赤ちゃんとのお出掛けでは、どんな場所や移動手段でも抱っこ紐は必需品だと思います。ただ赤ちゃんをベビーカーに乗せたり自分で歩かせたりして抱っこ紐を使わないときの収納は、悩みの種になることも多いですよね。
便利なはずの抱っこ紐が、使わないときは邪魔な荷物になってしまうこともあります。ただでさえ赤ちゃんとのお出掛けは荷物が多いのに、余計な荷物は今以上増やしたくないのがママの本音です。
最近は、収納ケースやバンドでコンパクトに抱っこ紐を収納しているママたちをよく見かけますが、ママたちの悩みをスッキリ解消してくれるお助けグッズなのでしょうか?
今回は収納ケースを使うメリットと共に、収納ケースを選ぶときにおさえておきたいポイントもご紹介したいと思います。
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収納ケースを使うメリットって何?
抱っこ紐をコンパクトに収納できる
各メーカーの抱っこ紐ごとに畳み方はありますが、きっちり畳んだはずが移動しているあいだに崩れてきてしまうことは、子育て中のママの中ではあるあるだと思います。収納ケースを使うと崩れる心配がありません。
ベビーカーに付けているフックに引っかけたりバッグの中でも省スペースで収納することができます。
あれ?抱っこ紐ってどうやって畳むんだっけ?という方は、こちらを参考にしてみてください。
収納したまま腰に装着できる
低身長のママが抱っこ紐を腰に付けたままでいると肩紐が地面について汚れてしまいます。また、腰に抱っこ紐がついた状態を、だらしないと感じる方も中にはいるようです。
子どもを抱っこせず、ベビーカートやそのまま普通に抱っこの状態でも外さず、そのまま歩いています。私は慣れましたが、実母はだらしないから外したら?とよく言っています。
引用:Yahoo!知恵袋
そんなときにも収納ケースを使えば、地面に引きずることも、だらしなく見えることもなくスマートに収納できます。また抱っこ紐の出し入れは、ボタンやファスナーの開閉だけなので、赤ちゃんを待たせることなく素早く行うことができます。
他の人の抱っこ紐と区別できる
支援センターやママ友との集まりなどには、抱っこ紐で来るママが多いですよね。そんな場所では、色やデザインが自分の持っている抱っこ紐と似ているものがたくさんあります。でもケースに入れておけば、自分の抱っこ紐をいち早く見つけられます。
汚れやほこりから守ることができる
抱っこ紐を使わない時に腰にぶら下げたままにしておくと、引きずったりほこりがついたりして汚れてしまいますよね。雨の日には濡れてしまう可能性もあります。いざ使おうと思った時に汚れていると、赤ちゃんを抱っこすることができなくなります。
もし抱っこ紐本体が汚れてしまうと洗濯して乾かすのに時間がかかり、乾かしている間は何かで抱っこ紐の代用をするか素手抱っこで耐えるしかありません。
しかし収納ケースをしていれば、収納ケースが汚れても本体を守りやすいですね。また市販されている収納ケースのなかには水や汚れをはじく素材のものもあるので、より安心です。
収納ケースの使い方
ウエストベルトに通すタイプ
ウエストベルトにボタンで留めるタイプ
2つの動画で使用していた収納ケースは付け方が異なりますが、それぞれ付け方は簡単です。初めて練習するときには床やテーブルの上など平らな場所で行うと、付けやすいでしょう。
選ぶときにおさえておきたいの4つのポイント
ポイントその1:サイズ
まずは抱っこ紐の大きさを確認してから収納ケースを購入しましょう。
- フリーサイズ(サイズ表記なし)
- Mサイズ
- Lサイズ
有名な抱っこ紐メーカーのサイズ対応表は、こちらを参考にしてみてください。
■M推奨
Mでも収納可能、もちろんLでも大丈夫
- エルゴメッシュ
- ノーマルサイズエルゴ
- エルゴオーガニック
- ビョルンのノーマルサイズ
■L推奨
Lの方がゆったりorLじゃないとだめなもの
- エルゴ360
- エルゴリバティコラボタイプ
- (Mでも可能ですが、Lの方が使い易いと言われる方が多いです)
- アップリカコランハグ
- ビョルンone
- リルベリー
- エルゴアダプト
- エルゴオムニ360
引用:♦じじじゃじゃシンガポール♦子育てしながらお店してます
ポイントその2:素材
- 綿
- スウェット
- ポリエステル
さまざまな素材のものが販売されていますが、収納カバーは直接赤ちゃんの肌に触れるものではないので、肌触りよりも汚れることを想定して、自宅で洗濯しやすいものや汚れをふき取りやすいものを選ぶといいでしょう。
