かわいい我が子とは自宅周辺だけではなく、いろいろな観光スポットでたくさんの思い出を作りたいものですよね。しかし、楽しい旅行に行くには荷物の準備をしなくてはなりません。大人だけの旅行ならば多少の忘れ物をしてもなんとかなりますが、子連れの中でも特に赤ちゃん連れの旅行ではそうはいかないものです。
そして子連れ旅行に行く際にパパママが気になるのが「ベビーカーはいるの?」という点です。自家用車を使っての国内旅行なのか、それとも飛行機に乗っての海外旅行なのかなど、旅行の行き先や同行する大人の人数、また子どもの月齢などによって必要とされるものが変わってきますよね。
今回の記事では、国内と海外ではベビーカーの必要性が変わるのか、また、それぞれのおさえておきたいポイントをまとめました。これを読めば、旅行準備の不安やイライラもすっきりしますよ!
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旅先でのベビーカーの活用例
- お昼寝をするときに観光先でもゆったりと寝かせられる
- 荷物置き場にできる
- ベビーカー内で簡単な着替えやおむつ替えができる
- カバーがあれば急な雨でも安全に雨よけできる
- 目的地までの移動中にベビーカーが邪魔になってしまうのではないか
- 抱っこひもで十分ではないか
- 体力が付いてきたり月齢が高くなってきてお昼寝をしないのでベビーカーは必要ないのではないか
- 海外旅行ではベビーカーの破損が怖い
おさえておきたいポイント
国内旅行の場合
ポイント①ベビーカーは必須アイテム
旅行先では観光地を巡ったり、テーマパークの中を歩き回ったりと普段の生活より何倍も多く歩く機会があります。その間、抱っこひもで子どもを抱っこしつつ、荷物を持って…となると、パパママはヘトヘトになってしまいますよね。したがって、使わなそうかなと思ってもお守り代わりにベビーカーを持っていくことをおすすめします。
ポイント②ベビーカーのレンタルを検討
最近では、ベビーカーのレンタルをしてくれる施設が増えてきています。もし行きたいと考えている各観光スポットや移動中にもベビーカーの貸し出しがあるのならば、現地調達でもいいでしょう。
- 羽田空港
- 羽田空港を利用する人ならば誰でもレンタルできる
- ベビーカーは搭乗する直前まで利用可能
- 成田空港
- 第1、第2ターミナルのインフォメーションカウンターで無料貸し出しを行っている
- 利用後は最寄りのインフォメーションカウンターまで返却する必要がある
- 出発ロビーまで持ち込むことはできない
海外旅行の場合
ポイント①基本的にベビーカーは必要
- 空港内の移動
- 現地のショッピングモール
- 現地の観光先
- レストラン など
ベビーカーの活躍の場所はたくさんあります。また普段はお昼寝をしない月齢の子どもでも、旅先では遊び疲れてお昼寝をすることがよくあります。体が大きくなった子どもを抱っこで移動するのは親の負担が大きいので、ベビーカーがあると安心です。
ポイント②ベビーカーが使いづらい場合もある
道の舗装状態が悪い国や階段が多い場所では、ベビーカーは不向きです。
- ヨーロッパの石畳
- 東南アジアのデコボコ道
- 台湾九份のような坂道や階段道
ポイント③渡航先でのレンタルを検討
子連れ旅行が多いグアムやハワイでは、旅行会社が現地ツアーデスクでベビーカーの貸し出しサービスを行う場合があります。その場合、有料であったり、使用感や傷や汚れがあったりするのは考慮しなければなりません。また、レンタルのサービスは受けられても、ベビーカーの種類を選べないということもあります。
ベビーカーでの移動時のチェック事項
ベビーカーを持って旅行に行ったときに、移動において知っておいた方がよいことはあるのでしょうか?さまざまな移動手段別にみていきましょう。
空港の場合
- ベビーカーは基本的に機内持ち込み不可
- 預け荷物として手続きするが搭乗口まで使用できる空港もある
- 搭乗口で預けた場合、到着後に優先して返却してもらえる場合がある
ベビーカーと預け荷物の重量制限について
一般的に、飛行機に預けられる1人あたりの荷物の重量は決まっています。無料で荷物を預かってくれる限度枠があり、それを超えると別料金を払わなければいけないのですが、ベビーカーは「無料」扱いにしている航空会社が多いです。
ベビーカーを空港で預けるときの注意点
ベビーカーや車椅子は「取扱い注意品」として預けますが、たまに「壊れてしまった」という話も聞きますよね。破損すると補償してもらえることもあるようですが、まずは自分でできる対策をしましょう。
- おもちゃやストラップ、フックなどは外しておく
- 連絡先を記入したタグを付けておく
- 汚れや傷の防止のためにビニール袋で保護をする
新幹線の場合
新幹線ではベビーカーの置き場所に配慮しましょう。では、どんな座席に座ったら周りに迷惑をかけず快適に過ごせるのでしょうか?
