朝ってなんであんなにバタバタしちゃうんでしょうか?早めに起きたはずなのに、時計を見たらもう、こんな時間!て毎日やってる気がします…。
小さい子どもがいたらなおさらですよね。保育園に行く子どもの支度(したく)に追われて自分の支度どころじゃなくて、あわてふためいてるママも多いでしょう。
そこで今回は、支度がすすまない保育園児にぴったりの対処方法をご紹介しますね。
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朝の支度を早くさせる方法5つ
今年から保育園に行き出したんだけど、朝の支度がとにかく遅くて、毎日朝からイライラしちゃって自己嫌悪なの…。
うちも今はだいぶ楽になったけど、少し前はそんな感じだったよね。パパ。
- 前の日に準備をする
- やさしく起こす
- 朝食は時間を決めて少量にする
- 身支度をわかりやすくする
- 身支度に集中させる
前の日に準備をする
次の日の保育園の準備は前の日の夜にしておきましょう。夜なら比較的時間もママの気持ちにも余裕がありますよね。次の日に着ていく服は一緒に選んであげてください。
朝グズっても「昨日一緒に選んだよね。」と言って親が選んだのではなくて、自分で選んだことを強調すると納得して着てくれるようになりますよ。
やさしく起こす
出かける1時間〜1時間半前には、起こすようにしましょう。時間は、子どもによって違うので、自分の子どもが朝に強いか弱いかよく観察して起こしてあげてくださいね。
やさしく起こすと、起こす時には時間はかかりますが、意外と素直に起きてくる場合が多くなります。
また、その日にある楽しいことをつぶやくのもいいですよね。
- 「保育園に行けば●●ちゃんに会えるね。」
- 「保育園に行けば●●ができるね。」
- 「今日のお弁当には●●が入っている。」
などなど。
楽しいことが待っていると誘いましょう。すると、結果的には早く起きるようになってくれます。
朝食は時間を決めて少量にする
朝からちゃんと朝食は食べてもらいたいですが、放っておいたらいつまででも食べてますよね。そんな時は、時計を活用してみるといいですよ。
全部食べてなくても時間がきて2/3程度食べていたら問題なしとしましょう。子ども的にも毎日残さず食べなきゃいけないとなると、結構なプレッシャーなんですよね。食事は着替える前にすませましょうね。せっかく着替えたのに、こぼしたら大変ですからね。
身支度をわかりやすくする
何も言われなくても身支度のできる子にするには、次に何をやるかがわかるようになることが大切ですよね。そこで役立つのが「身支度ボード」です。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=fPp8zXJmKa4&w=560&h=315]自分ができたら、マグネットを貼ったりするだけなので、慣れてきたら自分でできるようになりますよね。最初からできる子なんていないので、根気強く教えてあげましょうね。
身支度に集中させる
朝から好きなテレビがやってたり、好きなおもちゃがあると、どうしても気がそっちに持っていかれるので身支度に集中できませんよね。
テレビを絶対見せないとなると、こんどはグズって保育園に行かない可能性も出てくるので、「何時までに支度が終わればたくさん見られるよ。」と言っておけばスピードアップしてくれます。
もし早くできなければ、「明日は見られるように頑張ろうね。」と言ってあげましょう。
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イヤイヤ期突入!
