授乳中は寝不足にもなりますし、育児や家事に追われて疲れが溜まります。食欲はあるけど、なんだか作るのもめんどくさい…。そんな時に思い浮かんだ、うどんという食材。
茹でるだけで食べられて、なんて素晴らしい食べものだと思います。ただ、授乳中は「和食中心の食生活」と言われているので、麺類であるうどんは食べても大丈夫なのでしょうか?
そこで今回は、授乳中のうどんについてをご紹介します。うどんが食べられたら食事にバリエーションも増えて楽しくなりますよね。
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授乳中 うどんは食べても大丈夫?
最近、白米を食べるのに飽きてきました…。授乳中だから和食中心にしてますけど、麺類が恋しいんです!うどんなら大丈夫そうですけど、どうなんでしょうか?
うどんは、授乳中に食べても大丈夫です。うどんの材料は、小麦粉・塩・水で作られているので母乳に悪い影響を及ぼすような成分は入っていません。授乳中に麺類を食べるなら、うどんが推奨(すいしょう)されています。
でも、材料に塩があるので「塩分の摂り過ぎになるのでは?」と心配になるママもいるかと思います。製品によって違いはありますが、茹でうどん1玉に含まれる塩分は、約0.7gです。
日本人の食事摂取基準(2010年版)では、成人女性の1日に摂取して良い塩分量が7.5g未満となっているので、そこまで心配する必要もありません。
うどんが授乳中に良いとされているのは、消化も良くすぐエネルギーに変わる食べものだからです。産後はなるべく体を休めた方が良いので、消化に体力を使わず温存できるうどんは、授乳中に最適な麺になります。
しかし、小麦粉は体を冷やすとも言われているので、授乳中は冷たいざるやぶっかけは避けて温かい汁のうどんを食べるようにしてください。
そして、食べてもいいと言われていますが、うどんばかり食べるのは良くありません。栄養が偏るので、バランスを考えて食べ過ぎないようにしてくださいね。
うどんの栄養
うどんの材料は小麦粉・塩・水です。小麦粉は炭水化物からできていて、塩はナトリウムと塩素からできています。うどんを食べれば炭水化物とナトリウムを摂取する事ができます。
炭水化物
炭水化物は、体を動かしたり頭を働かせる時のエネルギー源になります。授乳中は、特にエネルギーを消耗するので必要な栄養素です。
母乳は主に、炭水化物・たんぱく質・脂質の3つの成分でできているので、炭水化物は母乳を出すのに欠かせません。
ナトリウム
ナトリウムは、体の水分量を正常に保ってくれたり、筋肉や神経を動かすために働いてくれます。
母乳は、約80%が水分でできています。そのため、授乳中は体の水分量が減るので水分と共に摂取する必要のある栄養素です。
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うどんの摂取目安量
栄養面を考えると摂取頻度は2、3日おきぐらいで、1日の摂取量は茹でうどん1玉240g程度を食べるようにしましょう。
・2、3日おき
1日摂取量
・茹でうどん1玉240g
授乳中に推奨されている白米と比べると栄養面は劣るので、上手に食べ分けてくださいね。
1玉で足りない場合は2玉食べるのではなく、なるべく他の食材を食べるようにしてください。そうすれば、栄養の偏りを防げます。
ちなみに、うどんは茹でると量が増えます。乾麺は約3倍、生うどんは約2倍になるので、食べる時はきちんと計ってから食べてくださいね。
その点、冷凍用に作られていない茹でうどんは解凍する時長めに茹でると柔らかくなって、食べやすいのよ。まぁ私の好みだけど。(笑)
うどんを食べて受ける影響
うどんは、麺類の中で授乳中に食べてもいい食品なので、そんなに影響はありません。しいて言えば、小麦アレルギーと栄養不足です。
ママが小麦アレルギーの場合はもちろん食べないと思いますが、赤ちゃんが小麦アレルギーと知らずにうどんを食べて、母乳から小麦成分が送られてしまい赤ちゃんのアレルギー症状が出る場合があります。
また、うどんは献立にして食べる事が少なく、うどん単体の食事ですませがちです。そうすると、他の栄養が摂れずに栄養不足におちいります。
