夏場に抱っこ紐を使用するとき、暑さ対策はしていますか?抱っこ紐を使用すると赤ちゃんの体が密着して、とても暑く感じますよね。「ちょっと家事をする間だけ」「ちょっとそこまでお出かけするだけ」と油断していると、気づいた時には赤ちゃんが汗びっしょり、なんてこともよくあります。
そんな時に多くのママたちが愛用しているのが「保冷シート」。カバーの中に、凍らせても固まらない保冷剤を入れて持ち歩くグッズですが、今はいろんなタイプのものが出ていて迷ってしまいますよね。それに他にはどんな対策グッズがあるのか気になります。
そこで今回は、抱っこ紐を使用するときの暑さ対策として、保冷シートをはじめとしたおすすめのグッズを紹介します。また、赤ちゃんを夏の暑さから守るために心掛けたいポイントもまとめています。ぜひ参考にして下さい。
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抱っこ紐を使用するときの暑さ対策、保冷シートのおすすめをご紹介
抱っこ紐用の保冷シートは様々なものが販売されています。抱っこ紐にだけでなく、他にも使い道があるものがあります。大きさや装着のしやすさなども比較して自分に合ったものを選びましょう。
また、多くの商品でカバーと中の保冷剤をセットで販売しています。もう一つ追加で保冷剤だけ買い足しておけば、片方を冷やしておくことができますし、ぬるくなったらいつでも取り換えられて助かりますよ。
授乳枕にもなるコンパクトタイプの保冷シート
こちらの保冷シートは縦13cm×横18.5cmで、赤ちゃんの背中の上の方を冷やしてくれます。授乳枕にもなるので、暑い日の授乳も快適にできますね。また、取り付けがワンタッチでできるバックルタイプです。
保冷シートは紐を結んで取り付けるタイプが多いのですが、バックルタイプなら着け外しも紐の長さ調節も簡単で、動いても外れにくいです。
抱っこ紐はもちろん、ベビーカーやチャイルドシートにも装着可能です(チャイルドシートに取り付ける場合は別売りのクリップが必要です)。リュックのように子供に背負わせることもできて、大きくなってからも使えます。
縦長で赤ちゃんのお尻まで冷やしてくれる保冷シート
こちらの保冷シートは、縦28cm×横12cmと縦に長く、赤ちゃんの背中だけでなくお尻まで冷やしてくれます。抱っこ紐に装着する際は、保冷シートについている輪っかを抱っこ紐の肩の部分にひっかけるだけなのででとても簡単です。付属している紐を使えば、ベビーカーにつけることもできます。
二つに分割することができ、コンパクトな形で使用することもできます。専用の保冷保温ジェルが2個ついており、冬は温めて保温シートとして使えます。
かわいいカバー&長時間ひんやりの保冷シート
こちらの保冷シートは、アザラシ、シロクマ、ペンギンといったかわいいカバーが特徴です。羽がついたデザインもあり、赤ちゃんに背負わせると天使になったみたいでとてもかわいいですよ。
装着は輪っかになっている紐を肩の部分に通すだけでとても簡単。ベビーカーやチャイルドシートにも容易に取り付けられます。専用の保冷保温ジェルパッドは、28℃以下を6時間保つことができるので長時間ひんやりするのも嬉しいですね。
ただしこちらの保冷シートは月齢4ヶ月以上のお子様が対象になっているので注意してください。
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保冷シート以外にも暑さ対策におすすめのグッズをご紹介
抱っこ紐の暑さ対策には、保冷シートの他にUVカットケープやポータブル扇風機もおすすめです。また赤ちゃんに汗取りパッドをつけてあげれば、汗で濡れた衣類が肌に張り付くことも少なくなり快適ですよ。
抱っこ紐にもベビーカーにも!強烈な日差しから赤ちゃんを守るUVカットケープ
こちらのケープは遮熱、UVカットに優れ、吸水速乾素材でできた夏にぴったりのケープです。赤ちゃんの頭から足まですっぽり包み込み、夏の強い日差しから守ってくれます。
連続使用最長15時間!安全設計のポータブル扇風機
