赤ちゃんを連れてお出掛けをする際、ベビーカーで移動するという方は多いと思います。オムツや飲み物、着替え等、荷物の多いママにとって、ベビーカーでの移動は本当に便利ですよね。
しかし、人が多く狭い通路もある駅では、不安な事も多いものです。
「自動改札は通れるの?エレベーターはすぐ乗れる?」そんな不安をなくし、出来るだけスムーズに利用出来たら嬉しいですよね。
そこで今回は、駅でのベビーカートラブルを避けるポイントや、役立つアプリをご紹介します。
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ベビーカーで駅を利用する際 起こり得るトラブルとは
①自動改札が通れない
駅の自動改札の幅は、一般的なサイズが55センチ〜60センチとなっており、国産ベビーカーの利用においては特に問題なく通れる事がほとんどです。
しかし海外製のベビーカーは幅の広いものが多い為、一般的な自動改札では通れない事があります。その際は、車椅子対応のバリアフリー改札であれば通れますので安心して下さいね。
ベビーカーのサイズに問題のない場合でも、ベビーカーに掛けた荷物や後付けのドリンクホルダーが、邪魔になってしまい通れない事があるので注意が必要です。
②エレベーターになかなか乗れない
駅構内で、ベビーカーを押しながらエレベーターを探すのって本当に一苦労ですよね。そもそもエレベーターのない駅もまだまだ存在します。
苦労して見つけても、エレベーターが狭く、利用する人が多い為に何往復も見送らなければいけない事もあります。
③授乳やオムツ替えのできる場所があるのか分からない
おむつ替えベッドや授乳室は比較的大きい駅では見かけるようになってきました。しかし設置されていない場所の方が多い印象です。
④子供の泣き声やベビーカーが周りの方の迷惑になる
子供の泣き声や、スペースを少し広めにとってしまうベビーカーの利用に関して、不快感を持っている方は多いようです。
どうすればスムーズに利用する事が出来るのかな。
不安やトラブルを避けるポイント
①混雑する時間帯や車両は出来るだけ避ける
通勤のラッシュ時は当然のことながら、駅構内・電車内が大変混雑します。
周囲の方との接触で赤ちゃんの危険に繋がるので、やむを得ない事情でなければ、そういった時間帯は避けて利用すると安心です。
②下調べをして駅構内やエレベーター位置を確認
ホームページなどで駅館内図は確認する事が出来ますし、目的地の最寄駅にエレベーターがあるのかどうかの確認もしておくと良いでしょう。
授乳やおむつ替えの設備もあれば、合わせて確認できますね。
③抱っこ紐を上手く活用する
ベビーカー移動で1番困るのは、ベビーカーを折たたまなければならない状況になった時ではないでしょうか。
階段しかない場所やエレベーターが狭くてなかなか乗れない時など、諦めて赤ちゃんを抱いて、荷物とベビーカーを担ぎ階段を使うこともあります。
私にも経験がありますが、重量を考えても想像以上に過酷です(笑)。そんな時は抱っこ紐を準備しておくと、両手が空くので負担はかなり軽減されます。
不安定ではなくなり赤ちゃんも安心ですし、ベビーカーを折りたたみコンパクトにする事でスペースが出来る為、エレベーターにも比較的すぐに乗りやすくなるのではないでしょうか。
周りの方への配慮にもなりますね。
1番は全ての駅に広いエレベーターの設置をお願いしたいところです。。
④駅員さんに助けを求める
それでも階段や段差など1人ですべての荷物を運ぶのはどうしても不安なものです。そんな時、駅員さんに声をかければベビーカーを運んでくれる事もあります。
その際は赤ちゃんを抱っこして、ベビーカーに乗せている荷物は持つようにしましょうね。近くに駅員さんが居ない場所もありますので事前に確認をしておくとスムーズです。
⑤エスカレーターは絶対に使用しない
エレベーターがなかなか来ず、時間に余裕がない時はつい焦ってしまいますよね。しかし、どんなに急いでいてもベビーカーに赤ちゃんを乗せたままエスカレーターに乗るのは絶対にやめておきましょう。
エスカレーターは安全の為に急に止まる事があり、大変危険です。エスカレーターを利用するときはベビーカーを畳んで、赤ちゃんを抱っこするようにしましょうね。
時間に余裕を持って外出する事もとても大切です。
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公共交通機関等におけるベビーカー利用に関する協議会
国土交通省が2014年に定めたベビーカーマークというものをご存じですか?
ベビーカーマークとは、ベビーカー利用の安全性・快適性向上を目的としたピクトグラム(絵文字)である。
ベビーカーに対する苦情が増加しつつあることを理由に、導入が進められている。
引用:wikipedia
国の方針によると「ベビーカーは大切な命を乗せています」とし、公共交通機関でベビーカーを畳まずに堂々と乗ることを推奨されています。
しかし認知度がまだまだ低い為、周囲の方の理解を得られずトラブルになる事もあります。
もちろん上記であげたように、状況に合わせてベビーカーを畳折りたたむ方が良い場合もありますので、お互いに思いやり、周囲の環境に合わせて利用してみてくださいね。
赤ちゃんを守り、ベビーカー利用の方と周囲の方双方が安全・快適に電車を利用出来るように、ベビーカーキャンペーンも実施されています。
JR東日本もこれに賛同し、ご理解とご協力を呼びかけています。
引用:国土交通省
赤ちゃんがベビーカーで寝なくて困ってしまう時もあると思います。そんな時には以下の記事を参考にして下さい。
アプリの利用でよりスムーズに
乗り換え時間に余裕をもたせた、ベビーカーでもスムーズに移動できる経路の表示や、エレベーター・多目的トイレの設備情報アプリです。
駅や空港のバリアフリー情報が満載です。駅案内図も載っています。
あらかじめエレベーターの位置が確認できるなど、ベビーカーでのお出かけ時に役立つ情報アプリです。
まとめ
- ベビーカーで駅を利用する際のトラブル
- 自動改札が通れない
- エレベーターになかなか乗れない
- 授乳やオムツ替えのできる場所があるのか分からない
- 子供の泣き声やベビーカーが周りの方の迷惑になる
- 不安やトラブルを避けるポイント5つ
- 混雑する時間帯や車両は出来るだけ避ける
- 下調べをして駅構内やエレベーター位置を確認
- 抱っこ紐を上手く活用する
- 駅員さんに助けを求める
- エスカレーターは絶対に使用しない
- 公共交通機関等におけるベビーカー利用に関する協議会
- アプリの利用でよりスムーズに
せっかくの赤ちゃんとのお出かけに憶病にならず、これからのお出かけをスムーズに、より快適に過ごせて頂ければと思います。ぜひ、参考にしてみて下さいね。