![[育児の神様] 子育てはつらい時・疲れる時も多々。そんなあなたのより所。](http://ikuji-kamisama.com/wp/wp-content/uploads/2019/01/mother-and-baby-having-fun_r1-e1547083322385.png)
授乳中は食事に気をつかいますよね。お肉や魚、野菜などバランス良く食べる必要があります。
その中でも魚は豊富な栄養素を含んでいるので授乳中にも積極的に摂りたい食材です。しかし、大型の魚には水銀の影響などがあるとも言われていますよね。
では、授乳中に大型の魚であるマグロは食べても大丈夫なのでしょうか？そこで今回は、授乳中のマグロについてをご紹介します。
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授乳中 マグロは控えるべき？
この間スーパーでおいしそうなマグロを売ってたんです。
買おうかと思ったんですが、妊娠してる時は食べない方がいいって言われてますよね。だから心配になって…。授乳中も食べたらいけないのでしょうか？
厚生労働省は妊娠をしている人や妊娠の可能性がある人には、魚介類を食べる際は注意をするようにとしています。大型の魚や貝類には水銀が含まれている可能性があるものが多く、摂取制限をもうけています。
体内に水銀がある魚を食べるとママの体の神経系に作用して、お腹の中の赤ちゃんにも伝わります。そして生まれた子の知能や運動機能の発達に影響を与えると言われているからです。
マグロは大型魚なので、種類によっては摂取制限があります。
・クロマグロ
・メバチ(メバチマグロ)
1回約80gを週に2回まで(1週間当たり160g程度)
・ミナミマグロ
※マグロの中でも、キハダ、ビンナガ、メジマグロ(クロマグロの幼魚)ツナ缶は特に制限はない。
参考：厚生労働省(妊婦への魚介類の摂食と水銀に関する注意事項の見直しについてＱ＆Ａ)
妊娠中は制限がありますが、授乳中は下記の理由から大型の魚であるマグロを控えず食べても大丈夫としています。
母乳に移行する水銀の量は母親の血液中の水銀の量に比べて少ないこと等から、水銀による健康リスクが特に高いのは妊娠中であり、授乳中のリスクは低いと考えられています。このため、授乳中の母親は、今回の注意の対象とはされていません。
引用：厚生労働省(水銀を含有する魚介類等の摂食に関する注意事項についてＱ＆Ａ)
だからといって1つの食材を食べ過ぎるのは良くないので、授乳中の摂取量は妊婦の摂取量を目安にして考えると良いでしょう。
・クロマグロ
・メバチ(メバチマグロ)
1回約100gを週に2回まで(1週間当たり200g程度)
・ミナミマグロ
授乳中の食事は栄養バランスを考えながら食べるようにしてくださいね。
マグロの栄養
マグロにはたくさんの栄養素が含まれています
中でもたんぱく質、DHA、EPAは多く含まれています。
たんぱく質
たんぱく質は3大栄養素の1つで筋肉や皮膚、髪など体を作るのに欠かせない栄養素です。
マグロはなたんぱく質が豊富で、クロマグロの赤身は100g当たり約26g含まれています。たんぱく質が多いとされている鶏のささ身は約23gなので、鶏肉よりも多くなっていますね。
DHA
DHAはマグロの脂質に多い成分です。目の網膜や脳の記憶、学習機能を司る海馬に多く含まれているので脳や目の発達に関係してきます。
赤ちゃんの脳の発達にも必要ですが、赤ちゃんはDHAを体内で合成する能力が未熟です。そのためママが口からDHAを摂取して、母乳から赤ちゃんへと送る必要があります。
EPA
授乳中の脂肪摂取は乳腺炎につながるので控えるようにと言われていますが、EPAは脂肪と言っても必須脂肪酸に分類されます。
脂肪酸には体内で合成できる脂肪酸と合成できない脂肪酸があり、合成できないものが必須脂肪酸になります。体内で合成できない必須脂肪酸は、口から摂取しなければなりません。
EPAには血液をサラサラにしてくれる作用があり、血液からできている母乳の出を良くする働きがあります。
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母乳や赤ちゃんへの影響など注意点3つ
マグロは授乳中でも食べられる魚ですが、食べ方によって影響が現れる可能性があります。
①乳腺炎
生魚を食べて体を冷やしてしまうと、血行が悪くなり血液からできている母乳の出が悪くなります。また、マグロの脂身を食べ過ぎると血液がドロドロになり母乳の質を下げてしまいます。
母乳の出が悪くなったり、ドロドロの母乳がまずくて赤ちゃんがあまり吸ってくれないと、乳腺に母乳が詰まり乳腺炎へとつながります。