こちらの扇風機は、単三アルカリ電池2本(別売り)で最長15時間使用できます。抱っこ紐だけでなくベビーカーにもワンタッチで装着が可能。360℃風向きを調整することができ、風量は「そよ風モード」と「通常モード」の2段階から選べるなど小さいながら機能が充実しています。
扇風機というと、赤ちゃんが触ってケガをしないか心配という方も多いですが、この扇風機は指が入らないようにできているので安心です。
天使の羽の汗取りパッドでかわいく快適に
こちらの汗取りパッドは、天使のようなデザインが人気です。つけたときの見た目の愛らしさはもちろん、綿100%でお肌に優しく、暑いときに背中にサッと差し込むだけで汗を吸収してくれます。
赤ちゃんを暑さから守るために心がけておきたいポイント
抱っこ紐を使用する、しないにかかわらず、心掛けておきたい暑さ対策をご紹介します。赤ちゃんは体温調節が苦手で、自分から体調不良を伝えることができないので、頻繁に様子をみてあげると良いですね。
また、赤ちゃんのケアに夢中になってママが熱中症になってしまうことが案外多いものです。子供と同じタイミングで水分補給をして、自身のケアも忘れないようにしましょう。
お出かけする時間帯は朝10時ごろまで or 夕方16時以降がベター
住んでいる地域によって違いはありますが、夏場は晴れていると11時~15時くらいまで高い気温が続きます。この暑い時間帯は極力外出を控えましょう。
赤ちゃんは汗っかき。こまめな水分補給が大切
夏は大人も子供もこまめな水分補給が大切。とくに赤ちゃんは体重に占める水分の割合も大きく、また水分が失われやすいので注意が必要です。
人間の体重に占める水分の割合は、大人が約60%であることに対し、赤ちゃんは70~80%。一方で、汗腺の数は生まれたときに決まるので、赤ちゃんの汗腺は大人よりも密度が高いため、赤ちゃんは汗っかき。体から水分が出ていく量は、体重あたりでなんと大人の約2倍です。だから大人よりもたくさん水分が必要です。
赤ちゃんの水分補給にはベビー用の麦茶や、ナトリウムなども補給できる飲料がおすすめです。おしっこの量が少ない、声が小さくてぐったりしている、など水分不足のサインを見逃さず、こまめに飲み物を与えてあげると良いですね。
見落としがちな室内・夜間の気温に要注意
最近は室内でも熱中症になることがあるため、「昼間はお家の中でも十分注意している」という方も増えています。しかし、熱中症は夜間、就寝中にも起こることがあります。
「夜間は外気温が下がるから、クーラーは寝る直前までしか使わない」という家庭もありますが、昼間に家の壁や天井に蓄えられた熱が放射されて、予想以上に室内が暑くなることがあります。昼間が暑かった日は、夜間もクーラーをつけて寝るなどの対策をおすすめします。
気温が上昇・下降する微妙な時間帯や季節の変わり目には気を付けて
午前中や夕方から夜にかけて、気温が変化する時間帯は、大人にとって「そんなに暑くない」と感じることがありますが、赤ちゃんにとっては暑い場合があります。
また夏から秋への季節の変わり目(9月から10月初旬にかけて)は、涼しいと思ったら急に気温が上がることもあるので注意が必要です。気温に合わせて調整しやすい服装を選び、「暑いかな」「寒いかな」と感じたらすぐに脱がせたり羽織ったりできるようにしておくと便利です。
まとめ
- 抱っこ紐を使用するときの暑さ対策には保冷シートがおすすめ。種類が豊富なので特徴を比較して自分に合ったものを選ぶとよい。
- 抱っこ紐の暑さ対策には、UVカットケープやポータブル扇風機も持っておくと便利。
- 夏は赤ちゃんの服も涼しい素材にしてあげると良い。
- 暑い時期は対策グッズに加えて以下のポイントを心掛けると良い。
- 外出は涼しい時間帯にする。
- こまめに水分補給を行う。
- 室内にいるとき、夜間就寝中も気温が高くなることがあるので注意する。
- 日中の寒暖差、季節の変わり目に気を付ける。
今回は抱っこ紐を使用したときの暑さ対策グッズを紹介しましたが、実用性だけでなくデザインも素敵なものがとても多いので、グッズ選びも楽しいですね。
暑い夏は気持ちも滅入ってしまいますが、お気に入りの対策グッズで赤ちゃんと一緒に元気に乗り切りたいです。ここまで読んでいただいてありがとうございました。