歩手前である状態を「切迫流産」と言います。前述の「流産」は妊娠継続不可能ですが、「切迫流産」は妊娠継続できる可能性があります。
妊娠12週までの切迫流産に対して流産予防に有効な薬剤はないといわれています。子宮の中に血液のかたまり(絨毛膜下血腫)がある切迫流産では安静が有効との報告もあります。
お医者さんから安静の指示が出ていなくて、抱っこをしてお腹が張っても少し休んでいれば張りがおさまるのであれば大丈夫です。
妊娠中のおすすめ抱っこ紐
どんなタイプの抱っこ紐がおすすめなのでしょう。つわりがひどい場合はお腹を締め付けないようなタイプの抱っこ紐がおすすめです。
・お腹が大きくなると腰ベルトがあると圧迫するので、腰ベルトがないタイプ
・体調が悪い時などに胸を締め付けず余裕があり、調節のできる範囲が広いタイプ
・体調やお腹の大きさによって様々な抱き方ができる多機能タイプ
腰ベルトがないものやクロスタイプの抱っこ紐がおすすめです。
サンクマニエル プレール
新生児から3歳児まで成長に合わせて5通りで使える抱っこ紐です。妊娠中にもお腹を締め付けないと口コミにも上がっています。
キューズベリー クロス
クロスタイプの抱っこ紐なので、お腹を締めつけず使用できます。コンパクトに収納できるので持ち運びにも便利です。
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いつまでなら使って大丈夫?
妊娠中の抱っこ紐は、妊娠○○ヶ月まで使用できる、という決まりはありません。ひとそれぞれで、ママの体調や妊娠の経過によって違ってきます。ママの体調を優先して無理せずに使いましょう。
妊娠中のママの口コミ
Q.妊娠中の抱っこ紐。
いつまで使ってましたか?現在8ヶ月で体重は7キロくらいですがベビージョルンの抱っこ紐を使ってて長時間は肩などにかなり負担がきます。先生には使って大丈夫と言われてますが実際いつまで大丈夫なんだろうと思い…いま17週です。
はじめはベビーカー乗せるんですがいつも途中で嫌がって抱っこ紐に変えます。A.今7ヶ月で2歳の13キロの子と時々抱っこ紐移動していますが、きつくなってきました。きっとお腹と腰が大丈夫なうちは大丈夫なんでしょうけれど、ベビーカーを使えるところはベビーカーにしています。
A.今妊娠9ヶ月ですが、11キロの息子(もうすぐ2歳)を未だに抱っこ紐でお昼寝の寝かしつけをするのに使っていますよ(^^)
肩と腰にベルトをして3点で支えるタイプの抱っこ紐なので、腰のベルトはかなり緩めでお腹の下で巻く感じで使ってます。
引用:Yahoo!知恵袋
Q.二人目妊娠中、抱っこひもは使っても大丈夫ですか?
A.一歳七ヶ月の子供がいて妊婦七ヶ月です。私が医師から言われたのは、安定期に入って長時間の使用は避けるように。お腹が張ってくるようなら使用をやめること。上の子を沢山抱っこしてあげてねと。なので、あまりお腹の負担にならないように横抱きにして使ってますよ。
おさえておきたいポイント3つ
無理することはありませんが、子どもを抱っこしなければならないこともありますよね。ママの体調と心が大丈夫ならば、抱っこはダメということではありません。
妊娠中の抱っこ紐の使い方
ママのその日の体調をみて、お腹に負担がかからないように使用をしましょう。
- 腰ベルトをゆるめてお腹を圧迫しない
- 長時間の使用はせず、必要な時だけ使う
- おんぶに変える
あと、お腹が大きくなると締め付けが苦しくなるからおんぶにしてみるとお腹への負担が減ってラクだったりするわよ。
他の方法でスキンシップ
子供は抱っこしてもらえなくなると、今までべったりとできていたママが急に離れてしまったように感じるかもしれません。
心配な気持ちにもなるので他の方法で安心させてあげましょう。積極的にスキンシップをとるといいです。
- 座ったまま抱っこをしてあげる
- 膝に座らせて絵本を読んであげる
- 添い寝をしてあげる
抱っこ紐を使わない時の工夫
妊娠中の抱っこ紐は体に負担がかかるので、できれば避けたいものです。子どもの体重も重くなって体的にも限界を感じることもあります。抱っこ紐から移行できるとママの体の負担も減ります。
- ベビーカーを使用する
- 歩く楽しさを覚えさせる
- 家族にサポートしてもらう
まとめ
- 妊娠中の抱っこ紐はママの体に負担がかからないように使用しても大丈夫。
- 妊娠中の抱っこ紐はいつまで使用してもいいという決まりはない。
- 妊娠中の抱っこ紐を使う時のおさえておきたいポイント
- お腹に負担がかからないような使い方
- 他の方法でスキンシップをする
- 抱っこ紐を使わない工夫
妊娠中のママだって、できれば抱っこ紐を使って抱っこはしたくないですよね。でも、どうしても抱っこをして出かけなければならない状況になることもあります。
ママの体調と妊娠の経過によって、抱っこ紐を使って大丈夫なママもいれば、注意が必要なママもいます。自分の体に向き合って無理をしないでください。
今まで抱っこをしてくれていたママが急に抱っこはできないとなると、子どもは戸惑います。子どもを甘えさせてあげるためにもたくさんスキンシップを取ってあげましょう。そうすれば、優しいお兄ちゃんやお姉ちゃんになってくれますよ。