1歳半~2歳半くらいになるとはじまるのが「イヤイヤ期」ですね。ママが言ったこと全てに「イヤ」ということから、こんな言われ方をしてますね。第一反抗期とも言われてますが、子どもの自立への第一歩でもあるんですよ。
でも毎回イヤイヤ言われると、ママもイライラしてきてつい怒っちゃいますよね。
そして、ほんとは何がイヤなんだろうと、ちょっとだけ子ども目線になって考えてあげてくださいね。
- やりたいことが思いどおりにできない
- ママがなんでもやってしまう
- 自分のやりたいこととママがやることが違う
- 自分でやりたいけどママがやらせてくれない
などなど。
子どもってなんでも興味をもって自分でやりたがりますよね。でもやりたいのにできないという葛藤(かっとう)を言葉にはできないもどかしさから、イヤイヤ言うことで表しているんです。
ただ、このイヤイヤ期と保育園に通いだす時期が重なるときは大変ですね。子どもにとってママと離れるのは最大の「イヤなこと」ですからね。
そんなときは、保育園に行くまえに必ず「今日も1日がんばろうね。」と優しく抱きしめてあげてください。帰ってきたら「今日も1日がんばったね。」と抱きしめてあげましょう。
ママに抱きしめてもらえるって、子どもにとったら何よりの喜びですよね。イヤイヤ期は、子どもが自立する通過点として温かく見守ってあげてくださいね。
ママ、パパがすること
子どもの支度も大事ですが、ママやパパ自身もこれから出かけるわけですよね。そしたら、子どもの支度にばかり時間をかけていられません。
それには、ママとパパもちゃんと準備しておく必要がありますよね。
- 朝にゴミ出しがある場合は、玄関に出しておく。
- お弁当と朝ごはんの下準備をしておく。
- 次の日に着る服を決めておく。
①朝のゴミ出し
朝のゴミ出しは結構めんどくさいものです。当日にまとめようと思っても時間がないので、当日分のゴミはあきらめて前日分をまとめて玄関に置いて捨てるだけにしましょう。
②お弁当と朝ごはん
お弁当と朝ごはんの下準備はある程度して、朝は詰めるだけにしておくといいですよね。
そして、朝ごはんは凝(こ)ったものじゃなく簡単なもので十分です。
ごはん食
- 小さいおにぎり2〜3個
- みそ玉味噌汁
- おかず1品など。
パン食
- バターロール
- インスタントスープ
- 野菜スティックなど。
全部前の日に下準備して冷蔵庫や冷凍庫に入れておき、朝は出すだけにしておくと時短ですよね。
③洋服のコーディネート
朝からあれこれ選んでると時間ってあっという間ですよね。前の日に天気予報を見て、2種類くらいのコーディネートをしておきましょう。
生活を見直す
朝の支度に余裕をもたせるには、早起きをしなといけないですよね。早起きには、早く寝るしかありません。子どもだけ早寝早起きにするのはなかなか難しいですよね。
だから、家族みんなで早寝早起きをする習慣をつけましょう。
褒めてあげる
朝の忙しいときだと、どうしても「できないこと」に目を向けがちですが、まずは「できること」をみつけて褒めてあげるといいですよ。
ほんとに簡単なことからはじめていきましょう。そうすると、だんだん自分で朝の身支度をする習慣がついてきます。
- 自分で朝起きたけど二度寝した
→最初に自分で起きたほうを褒める - 朝ごはんのパンと卵は食べたけどヨーグルトは残した
→パンと卵を食べたことを褒める - 洋服を自分で着たけど後ろ前が逆だった
→自分で洋服を着たことを褒める
などなど。
子どもがやった結果が失敗していたとしても、やる過程(かてい)に目を向けて褒めると次からは失敗を学んで言われなくてもできる子どもになってきます。
大人でも頭ごなしに怒られたらやる気を失くしますよね。子どもだって同じです。「子どもだから」と接しないで、一個人として接してあげましょう。
まとめ
- 前の日に準備をする
- やさしく起こす
- 朝食は時間を決めて少なめにする
- 身支度をわかりやすくする
- 身支度に集中させる
- 親も生活を見直す
- 完璧をもとめない
朝から親がイライラして子どもも怒られる毎日なんて、いい気分で出かけられないですよね。だったら少しでもみんなが気持ちよくいられるようにするのが一番ですね。
ほんの少し、みんなで力を合わせていろんな生活を見直してみてください。そうすればきっと、爽やかな朝が待っていますよ♪