授乳中にサーモンは控えるべき?どの位ならOK?母乳や赤ちゃんへの影響など注意点5つ

出産の終わった私が1番最初に思ったことは、「これでお寿司が思いっきり食べれる!」でした(笑)。

でも、授乳中に食べたいからと言って、とろ~んとしたサーモンや脂ののった魚は食べても大丈夫なのかな?って思っている方も多いはずですよね。

今回こちらの記事ではサーモンを中心に、魚と母乳の関連性を中心に少しまとめてみました。参考にしていただけたら嬉しいです。

 

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ハルカ(妻)
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手を抜きたい時もあるでも食事には最低限こだわりたいあなた向けです。

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授乳中にサーモン(特にお寿司やお刺身)は控えるべき? 

ハルカ(妻)
お~!今日は手巻き寿司ね。お祝いだ!
なっちゃん
いやいや。せっかくいらしていただいたのに、簡単なお昼しか用意ができなくて、すみません。お陰さまで無事出産、退院そして子育てと、ハルカさんの事前アドバイスを頂いたので、順調です。

いつもありがとうございます。

ハルカ(妻)
素晴らしいじゃないの。子育てが順調って言えるのって凄いことよ。食事もちゃんと摂ってるみたいだし。優秀だね。
なっちゃん
手抜きというか、簡単なものばかりですけどね。作ってます。

でもね、脂の乗ったサーモンが食べたくて、毎週食べているんですけど、体や母乳にいいのかなって思ったり…

ハルカ(妻)
私も好きだったよ~お寿司。だってずっと妊娠中は我慢してたんだもの、食べたいって思うの当然よ~。妊娠中に恋しくなるのって、トロトロの食感なんだよね。

サーモンは栄養価が高い魚なので、授乳中でも食べていい魚になります

ただ、栄養価が高くとても体にいい魚だからといって、脂の乗った魚を摂りすぎると母乳の詰まりにつながってしまいますので、くれぐれも食べ過ぎには注意してくださいね。バランスのよい食事が1番大切です。

サーモンに含まれる栄養素とその働き

  1. オメガ3
    • オメガ3に含まれた脂肪酸が美肌や美髪を作ってくれます。
  2. アスタキサンチン
    • アスタキサンチンに含まれるポリフェノールの一種の栄養素が抗酸化作用があると言われていて、血液や細胞の老化を防いでくれます。
  3. DHA
    • 脳の働きを高めてくれて、ホルモンの分泌を正常にしてくれます。
    • 栄養価が高く、疲労回復や抗酸化作用、美白効果が望めます。
    • 脳を活性化してくれるので、アルツハイマーの予防にもなります。
  4. EPA
    • 中性脂肪や悪玉コレステロールを撃退してくれて、動脈硬化を減らし成人病予防にも効果があります。
  5. ビタミンB
    • 炭水化物の代謝を助けて、エネルギーに代えてくれます。
  6. タンパク質
    • 体のベースになる骨や筋肉を作るのに必要なエネルギーです。

サーモンで有名な北海道物は9月から11月が1番美味しくて、その時期は栄養価が特に高いと言われています。

機会があったら旬のものを是非!召し上がってみてくださいね。

サーモンはどの位食べていいの?

脂が多めの魚ですが、先ほどご紹介したようにかなり体にもいい魚です。授乳中は、肉よりも魚が勧められているので肉料理に置き換え、できれば火を通したサーモンを週に2,3回食べるようにしましょう。

生で食べる場合は次にご紹介する注意事項が発生するので、量を考えながら口にしてみてくださいね。母乳は赤ちゃんの栄養源です。最低赤ちゃんが1歳になるまでの授乳期間は気を付けてあげましょう。

 

生サーモンを食べる時の注意点5つ

①母乳の質が悪くなる可能性がある

脂質が多く含まれるマグロ(生)やトロサーモン(生)、カンパチ(生)やハマチ(生)にウナギの魚には乳質が悪化して母乳が詰まる可能性があります。

また、火を通していないサバやサンマやイワシなどは味がもともと濃いので、臭みが母乳に流れることもあります。赤ちゃんが母乳を拒否することもありますので、量を加減しましょう。

②食中毒の危険性がある

お刺身を食べてママが嘔吐下痢を繰り返している場合、食中毒の疑いがあります。ママの体内の水分量が減り、母乳の出が悪くなることがありますが、赤ちゃんには母乳から影響があることはありません。こまめな水分補給を意識して、脱水状態にならないようにしましょう。

③ノロウィルスの危険性がある

貝類、特にホタテ牡蠣には気を付けましょう。ノロウィルス感染症です。赤ちゃんに移ってしまってはいけないので、授乳中は出来るだけ避けましょう。

④アレルギーの恐れがある

赤ちゃんがアレルギー体質であった場合、生ものはアレルギーを発症する可能性が高いと言われています。赤ちゃんの皮膚が赤くなったり湿疹が出るなどがあった場合はアレルギーの恐れがあるので気をつけましょう。

こちらの記事はアレルギー児を持つママやパパに参考にしていただける記事です。是非読んでみて下さい。

赤ちゃんにアレルギーがあって。。そんな時試して欲しい対応策5つ

2019年3月15日

⑤血行がわるくなる恐れがある

お寿司やお刺身は生魚ですので、体を冷やす可能性があります。また、大量摂取をすると血行がわるくなり乳の出が悪くなったり乳腺炎の恐れが出てきますので、気を付けましょう。

お寿司や刺身を食べる際の注意点

  • 食べ過ぎは良くありません。量に気を付けましょう
  • 火の通った海老やアナゴ、かんぴょうや卵などは食中毒リスクが低いので、ネタを選んで食べましょう
  • 鮮度の高いものを選んで食べるようにしましょう

ハルカ(妻)
お刺身やお寿司を食べる量やネタの種類だけ要注意かな。

それから今は直接関係がないけれど、今後のためにこんな記事もあるから、赤ちゃんの万が一のときに備えて読んでみるのもいいと思うよ。

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授乳中に調理されたサーモンは?

