よくしゃべるようになって、食事もトイレも自分だけで出来るようになり、体力もついてくるのが3歳頃です。そして、保育園や幼稚園にも通うようになると子どもの世界は一気に広がりますね。
感情や表現力も豊かになるので、簡単なストーリーの絵本ならわかるようになります。いよいよ絵本を理解して楽しめる年頃になってきましたね!
でも、たくさんある絵本の中から選ぶのは大変ですよね。そこで今回は、3歳児におすすめの絵本を5冊選んでみたのでご紹介します。
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3歳児におすすめの絵本5選
おすすめ①パパ、お月さまとって!(エリック・ カール)
おすすめ②おおきくなるっていうことは(中川 ひろたか)
おすすめ③あっちゃんあがつく たべものあいうえお(原案・みね よう/作・さいとう しのぶ)
おすすめ④さむがりやのサンタ(レイモンド・ブリッグズ)
おすすめ⑤ぐりとぐら(中川 李枝子)
それにしても、どの絵本も魅力的で全部贈りたくなっちゃいました。
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3歳はどんな時期?
さらには、周りとのコミュニケーション能力が発達する時期でもあります。パパやママが手を焼いた、イヤイヤ期もだんだん落ち着いてきますね。相手の気持ちを理解するようになったり、社会性も高まってきます。
好奇心旺盛で、いろんなことをやりたがりますが、好き嫌いが出てくるので自分の好きなことだけを飽きずにやりだします。
3歳は第1次反抗期ともいわれていますよね。そしていろんな事を学んで吸収していく時期でもあるので、子どもにとってはとても大切な時期なんですよ。
3歳児に合った絵本の選び方
赤ちゃんのときは、単純な言葉の繰り返しや絵だけの絵本などが好きでしたよね。でも、3歳児は簡単なストーリーを理解できるようになります。なので、文章がシンプルでわかりやすい絵本を選ぶといいですね。
- ページ数は20~30ページ程度
- 1ページの文章は5行程度
- 挿絵(さしえ)に特徴がある
3歳だとまだ文字は理解できない子も多いですよね。そのため、絵からの情報が全てになります。絵本の内容に沿った挿絵が描かれている絵本もおすすめですね。
こちらに3歳児向けの英語絵本も紹介されているので参考にしてくださいね。
パパやママの読み聞かせ方次第では、さまざまなことへの興味や関心も示してくれるようになるかもしれませんね。
3歳児絵本の読み方
絵本は、それぞれの年齢によって読み方を変えてあげましょう。
言葉は、はっきりゆっくり読む
絵本の表紙もちゃんと見せて、タイトルや作家さんの名前も読んであげましょう。どんな絵本かを覚えると愛着をもつようになりますからね。
子どもが言葉を覚えると読み聞かせの途中にわりこんだりしてきますが、なるべく流れを止めないで最初から最後まで1冊を読みとおす習慣をつけてくださいね。ここで、話を聞くという習慣が身につけられます。
自分で答えを見つけさせるように導く
子どもは、思ったことや気づいたことを素直に言葉にしてきます。絵本を読み聞かせている途中で、「なんで?」「どうして?」「嫌いだ」「好きだ」と、ありのままの反応が返ってきますよね。
主人公の気持ちや最後はどうなるのかなど、読みながら聞いてあげて自分で答えが導けるようにしてあげましょう。
気持ちを共有する時間をつくる
子どもに絵本を読み聞かせしたあとは、子どもの気持ちを聞く時間をつくりましょう。
このときには「どうだった?」と感想を聞くんじゃなくて、「楽しかったね」と子どもの気持ちや感情を共有することが大切です。子どもがお話に対する思いを言葉にして、その思いをパパやママが受けとめてあげると、子どもの心は満たされるはずです。
まとめ
- 3歳児におすすめ絵本5選
- パパ、お月さまとって!(エリック・カール)
- おおきくなるっていうことは(中川 ひろたか)
- あっちゃんあがつく たべものあいうえお(原案・みね よう/作・さいとう しのぶ)
- さむがりやのサンタ(レイモンド・ブリッグズ)
- ぐりとぐら(中川 李枝子)
- 3歳は第一反抗期でもある
- 3歳はなんでも学んで吸収する時期
- 絵本の読み方は、はっきりゆっくり読み考えさせて気持ちを共有する
3歳になるとストーリーが理解できるようになるので、読める絵本の幅も広がりますね。大好きな絵本の思い出は、大人になっても心に残るものです。
そして、素敵な絵本は贈りものにも喜ばれますよね。贈ることで、贈られた側も知らなかった絵本に出会うことができます。
特別なときはもちろん、そうじゃなくても素敵な絵本に出会ったら、誰かに贈ってみるのもいいかもしれませんね。