②食中毒
ママが食中毒になったからといって、母乳を通して赤ちゃんが食中毒になることはないとされているので、母乳をあげる事に問題はありません。
しかし、ママが食中毒の症状である下痢や嘔吐を繰り返しているとママの体内の水分量が減ってしまいます。母乳は約80%が水分でできているので母乳の出が悪くなります。
③乳児湿疹
生魚はアレルギーを発症する可能性が高いと言われています。赤ちゃんがアレルギー体質であった場合、マグロを食べたママの母乳を飲んだら皮膚が赤くなったり、湿疹などの反応が出る可能性があります。
ただ、赤ちゃんのうちは内臓が未発達でアレルギー物質を処理できないために症状として現れてしまうだけで、すぐに症状が引いたりします。そのため過度な心配はせずに、症状が長引くようなら医療機関で診てもらうなどしてください。
おすすめマグロレシピ
マグロとひとくくりにしますが、様々な種類があります。
- メバチマグロ
→身がやわらかくて収穫量が多く、寿司や刺身に使われています。日本では1番食べられているマグロです。 - キハダマグロ
→あっさりした赤身で刺身や缶詰め用に使われています。 - ビンナガマグロ
→主に缶詰用に使われています。 - ミナミマグロ(インドマグロ)
→赤身が濃くて硬くしまっていて寿司に使われています。 - クロマグロ(本マグロ)
→トロの部位が人気でマグロの最高級品です。
マグロステーキ
マグロを焼くと不思議とお肉みたいになるのよね。生姜は体を温めて血行を良くしてくれるから、母乳の出を良くしてくれるわよ。
引用：cookpad.com
◎材料(1〜2人分)
・マグロ柵切り…1パック160g
・ベビーリーフ…40g
・バター…10g
■葱生姜ソース
・〇濃口醤油…大さじ2と1/2
・〇酒…大さじ2
・〇酢…大さじ1
・〇生姜(すりおろす)…5g
・〇にんにく(すりおろす)…3g
■マグロの下味
・塩…少々
・胡椒…少々
・片栗粉…小さじ1弱
■色付け
・プチトマト…2個
■好みで
・マヨネーズ…適量
→詳しい作り方はコチラから
マグロステーキ・葱生姜ソースかけ by はなおじさん
ネギマ鍋
マグロからもいいダシが出てお鍋にして食べると最高よ。ネギにはアリシンが豊富で体を温めてくれるの。温かいお鍋に入れて食べれば効果も倍増ね。
引用：cookpad.com
◎材料(2～3人分)
・白ネギ…2本
・マグロ(赤身)…100g
・マグロ(中トロ)…100g
・昆布…1枚
・☆生姜…1片
・☆醤油…1/3カップ
・☆砂糖…1/3カップ
・☆酒…1/3カップ
・七味唐辛子…適量
→詳しい作り方はコチラから
ネギマ鍋 by クッキングパパレシピ
酢マグロ
酢豚のマグロ版よ。豚肉よりもあっさり食べられるのよね。野菜も摂れて栄養バランスもいいし、簡単に作れるから産後の動きたくない時でもあっという間にできあがるわよ。
引用：cookpad.com
◎材料(約3人分)
・まぐろ…1さく(180gくらい)
・にんじん…小1個
・玉ねぎ…1/2個
・ピーマン…3個
・パプリカ…1/3個
・片栗粉…適量
・◆酢…80ml
・◆砂糖…大さじ1
・◆酒…大さじ2
・◆醤油…大さじ1
・◆鶏ガラスープの素…小さじ1/2
・油…適量
→詳しい作り方はコチラから
揚げずにお手軽♪ まぐろで酢豚！ by りこびたんD
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全国宅配もできるウェルネスダイニングはこちら↓から!
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まとめ
- 授乳中でもマグロは食べて良い
- 妊娠中の摂取量を目安に授乳中の1回のマグロ摂取量は100g程度にする
- 栄養バランスに気をつけ食べ過ぎないようにする
- マグロには必須脂肪酸が豊富
- マグロを食べる時には乳腺炎、食中毒、アレルギーに注意する
- マグロを食べる時には影響を受けないように加熱してから食べるのがおすすめ
最近は肉の消費が増えて魚離れが進んでいるんですよね。でもマグロに含まれる栄養は、赤ちゃんの成長にも必要な栄養素が多く含まれています。
なので、ママがマグロを食べて母乳からしっかり栄養を送ってあげたいですね。日本では水銀の心配はされていないので、安心して食べても大丈夫です。
家事や育児に忙しい毎日ですが、たまにはおいしいマグロを食べて心を満たしてくださいね。
お魚メニューもあって、全国宅配もできるウェルネスダイニングは、こちら↓から。
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