不飽和脂肪酸DHAが豊富な魚。赤ちゃんの脳の発達にも発育にも役立つ栄養素です。

タンパク質を摂取すると感染症予防にもなりますので、サーモンやシラスやツナ・鮭・鯖などの缶詰も毎日の食事に積極的に摂取できることが、授乳中のママの理想です。

授乳中にいい!簡単で美味しく作れる、鮭を使ったおすすめメニューをレシピと一緒に紹介させていただきますね。

①鮭の豆乳汁

引用:コープのおすすめレシピ

疲れている時にホッとする味

たんぱく質はもちろん、カルシウムやビタミンAやビタミンCが豊富なこちらの豆乳汁。

鮭の切り身に冷蔵庫にある野菜を沢山加えれば、疲れているときでもスープとご飯でしっかり1食のご飯が済ませられます。

②サケ缶そぼろおにぎり

引用:鮭缶を利用したおにぎり

鮭の缶詰でカルシウム補給

白米で母乳も出る出る!鮭の缶詰はいつでもお手ごろ価格で買えるし、骨まで食べれますよね。ストックをしておけば便利な食材です。

③鮭のちゃんちゃ焼き

引用:鮭ちゃんちゃ焼き

ビタミン補給で疲れ防止

骨を作るのに必要なビタミンD,疲労や貧血防止に必要なB12、免疫力Upや皮膚の抵抗力に効果的なB6を一気に摂取できる1品料理です。

 

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サーモンの種類

  • シロザケ 

日本で売られている鮭といえばシロザケ。イクラの原料にも鮭の缶詰にも使用されるのが、こちらの鮭です。

  • アトランティックサーモン

ノルウェーから養殖・輸入を得て、脂がのってこってりとした深みのある味のトロサーモンです。オレンジ色と白のストライプが特徴です。

  • トラウトサーモン

アトランティックサーモンよりも安値気軽に買える、回転すしやスーパーのお刺身コーナーでよく見かけるサーモンです。

 

授乳中は魚の摂取を増やしたほうがいい?

赤ちゃんの脳は1年で劇的に発達すると言われています。

魚を摂取することと、母乳を通して脳の発達のために欠かせない栄養素、DHA(ドコサヘキサエン酸)が赤ちゃんへ栄養素として送り込まれます。出来るだけ摂取をしていきましょう。

最近の研究では、DHAの摂取量が言語IQレベルに関係しているとも言われています。赤ちゃんの将来のためにも、バランスの良い食事を加えていくとよいでしょう。

ツナさばなどの缶詰を利用してみたり、魚を焼いたり煮たり蒸したり。ちょっとの工夫で魚の味も変わります。料理にも少しずつチャレンジしてみて下さいね。

授乳中は、お肉より魚が勧められています。1週間に2〜3回は魚介類を食べるようにましょう。最初の子育ては手探りだらけですよね。下に弟・妹が出来れば家庭はにぎやかな反面、ママの仕事も増えます。不安も次から次へと募(つの)るものです。

そういう時は、子育て支援や食材の宅配も利用してみて下さいね。生活クラブは特におすすめです。

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ハルカ(妻)
もう一度だけ!(笑

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まとめ

  • サーモンは授乳中でも食べて良い。
  • 授乳中は加熱したものを週2,3回が望ましい。生は授乳中は控えめに。
  • サーモンの栄養素と効能
    • オメガ3
      • オメガ3に含まれた脂肪酸が美肌や美髪を作ってくれる。
    • アスタキサンチン
      • アスタキサンチンに含まれるポリフェノールの一種の栄養素が抗酸化作用があると言われていて、血液や細胞の老化を防いでくれる。
    • DHA
      • 脳の働きを高めてくれて、ホルモンの分泌を正常にしてくれる。
      • 栄養価が高く、疲労回復や抗酸化作用、美白効果が望める。
      • 脳を活性化してくれるので、アルツハイマーの予防にもなる。
    • EPA
      • 中性脂肪や悪玉コレステロールを撃退してくれて、動脈硬化を減らし成人病予防にも効果がある。
    • ビタミンB
      • 炭水化物の代謝を助けて、エネルギーに代えてくれる。
    • タンパク質
      • 体のベースになる骨や筋肉を作るのに必要なエネルギー。
  • 気をつけなくてはいけないポイント(特にお寿司や刺身として食べる場合)
    1. 脂質の多い魚を沢山食べると、母乳の質が悪くなる可能性がある。
    2. 鮮度の悪いものを食べると、食中毒にかかる可能性がある。
    3. ウイルス性のノロウィルスにかかる可能性がある。
    4. 冷たいものの食べすぎで体が冷えて血行が鈍り、母乳の出が悪くなる可能性がある。
    5. 赤ちゃんにアレルギーが出る可能性がある。

しかしながら、授乳中はお肉より魚が勧めれています。1週間に2〜3回は魚介類を食べるようにましょう。調理法は蒸す・焼く・煮るなど色々です。どうしても生で食べたい場合は、摂取する量や魚の種類などを気にしながら、赤ちゃんに送る母乳のためにも優しい食材選びをしましょう。

お魚は、赤ちゃんの発育や脳の発達に必要な栄養素を含む食材です。シンプルに塩焼きでも美味しいので、授乳をされている時期は、お肉以上にお魚を摂取するように心がけてみて下さいね。

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