- 車両最前列…足元のスペースにベビーカーを
- 車両最後列…席の後ろのスペースにベビーカーを
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世間のパパママたちはどうしてる?
- 腰痛持ちなので、腰が痛くて抱っこできなくなったときに備えてベビーカーは持っていく。腰痛持ちでなく、交通機関は全て座れる予想ができており荷物が少ないのなら抱っこひもだけでもいいのでは?
- ホテルの施設のみの滞在なら抱っこひものみでもありだが、帰りにお土産を買うならばベビーカーがあったほうが便利。
- バギーに乗れる月齢に達しているのならば、手持ちのベビーカーの他に安いバギーを買ってもいいかも。
少数でしたが、移動ではエレベーター探しをしなければいけない点や周りの目が気になるという点から抱っこひものみで行くという意見もありました。そのような場合は各スポットでベビーカーのレンタルを利用するとのことでした。
旅行におすすめのベビーカー
旅行にベビーカーを持っていくという意見が多数でしたが、楽しい旅行のお供となる、ベビーカーのおすすめをご紹介していきましょう。
エアバギー ココブレーキ
3輪で押しやすさ抜群のバギーです。重量は多少ありますが、デコボコ道でもスイスイ走ってくれます。
コンビ メチャカルハンディ
女性1人で簡単に開閉できる上に、軽自動車にもすっぽり収まるサイズ感です。軽量のベビーカーなので駅でエレベーターが見つからないときには担ぐこともできます。
F2プラスAF
コンパクトで軽量なので公共の交通機関を使うときに重宝しそうですね。ただ座席下の荷物置き場が小さいので、荷物を多く持ち運ぶ際には工夫が必要です。
ポキットプラス
小さく折りたたんで専用のバッグに入るので、満員電車に乗らなければいけないときにもベビーカーを持ち運べます。こちらは航空会社によっては機内に持ち運べます。
まとめ
- 基本的にベビーカーがあると便利だが、行き先や同行する大人の人数によっていらないこともある
- おさえておきたいポイント(国内旅行)
- ベビーカーは必須アイテム
- 各観光スポットや移動先でベビーカーのレンタルができる場合がある
- おさえておきたいポイント(海外旅行)
- 基本的にベビーカーは必要
- ベビーカーが使いづらい場所がある
- 渡航先でのレンタルもできるが傷や汚れがある場合がある
- ベビーカーでの移動時のチェックポイント
- 空港ではベビーカーは基本的に機内持ち込み不可
- 新幹線ではベビーカーの置き場所や座席に考慮する
- 旅行にはベビーカーを持っていくという口コミが多数ある
- 旅行には持ち運びしやすい軽量でコンパクトなタイプのベビーカーがおすすめ
子連れでの旅行は、その月齢でしか見られない表情や反応がたくさん感じられ、親として感動の連続ではないでしょうか。ただ楽しい旅行に至るまでの準備や事前確認、そして子どもと荷物を抱えての移動がスムーズにできるかのイメトレでソワソワしますよね。
わたしは長女のときに、予防接種という短時間で近場のお出かけでさえ、小児科までの道のりやバッグの中身、子どもをどのような状態で連れて行くのがベストかなど事前確認やイメトレを重ね、行くまでに疲れてしまった記憶があります。
旅行ではできるだけ不要な荷物を減らしたいところです。ベビーカーは使わなければただの大きな荷物ですが、活躍できる場所ではパパママの心強い相棒になります。世の中の声としてはベビーカーを旅行に持っていく派が多く見られましたが、パパママや子どもにとって何が一番ストレスフリーで旅行を楽しめるかを優先に、検討して頂けたらと思います。みなさんが素敵な家族旅行を楽しめますように…。