授乳中は、母乳から栄養を吸い取られてしまうので普通よりも栄養を必要としています。しかし、うどんを単体で食べると、他の栄養素が摂れずに栄養不足になってしまいます。
うどんを食べるなら・・
小麦アレルギーが心配なママには、米粉のうどんがおすすめです。
小麦粉を使わず米粉で作るうどんなので、アレルギーの心配もなく白米と同じような栄養が摂取できます。
さらに栄養バランスを整えるならうどん以外から摂りましょう。後ほど、レシピでも紹介しますが温かい汁に野菜などをたくさん入れて食べれば、一度にたくさんの栄養を摂る事ができます。
野菜の宅配サービスもあるので、買い物に行かなくても新鮮な野菜を手に入れる事ができます。
おすすめうどんレシピ
体を温めると血行も良くなり、血液でできている母乳の出が良くなります。うどんを食べる時は、温かいうどんを食べましょう。
野菜煮込みうどん
人参や大根、ごぼうなどの根菜類は体を温めてくれるんだよね。しかも、煮込みうどんだからさらに温まるわね。温まって血行が良くなれば、血液でできてる母乳の出も良くなるわよ。
引用:cookpad.com
◎材料(1人分)
・冷凍うどん…1玉
・人参…お好みの量
・大根…お好みの量
・ささがきごぼう…お好みの量
・長ネギ…お好みの量
・水…200ml
・めんつゆ…大さじ3〜4
・薄口醤油…適量
→詳しいレシピはコチラから
1人ランチ☆野菜たっぷり煮込みうどん by コンテちゃん
きのこうどん
きのこは食物繊維とミネラルが豊富なんだよね。食物繊維は産後になりやすい便秘の予防ができるわよ。それに、カロリーが低いからたくさん食べても大丈夫ね。食欲旺盛な産後にはうれしい食材だよね。
引用:cookpad.com
◎材料(2人分)
・まいたけ…1株
・しめじ…1株
・えのき…1株
・エリンギ…1本
・生しいたけ…2枚
・うどん…2玉
・あさつき…適量
・マルトモ枕崎かつおつゆ(他のめんつゆで代用可)…140ml
・希釈用の水…840ml
・酒…大さじ1
・しょうゆ…大さじ1
→詳しいレシピはコチラから
めんつゆで簡単!きのこたっぷりうどん by みらいご飯®
味噌豆乳うどん
ちょっと味を変えて味噌味よ。豆乳が入るからまろやかになるの。味噌も豆乳も大豆でできてるから、たんぱく質が豊富よ。たんぱく質は母乳を出すのに欠かせない栄養だから、たくさん摂る必要があるよね。
引用:cookpad.com
◎材料(1人分)
・冷凍うどん…1玉
・豆乳…200ml
・☆味噌…小さじ1
・☆鶏がらスープの素…小さじ1
・☆だしの素…小さじ1/2
・人参…小1本
・小松菜…2束
・油揚げ…1/2枚
・薬味ネギ…3束
→詳しいレシピはコチラから
授乳中やランチに♪味噌豆乳スープうどん by つーたん♡
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全国宅配もできるウェルネスダイニングはこちら↓から!
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まとめ
- 授乳中にうどんは食べても大丈夫
- うどんは炭水化物で消化が良くすぐにエネルギーになる
- 授乳中のうどん摂取は2、3日おきに1日1玉約240g程度
- うどんを食べて受ける影響はアレルギーと栄養不足
- 授乳中にうどんを食べるなら影響を受けないように工夫して食べる
- おすすめレシピは簡単で栄養豊富なうどんレシピ
うどんは授乳中でも食べられる麺類です。白米に飽きてきたら、うどんにしてみるのもいいかもしれません。
食事の時間を楽しめなくなったら、食べるのが辛くなりますからね。食べられないと母乳に栄養もいかなくなり、赤ちゃんにも質の良い母乳が与えられなくなってしまいます。
赤ちゃんのためにも、ママがしっかり栄養を摂って、おいしい母乳を飲ませてあげましょう。
全国宅配もできるウェルネスダイニングは、こちら↓から。
たまにはこういうのにも頼って、上手に育児していきましょう!
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