絵本の種類ってびっくりするほどありますよね。次はどの絵本を読んであげようかな?
図書館や本屋さんでゆっくり選びたいけど、子供が一緒だと選べずこれでいいや!になっちゃったり。
そんなあなたに代わって選んでみました!親子で思わず笑っちゃう楽しい絵本。一緒に笑ってストレス発散にもおすすめです。
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親子で思わず笑っちゃう!楽しい絵本5選
子供に絵本を好きになってもらいたい。なんだか最近疲れちゃった。雨が降っちゃってお外に行けない。
そんな時は、思わず笑っちゃうような楽しい絵本、読んでみませんか?育児の神様的おすすめの5冊を早速、ご紹介します!
赤ちゃんにおすすめ!「へっこぷっとたれた」
へっことはあなたもお分かりかもしれませんが、子供たちの大好きな”おなら“!
おいっちにおいっちに、とリズミカルに登場するきのこさんたちがへっこぷっとたれた!ぷっ!
シンプルな内容ですが、リズムよく繰り返される表現とぷっという音、赤ちゃんもきっと楽しそうに笑ってくれます。
そんな楽しそうな赤ちゃんにママやパパも笑っちゃいます。
最後のページには赤ちゃんをお膝にのせ、へっこぷっとたれたのリズムにのって遊ぶ方法も書かれています。
- おせんべやけたかな
- ねーずみねーずみどーこいきゃ
- へっこぷっとたれた(今回紹介)
それぞれにふれあい遊びの方法が書かれているので、絵本がない時にも口ずさんで楽しめます。
この本を赤ちゃんに読んであげる前に、こちらの記事もぜひ読んでみてください。
子供にとってあるあるな状況がおもしろい!「もうぬげない」
お風呂に入る時、ばんざいして服を脱ごうとしたら頭に引っ掛かって脱げない、という子育てであるあるな状況。
お母さんに頼らず自分でぬぐ!とがんばってみても脱げない…もはや脱げなくたっていいと開き直ってみたり、脱がないでいるとどうなるかを想像してみたり。
そしてお母さん登場からのスピード感もおもしろい。またやったのね、というようなお母さんの手慣れた対応と最後のオチで、あなたも子供もきっと笑ってしまいます。
子供より大人の方が笑っちゃうかも。
表現力がすごい!次々読みたい「いちにちむかしばなし」
ほっぺぷっくら、おめめぱっちり、坊っちゃん刈りの主人公が、いちにち桃太郎!いちにち金太郎!など次々と昔話の主人公になってみるお話です。
桃の中に入って川を流れたら桃酔いしちゃう、というような子供ならではの発想を、シンプルな言葉と耳に楽しい擬音、主人公の感想で表現します。
そして何より特徴的なのが絵!鮮やかな色とインパクト大なはっきりした絵で楽しさ倍増です!
次のページをどんどんめくりたくなる、そんな絵本です。
- いちにちおばけ
- いちにちおもちゃ
- いちにちこんちゅう
- いちにちじごく
- いちにちどうぶつ
- いちにちなぞのいきもの
- いちにちのりもの
- いちにちぶんぼうぐ
- いちにちむかしばなし(今回紹介)
まずはあなたの子供の好みにぴったりな一冊からはじめて、シリーズ全制覇しちゃってください。
細かい表現がかわいくてほほえましい「むすびさんちのたうえのひ」
題名通りの、おむすびさんちの田植えの日にお手伝いに来てくれるのは…
おむすび村のしゃけさんやこんぶさんなどの具のみんな。おいなり村のおいなりさんに、のり巻き村の細巻きさんと太巻きさん。
午前中の田植えを終えてお昼を食べていると、遅れてきた寿司ねた村のたこさんといかさんも登場。終わったあとはみんなでお風呂に入って…と田植の一日をとても細かく描いています。
たくさんのキャラクターの表情やしぐさが細かく描かれているから、絵をよーくみて聞いてるよね。
子供に大人気の「だるまさんが」とかを書いているかがくいひろしさんの作品よ。
声を出してケラケラ笑う、というより思わずにこっと笑っちゃう、魅力たっぷりな絵本です。
せっせのせ、と田植えをするリズムにのった繰り返しの表現や、途中出場のたこさんといかさんでまた話が盛り上がって、子供が飽きずに読める工夫もされています。
「だるまさんが」をまだ読んだことない方はぜひ読んでみてください!赤ちゃんから楽しめる小さい子供に大人気の絵本です。
おむすびさんが主人公なんて珍しい!?いやいや、他にも、ご飯にまつわる絵本いろいろあるんですよ。こちらの記事で紹介しています。
絵力がものすごく個性が強い「でんせつのきょだいあんまんをはこべ」
