ママがどれだけ気をつけていても、赤ちゃんは病気になってしまうものですよね。
突然体調が悪くなったり、熱をだしたりすると心配で慌ててしまいます。そんな時でも落ち着いて行動できるよう、普段から次のことを備えておきましょう。
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赤ちゃんの普段の状態を知っておく
赤ちゃんは言葉を話すことができないので、普段の状態をしっかりと知っておくことが重要です。
普段の状態って具体的には?
例えば、赤ちゃんの機嫌がいい時の顔色や食事の量、おしっこの量やうんちの色などです。
元気な時の状態がしっかりと分かっていれば、小さな異変にもすぐに気付くことができます。
また、体温も赤ちゃんの状態を判断する1つのバロメーターです。
熱があるかどうかを判断するには赤ちゃんの平熱を知っておかなければいけません。
人間の体温は時間帯によって変化するので、起床時、昼食前、夕食前、就寝前に体温を測ると、赤ちゃんの平熱の基準が分かるようになれます。また、発熱し病院に連れて行った時も、いつから熱があるのかをお医者さんに説明することができるので、お医者さんも的確な判断ができます。
1.ワキのくぼみの中央に体温計の先端をあてます。
2.体温計が上半身に対し30度くらいの角度になるようにしてワキをしっかり閉じます。
*赤ちゃんをひざにのせ、後から抱きかかえるようにして測定すると、ワキをしっかり閉じることができます。赤ちゃんが眠っている場合も、手で押さえてワキを閉じてあげましょう。
3.そのまま動かさないようにします。
予測式体温計なら電子音が鳴るまで待ちます。
*水銀体温計や実測式体温計なら10分以上たってから取り出します。
引用:テルモ体温研究所
熱が高くても、機嫌がよく水分もしっかりとれているようであれば、自宅で様子を見ましょう。明らかに元気がない、顔色や唇の色が悪く、ぐったりしている様子ならばすぐにでも病院に連れて行きましょう。
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必要な物の場所や病院の情報を家族全員が知っておく
普段から、かかりつけの小児科の住所や連絡先を携帯電話に登録しておきましょう。そうすることで、日中に突然具合が悪くなったとしても、慌てずに病院へ連絡することができます。
また赤ちゃんの熱が上がるのは、夜がとても多いです。深夜の場合、かかりつけの病院ではなく、救急センターや夜間祝日の担当病院に行くことになります。そうなった時に慌てないよう、救急センターの場所と電話番号をあらかじめ控えておきましょう。
夜間や祝日の担当病院は地域の行政誌や市のホームページなどで確認することができます。事前に調べておくことで安心できますね!
また、赤ちゃんの健康保険証やお薬手帳、母子手帳、そして乳幼児医療費受給者証や乳幼児医療費情勢申請書なども一緒にまとめて保管しておきましょう。
赤ちゃんの異常に気付き、病院に連れていく人はママだけとは限りません。パパやおじいちゃん、おばあちゃんが病院へ連れていく場合でも、すぐに準備して連れて行くことができるよう、保管場所や病院の場所、電話番号などの連絡先は家族全員が知っておくようにしましょう。
子供救急電話相談事業「#8000」を知っておこう
#8000とは、赤ちゃんの症状にどのように対処したらいいのか、病院へ連れて行ったほうがいいかなど判断に迷ったときに、小児科医師や看護師に電話で相談することができる厚生労働省が行っている子供救急電話相談事業です。
使い方はとっても簡単で、通話画面で#8000と打ち込んで発信するだけです。
電話をかけると、電話をかけた人が今いる都道府県で待機している小児科医や看護師の方が対応してくれます。旅行に行った時でも、その地域の方が対応してくれるので安心ですね。
通話が可能な時間も各都道府県によって異なります。いざという時のためにお住まいの地域の対応時間を確認しておくといいでしょう。
↓こちらのリンク先から確認できますよ。
便利グッズ・宅配サービスを利用する
赤ちゃんがつらそうにしているのは、とてもかわいそうで、少しでも楽になってほしいと思いますよね。
そんな時、便利グッズを備えておけば不快な症状をすぐに和らげてあげることができますね。
ぜひ備えておいてほしい便利グッズをまとめました。
鼻水吸引機
赤ちゃんは、少しでも鼻水がでたり鼻が詰まると苦しくて眠りも浅くなってしまいます。
また、鼻水を放っておくと咳や中耳炎の原因にもなります。
鼻をかむことができない赤ちゃんにとって、鼻水吸引機は必須アイテムです。
鼻水吸引機といえばメルシーポットというくらい有名な電動鼻水吸引機です。
スイッチを入れて、ノズルを赤ちゃんのお鼻に入れるだけで、簡単に鼻水を吸収できる優れものです!
洗浄が1日1回で十分なところも手入れが楽ちんでいいですね!
こちらは電池タイプの電動鼻水吸引機です。電池タイプなので外出先や、すぐに使いたいときでもさっと使うことができます。
また、片手で吸引することができるハンディサイズなので、赤ちゃんを抱っこしながらでも吸引できます!
私もこちらの鼻水吸引機を愛用していますが、音が静かなので子供も嫌がらず、しっかり吸い取ることができるのでとっても助かっています!
冷却グッズ
首の後ろやわきの下、太ももの付け根などを冷やすことで、熱を効率的に冷やす効果があります。
寝ているときもたくさん動いてしまう赤ちゃんには取れにくい熱さまシートを貼ってあげると効率的に冷やすことができますよ。ですが、赤ちゃんは皮膚が弱いので長時間貼り続けないよう注意しましょう。
宅配サービス
もし赤ちゃんが病気になったら、スーパーに行くこともできません。
そんな時、普段から宅配サービスを利用していれば、安心、・安全な食材を自宅まで運んでくれます。
また万が一、赤ちゃんが入院してママが付きっきりになってしまった場合でも、パパでも簡単に調理できるのでおススメです。
宅配サービスのおススメや、気になる料金についてもまとめていますので、こちらをご覧ください。
まとめ
- 赤ちゃんの機嫌がいい状態を知っておこう
- 赤ちゃんの健康保険証などは1つにまとめて保管しよう
- 病院の連絡先や住所は家族全員が知っておこう
赤ちゃんの風邪や熱は、突然やってくるもの。
突然の病気に、どうにかしてあげなくちゃ!とパニックになってしまうママも多いですが、赤ちゃんがどのような症状なのかをお医者さんに説明するためにも、落ち着いて赤ちゃんの様子を見ましょう。
また、いざという時には便利グッズや電話相談を利用して無理せず看病してあげてくださいね。
大切な我が子のためにも、いつ起こるかわからない病気に普段からしっかり備えておきましょう。