授乳中のママは赤ちゃんを育てるのに精一杯です。毎晩寝れない日が続くなんてことも多いですよね。
そんなときに身に着けているブラの着け心地が悪いと、それだけでブルーな気分になるのも当然です。特にお乳が張ってきついと、もうブラなんてしない!!なんて思うこともあると思います。出産を乗り越えたママにとって肌着のブラは少しでもストレスが少なく便利であってほしいものですよね。
そこで今回は授乳ブラの役割、対処法などおさえておきたいポイントについてご紹介します。
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授乳ブラはなぜ必要?
「赤ちゃんにお乳をあげやすくするため」これは一番にくる理由ですよね。でもそれだとノーブラの方がより楽じゃないでしょうか。ワンタッチで外せる授乳ブラもありますが、それをまた付け直して、また外して、なんて毎回やるのが面倒になってきます。
かつて「ノーブラがいい!」と言われていたこともあり、今でもノーブラで過ごされるママもいるようです。
そういえば私のお母さんも昔助産師さんにノーブラがいい!って言われたみたい。どっちなの?
実際に産後のブラの着用率について調べた研究があります。出産後授乳ブラを着用していたのは86%(29人中25人)やはり、多くの方が授乳ブラを使用しているようですね。授乳ブラはつけた方がいい理由があるのですが、そもそも妊娠期から授乳期にかけてバストはどのように変化しているのでしょうか。
まず形ですが、バストは全体的に膨らむと思いがちですが実はそうではなくバストの下半分から脇にかけて大きく外側に膨らむため、形そのものが変わってしまっています。なので妊娠前のブラを単純にサイズアップしてもうまくいきません。
また母乳をつくっている乳腺は胸全体に均一に広がっています。なので授乳中で胸も重たくなると、その重みによって下半分の乳腺を圧迫してしまいます。
圧迫されるとお乳の出も悪くなりますしそれによって乳腺炎になってしまう、なんてことも。つまりノーブラだと常に乳腺を圧迫しお乳が出にくい状況を作ってしまうことになります。
特に授乳中は授乳前後でもサイズが変わりますし、こういった細かな変化にも対応できるのが授乳ブラの役割といえます。
なるほど、お乳をしっかり出すためにも授乳ブラは大切なのね。きついと感じてもブラはした方がいいのね。
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授乳ブラのメリット・デメリット
授乳ブラについて実際にママたちの感想も気になりますよね。妊娠、出産後のママ達へのアンケートをまとめたものがありました。
- 胸の開閉が便利
- 授乳が楽
- パットがずれない
- フィット感がある
- 素材がソフト
メリットとして、授乳のしやすさがあげられています。1日に何度も授乳をするのに、手軽に授乳できる機能面は大切ですよね。逆にデメリットの意見としては以下のようなものがあります。
- ホックの開閉が面倒
- ボタンが外れやすい
- マジックテープが肌にあたって痛い
デメリットをみてみると、着け心地の悪さがあがっていますね。
ホックについてはホック無しのブラもありますし、個人によってブラに求める機能はちがってくるかと思います。ブラの種類や特徴をまとめた記事がありますので、下記の記事も参考にしてみてください。
きついと感じたときの対処法
きついと感じるのは、今のバストサイズにあっていない可能が高いです。数か月だけだから、と我慢せずに体に合ったブラの再検討をしましょう。以下5つのポイントがありますので参考にしてみて下さい。
アンダー部分がゆったりしたものを選ぶ
先ほどあったように、胸の下半分が脇にかけて外に広がっているためアンダー部分がゆったりと締め付けないものが理想です。ノンワイヤーかワイヤーありかどちらがよいか悩みますが、個人にあった着け心地の良い方を選べば大丈夫です。
ワイヤーありの方が締め付け感がありますが、その分安定感があったりとそれぞれ特徴があるので、お出かけ時と部屋の中で付け替えるのも一つです。ノンワイヤーであれば伸び縮みのよい素材や幅広のゴムのものがオススメです。
バスト変化に対応したものを選ぶ
授乳前と授乳後でバストサイズが違いますが、授乳ブラはこうした変化にも対応して設計されているため、授乳後の状態のサイズで購入して大丈夫です。ホックの部分は2列4段階で調節できるものがオススメです。
ストラップの広さが十分なものを選ぶ
ストラップ部分が細いと肩に食い込んでしまったり、肩こりの原因にもなってしまいます。幅広のストラップであれば安定もしますし、おっぱいが揺れにくいため着け心地もよくなります。
締め付けが感じにくいものを選ぶ
窮屈さを感じカップの大きなものに変更したら、逆にゆるくなってしまった!ということもあります。ブラによっての特徴が違うため、カップを変えるのではなく締め付け感のない他のブラを試してみるのも一つです。
やわらかい素材を選ぶ
授乳期はホルモンバランスも乱れやすいため、特に肌のあたる部分には化学繊維よりも綿などの方がオススメです。肌にフィットした感じがないとそれだけでもストレスを感じることも。通気性や保湿性もあるか確認してみましょう。
もちろん専門店へいって店員さんと話をしながら購入できるのがベストですが、お店が遠かったり、体調がすぐれず外に出るのが辛いこともあると思います。そんなときは通販サイトで口コミをみて、通販で購入するのも一つです。
授乳ブラは下着だけど、返品交換に応じてくれるお店も結構あるみたい。気に入ったものがあれば一度メーカーに問い合わせてみるといいよ。
肌にあたるとダメだったり、返品時の料金がお客様負担のところもあるようです。またセール品は対応しないなど様々な例があるので、買いたい時にメーカーへ問い合わせるのが一番確実です。
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まとめ
- 母乳がしっかりでるためにも授乳ブラは必要
- きついと感じたら、体にあったものの再検討を
いかがでしたでしょうか。授乳ブラはした方がよいとなんとなく思っていても、日々の大変さの中でつい面倒になってしまうこともあると思います。赤ちゃんにお金が色々かかるため自分のことは後回しに、なんてなってしまうことも。
しかしそんな時期だからこそ、不快感がなく少しでも快適に過ごせる様「おっぱい」に対するケアも忘れないで。授乳ブラは自分のためだけじゃなく赤ちゃんのためにも正しいサイズで着けてもらえたらと思います。
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