小学生のお子さんを持つママたちの夏のお悩みのひとつは「夏休みの過ごし方はどうしよう…?」ということではないでしょうか。
普段の学校生活とは違い家で過ごす時間が多くなるため、何をして過ごしたらよいか分からないという方も多いと思います。せっかくの夏休み、できれば子供にとってより充実した時間を過ごしてほしいものですよね。
夏休みは子供にとっては短く、大人にとっては長く感じてしまうもの。旅行や夏祭りに行く予定はあるけれど、他に良い過ごし方はないかな〜と思っているママにおすすめの、小学生の夏休みの過ごし方を7つご紹介します。
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おすすめの夏休みの過ごし方7つ
小学校の夏休みってすごく長いから、やることもだんだんネタ切れになりそう。毎日テレビやゲームばかりでも困るし……
①図書館に行く
図書館に行けば、本を買わなくても気軽にさまざまな書籍を読むことができますよね。
学校でも何冊か借りてくるかもしれませんが、本が好きな子ならより多くの本に触れたり、持ち運ぶのが大変な大きな図鑑を見たりするのに図書館はベストですよ!
気になった本を手にとってパラパラとめくってから、興味があればじっくりと読んだり、あまり興味がなければ元にもどしてすぐに別の本を探せるのもいいですよね。
そして図書館のいちばんの魅力は空調の効いた快適な空間で過ごせること!
学校の宿題をするのにも最適ですよね。家だとおもちゃやテレビなどがあって集中できない…というときは、図書館学習をぜひ一度試してみてください。
②ボランティアに参加する
ゴミ拾いや清掃活動、花壇の花植えや水やりなど、地域で募集しているボランティア活動に参加してみるのもおすすめ。
子供のうちからボランティアの体験をすることで、自主性や協調性、思いやりの心が育つと考えられます。また、活動が終わった後の達成感も気持ちが良いですよね。
普段はあまり参加できないかもしれませんが、せっかくの夏休み、人助けをするという経験は子供にとってきっと実りあるものになってくれますよ。
③夏休み限定の習い事をする
普段はやっていないけれど、少し興味がある…という習い事があったら、お試しでやってみるのにも良い機会ですよね。
ピアノやスイミングなど定番の習い事だけでなく、最近は英語やプログラミング、ダンスなどの教室も人気がありますよ。
子供が興味を持って取り組むことで、自主性や協調性を養うことにも繋がります。
④スポーツ観戦に行く
普段スポーツはテレビでしか見たことがない、という子供も多いのではないでしょうか。
プロ野球やサッカーリーグなど、実際の選手たちのプレーを生で観戦するというのは子供にとってもワクワクして刺激的な体験になることでしょう。
⑤親戚の家に子供だけ滞在する
もし祖父母や親戚などで頼める人がいる場合は、毎日一緒にいる両親と少し離れて過ごしてみるというのも良いかもしれません。
いつもと違う環境で過ごすのは子供にとっても良い刺激になりますし、親も少し子供と離れることで自分の時間を確保でき、リフレッシュできると思います。
⑥海や山で自然と触れ合う
海や山など、自然と触れ合うレジャーを体験できるのも夏休みならではですね。
特に海で遊べるのは夏だけなので、季節を感じるのにはぴったりですよね。たくさん泳いで疲れたら、夜はぐっすり眠ってくれるはず。
山登りなら、はじめは標高のあまり高くない山を選べば小学生でも一緒に登ることができますよね。緑に囲まれた登山道を登ることで非日常を感じることもできますし、山頂に到着したときの達成感も嬉しいものです。
⑦毎日お手伝いをする
こちらは日常生活の中での過ごし方ですが、せっかくなので夏休みを機に子供にお手伝いをしてもらうのがおすすめです。
お風呂掃除、お米とぎ、お花の水やりなど、何でもOKですが何か自分の担当を決めて、それを毎日やり遂げるようにしてみましょう。
最初は難しくても、継続することでだんだん上手になるはずです。家事を手伝ってもらえたらママはもちろん助かりますし、子供も家族の役に立つことで充実感が得られます。
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小学生の夏休みに気を付けたいこと
生活習慣の乱れに要注意!
