授乳中に「なんか体がだるいなぁ」と感じることはありませんか。風邪かな、疲れかな、なんでだろう?と不安になっている方も多いのではないでしょうか。
特に1人目の赤ちゃんですと、経験のないことばかりをする日々になりますから疲労でだるさを感じることはあります。ただ体のだるさはそれだけではないので、今回はその原因とおすすめの対処法についてお伝えしますね。
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授乳中に体がだるい原因は?
疲労
授乳ってすごくカロリーを消費しますし体力もなくなるものです。生後2ヶ月の赤ちゃんは1日に約800mlの母乳を飲むと言われています。カロリーで言うと600キロカロリー程です。お母さんの体からこれだけのカロリーが一気になくなると考えると、授乳するだけで疲労は感じるものです。
また、授乳は3〜5kgの赤ちゃんを抱きかかえながらしますよね。1日に6〜8回程度を各30分ずつすると考えれば、お母さんの身体そのものにも大きな負担があり、疲労の原因にもなるのです。
貧血
授乳中は貧血になりやすいです。なぜならお母さんの体内から優先的に鉄分が赤ちゃんに届けられるからです。貧血にはいくつかの種類がありますが、授乳中のお母さんは鉄欠乏性貧血になりやすいと言われています。
鉄欠乏性貧血とはどのようなものなのでしょうか。
鉄欠乏性貧血は、赤血球細胞内の重要なタンパク質であるヘモグロビンを構成する鉄が不足して起こる貧血です。たとえてみると、お饅頭作りにあんこが足りないというイメージです(皮が足りないというイメージは巨赤芽球性貧血)。日本では頻度の高い貧血で、成人女性の約25%が発症しているといわれています。鉄不足の原因として、偏食や胃腸切除などによる吸収低下、月経などの性器出血や消化管出血による排泄増加、成長期や妊娠・授乳に伴う需要増加が挙げられます。
また、だるさ以外にも以下のような症状があります。
- めまい
- 耳鳴り
- 動悸
- 息切れなどの自覚症状
- 眼瞼結膜(がんけんけつまく=まぶたの裏側の粘膜)の蒼白
- 顔面の蒼白
脱水症状
授乳中でなくても1日2リットルの水分補給を推奨されているのはよく聞きますよね。母乳にも水分は多く含まれているため、授乳中となるとさらに水分補給が必要です。通常の+1〜2リットルを目安にしてみてください。
眠気
授乳中に限らず、育児をしていると睡眠時間が減りますよね。赤ちゃんのことにつきっきりですし、夜中に赤ちゃんが起きることもよくあることです。
睡眠不足になると、だるさを感じるだけでなく、集中力が下がったり、体調を崩したりするなどの可能性も出てきます。あまりにも長い期間眠気があるのであれば、産後うつの可能性もあります。
出産後すぐは、アドレナリンが分泌されていて体力が持つかもしれないですが、家族や周りの人を頼りながらお母さん自身の休息も忘れないようにすることが大切です。
だるい時におすすめの対処法 3つ
① 好きなものを食べる
授乳中って、控えたほうが良い食べ物、積極的に摂取するべき食べ物などいろいろと言われますよね。きっとそれに気をつけて食事をしているお母さんも多いと思います。
しかし、貧血や疲れなどでだるいなぁと感じている時に食事にまで気を使っていると逆にストレスが溜まるだけです。そんな時には少しだけ自分が好きなもの・我慢していたものを食べるのはどうでしょう。
きっと脂っこいものやスイーツなど、本当は食べたいけど今はだめ!と諦めていたものがあると思います。食べすぎには注意が必要ですが、少しだけご褒美も兼ねて食べてみてください。
本当に食べても良いのかどうかについてこちらの記事でまとめているので、よろしければ参考にしてみてください。
② マッサージを受ける
少しだけ身体をほぐすだけでも非常に楽になります。自分でするも良し、旦那さんにしてもらうも良し、すこし贅沢にプロにお願いするも良しです。
③ 病院で診てもらう
それでも不安が残ることはあると思います。そんなときは、病院に行って診てもらうことも大切です。こんなことで病院になんて思う人もいるかもしれないですが、だるさが引き起こす病気もあります。
- うつ病
- 糖尿病
- 睡眠時無呼吸症候群
- 慢性疲労症候群
不安を感じた時に、早めに病院に行くことは病気の予防にもつながります。基本的には産婦人科と内科であれば診てもらうことができますが、病院によっては規定もありますので行く前に確認するのがいいでしょう。
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まとめ
- 授乳中のだるさには、疲労、貧血、脱水症状、眠気などが原因である
- しっかりと休んだり、自分を労ったりなどの時間を作ることも大事
- 心配であれば病院で相談するのもいい
- サプリメントなどで栄養を補うことはおすすめ
- 簡単に作れる温かい食事を心掛ける
いかがだったでしょうか。授乳中のだるさに不安を感じたときはきっと体からの「少し休んだら?」のサインだと思います。
育児は長期的に続くものです。少しずつでも休みながら楽しく育児ができるのが何よりもいいことですので、体のサインに気づいたときには、一息ついてみてください。
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