平仮名が並ぶと読むのが難しいですよね。漢字にすると「伝説の巨大あんまんを運べ」です。
登場するのはたくさんのアリ。ある日大きな音とともに白い物体が空から降ってきました。その正体は長老いわく、伝説のあんまん。
中にはあんこがたっぷり、と聞いて、アリたちはあんまんを巣穴まで運ぶというミッションに挑みます。
表紙の絵からもわかるように、くせがつよい作品ですが、プロジェクト○のようなドキュメンタリーチックな文章で物語の世界に入り込んで楽しめます。
長老の他、あんまんを運ぶ司令塔のアリヤマ・アリロウや知恵者のアリレオ・アリレイなど、個性強めのキャラクターも魅力的。
男気たっぷり、大迫力な絵も笑えます。この絵本を読むときは、お子さんに読み聞かせる前に一度目を通して、読む練習をしてください。
自然とドラマチックに読みたくなるので、途中でかんでつっかえないように、下読みをすることをおすすめします。
一年生になった甥っ子は、なにこの本、って言いながら楽しそうに聞いてたわ。
今回は楽しい絵本をご紹介しましたが、子供にはいろんなお話に触れてほしいですよね。次は親子で感動しちゃう絵本も読んでみませんか?こちらの5選もぜひ読んであげてください。
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読み聞かせは”おひさで抱っこ”スタイルで
5冊ご紹介しましたが、気になる絵本はありましたか?
楽しい絵本の時間を子供に大好きになってもらう為に、おすすめの読み聞かせ方があります。
それは、おひさで抱っこして絵本を読んであげること。
おひざで抱っこして読んであげると、後ろから聞こえる大好きなパパやママの声に加えて心臓の音も聞こえます。
体温も感じることができるので、子供にとってとても心地よく、お膝の上は安心できる特等席。きっと子供も絵本の時間がより好きになりますよ。
また、ママやパパにとっても、癒される時間を過ごすポイントでもあります。
絵本を読み聞かせをしていると、後ろを振り替えってママやパパに笑いかける子供。
絵本を読んで、と持ってきて、当たり前のように膝の上にすとん、と座る子供。かわいさがとまりません。
おひざで抱っこの読み聞かせは、お家でしかできない、特別な時間になるわね。
絵本の世界をより楽しむ為に見返しにもご注目!
気になる絵本を選んで、子供をおひざで抱っこして、さぁ読むぞ!
…とその前に、もうひとつだけご紹介したいことがあるんです。
絵本を開くと、すぐお話が始まる絵本もあれば…
↑「もうぬげない」の1ページ目
表紙を開いて、もう1ページ開くとお話が始まる本もあります。
このページ、見返しと呼ばれています。ここもしっかり見せてあげると、絵本の世界に入る導入のような役割をしてくれます。
表紙から本文に行くまで、ワンクッションあることで、どんなお話が始まるのかなぁ、と子供が考えることができます。(実際考えているかどうかはわかりませんが…。)
例えば、舞台の幕が開く時って、すごくワクワクしますよね。あんな感じと似ていると思います。
絵本によっては何か文字が書かれていたり、絵本に合わせた絵や柄が描かれていることもあります。
見返しのページも飛ばさず、絵本の一部として子供に見せてあげてください。
ちなみに、表紙から裏表紙までが一冊の絵本です。お話を読み終わったあとの見返し、裏表紙も忘れずに子供と楽しんでください。
絵本の余韻に浸れますよ。
では、お待たせしました。子供と一緒の楽しくて幸せな絵本タイムを、どうぞお楽しみください!
まとめ
- 赤ちゃんも笑っちゃう「へっこぷっとたれた」
- がんばる子供の姿に笑っちゃう「もうぬげない」
- なりきる姿に笑っちゃう「いちにちむかしばなし」
- キャラクターのかわいさに笑っちゃう「おむすびさんちのたうえのひ」
- くせのつよさに笑っちゃう「でんせつのきょだいあんまんをはこべ」
- 読み聞かせはおひざで抱っこスタイルで
- 見返しページも飛ばさず見せてお話をより楽しもう
初めて会った人でも、同じもの一緒に見て、体感して、笑うと距離が縮まりますよね。
それが親子となれば、たくさんの絵本の世界を一緒に楽しむことで、絆がどんどん深まると思います。
楽しい絵本に出会うと、違う本も読んでみたい!となるのは子供も大人も同じはず。ぜひ親子でお気に入りの一冊を見つけて、絵本の時間を毎日楽しんでください。
他にもシリーズがあるみたいだから読んであげたいなぁ。