夏休みで学校に行かなくなると、生活習慣も不規則になりがちですよね。
学童などに行かない場合は特に、朝起きる時間が遅くなったり夜も夜更かしをしてしまったり…そしてまた朝起きられない、という悪循環にならないよう気を付けたいところです。
以下のことに気をつけて、規則正しい生活を心がけましょう。
- 学校へ行く日と同じ時間に起きる
- 朝日をしっかりと浴びて体内時計をリセットする
- 朝食をしっかり食べる
- 夜は何時までにベッドに入るか決めておく
熱中症や冷房病に気を付ける
熱中症はニュースなどでも頻繁に話題になりますが、暑さや水分不足などによって体調を崩してしまう症状で、場合によっては病院に運ばれることもあります。
熱中症とは、体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かくなったりして、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛などのさまざまな症状を起こす病気のこと。
引用:全日本病院協会
子供は大人よりも体温調節機能が未発達だったり、身長が低く地面からの照り返しの影響を受けやすいため注意が必要です。気温が30度を超える真夏日や湿度の高い日は特に、激しい運動を避けたり、こまめに水分補給をするなどして対策をしましょう。
そして熱中症だけではなく、近年は「冷房病」と呼ばれる症状も一般的になってきました。
冷房病とは…
エアコンによって体が冷えすぎたり、温度差のある室内と戸外を出入りすることによって、自律神経の働きが悪くなり、足腰の冷え、疲労感、頭痛、腹痛、神経痛などの症状がでる。
エアコンの使いすぎで、夏でも冷え性になったり、自律神経が乱れてしまい体に不調が現れることがあるのです。
エアコンの設定温度を下げすぎないことや、寒さを感じる場合は上着やひざ掛けなどで調整するようにしましょう。また、夏でもぬるめのお風呂にゆっくり浸かることで、冷房病の予防につながりますよ。
食事にも気を配りましょう
「暑さで食欲が無い」「寝坊して朝ごはんはいらない」「お昼はそうめんだけ」など、夏休みは食生活も乱れがちです。
けれども暑い夏だからこそ、栄養をしっかりと摂取する必要があります。野菜のミネラルやビタミンは熱中症の予防にもなりますよ。
そうは言っても、給食がない分お昼ご飯も作らなきゃいけないし、ごはん作りが大変…というときは、下記の記事でご紹介しているミールキットもおすすめですね。
また、食材宅配なら猛暑の中お買い物に行く必要もなく、とても便利ですよ。
ミールキットって便利そう!私も試してみようかしら。
事前にスケジュールを立てるのがおすすめ
夏休みの終盤になって、宿題が全然終わっていない……ということにならないよう、事前にざっくりと予定を決めておくことをおすすめします。
予定には少し余裕を持たせておくのがポイント。多少予定通りに進まなくても、後から調整できるようにしておきましょう。
学校で予定表が配られないという方には、以下のサイトでダウンロードできるものを見つけたので、良かったら活用してみてください。
夏休みの計画表『宿題バッチリ☆カレンダー』
引用:はらだこどもクリニック
カレンダーは上記↑の引用元のページからダウンロードできます。
計画通りに過ごせているか、ときどき振り返ってみると良さそうですね。
まとめ
- おすすめの夏休みの過ごし方は…
①図書館に行く
②ボランティアに参加する
③夏休み限定の習い事をする
④スポーツ観戦に行く
⑤親戚の家に子供だけ滞在する
⑥海や山で自然と触れ合う
⑦毎日お手伝いをする - 夏休み中は生活習慣の乱れや、熱中症、冷房病、食生活などにも注意が必要
- 宿題をためてしまわないよう、事前にスケジュールを立てておくと良い
子供にとっては待ち遠しくてウキウキな夏休み。今回ご紹介した過ごし方を試したり、旅行や夏祭りに行ったりして、家族で充実した時間を過ごしてもらえたら嬉しいです。
宿題やお手伝いを頑張ったら、みんなで旅行に行こう!など目標を立てるのも良いかもしれません。
生活習慣や食生活に気を配りつつ、体調を崩さないように大人も子供も気を付けたいですね。暑さに負けず、素敵な夏休みをお過ごしください。