ポイントその3:留め具の種類
留め具は主にスナップボタンタイプとファスナータイプの2つに分かれます。
- スナップボタンタイプ
抱っこ紐をきっちり畳まなくてもボタンを留めてしまえば、抱っこ紐が崩れることなくまとまります。ただ、片手でボタンを留めるのは難しいというデメリットもあります。
- ファスナータイプ
片手でサッと収納ケースの開閉ができます。しかし抱っこ紐をきちんと畳まなければファスナーが抱っこ紐本体の布を噛んでしまうことがあるので、その点は要注意です。
その他にも、伸縮性がある生地の収納ケースに抱っこ紐を押し込むタイプや、ゴムバンドで留めるタイプもあります。よく使うであろうシーンを想定し、自分にとって1番使いやすいものを選んでくださいね。
ポイントその4:好みのデザイン
収納カバーはウエストポーチのように身に付けておくことが多いので、ベビーカーや抱っこ紐の色とマッチしたものを選ぶとお出掛けがより楽しくなりますね。
裁縫に興味がある方は、好きな生地でオリジナルカバーを作るのがおすすすめです。オリジナルカバーの作り方は「収納ケースを作ってみよう」でご紹介しています。ぜひ合わせてご覧ください。
裁縫はちょっと苦手…という方は、100均の商品で収納ケースの代用ができる動画があります。こちらを参考にしてみてください。
また、収納カバーはパパも一緒に使いやすいデザインにするのもおすすめです。
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タイプ別おすすめ商品
では収納ケースのタイプ別に、おすすめのものをご紹介していきましょう。
スナップボタンタイプ
ルカコ 抱っこ紐収納カバー
検品を3回以上するというこだわりの収納ケースです。
フルレ リバーシブル抱っこ紐収納カバー
リバーシブルなので気分や使う人によって収納ケースを変えられますね。
ファスナータイプ
emoka 抱っこ紐収納カバー
パパでも持ちやすいデニムデザインが注目です。
ベビーキャリー 収納ポーチ
大きめの抱っこ紐を使っている方は、ストレッチ素材を選ぶと安心です。柄も豊富ですよ。
その他
baby hopper エルゴベビー用収納パック
エルゴベビー専用です。伸縮性に優れている素材の収納ケースでボタンやファスナーはありません。
抱っこ紐 収納ゴムバンド
抱っこ紐にぐるっと巻き付けて使うタイプです。抱っこ紐の他にも、ママのストールや子どものアウターを小さく畳んだ時にも使えます。
ファムベリー キャリーシェル
収納ケースの口がゴムになっているので、抱っこ紐を押し込むだけでボタンやファスナーの開閉はいりません。
さまざまなタイプや素材、柄がありましたね。みなさんのお気に入りは見つかりましたか?
収納ケースを作ってみよう
オリジナルの収納カバーが欲しいという方は、ぜひ自分で作ってみましょう。難しそうなイメージですが直線縫いがメインなので、意外と作りやすいですよ。
<材料>
- 表布55cm×44cm
- 裏布55cm×44cm
- スナップボタン4~5個
- バイアステープ
- ゴム
引用:nunocoto ← 作り方はこちらからどうぞ
作り方のイメージがしづらい方は、動画もご覧ください。こちらの動画は、上の引用サイトのものとは違いますが、同じような作り方になっています。
まとめ
- 収納ケースを使う4つのメリット
- 抱っこ紐をコンパクトに収納できる
- 収納したまま抱っこ紐を腰に付けられる
- 自分の抱っこ紐の目印になる
- ほこりや汚れから守ることができる
- 収納ケースを選ぶときの4つのポイント
- サイズ
- 素材
- 留め具
- デザイン
いかがでしたでしょうか。収納ケースはいいこと尽くしでしたね。わたしも頻繁に抱っこ紐を使っていた時期は、裁縫上手な義母に収納ケースとよだれカバーを同じ生地で作ってもらいました。
小さな子どもを育てている期間、抱っこ紐はいわば「相棒」のような存在なので、その相棒に、より愛着を持てるようなケースが付けられると、尚良しですよね!
余談ですが、わたしは抱っこ紐をあまり使わなくなってからも、作ってもらったアイテムを何かに活用したくて、よだれカバーを自転車のチャイルドシートのハンドルカバーとして再利用しています。
夏場にはハンドルでやけどをするのを防止できますし、なにより駐輪場でパッと自分の自転車が見つけられるので助かっています。みなさんもかわいいものや便利なものでモチベーションを上げつつ、毎日の育児を一緒に楽しみましょう。