母乳には白米がいいって本当?参考書を読んだり、ネットでさんざん調べて我が子と向き合った私の14か月の母乳子育て。
出産後なかなか母乳が出なくて悩み、実際に母から勧められたのが白米を食べる生活でした。自然分娩であったにもかかわらず、出なくて出なくて我が子が心配で…。出産すれば母乳が勝手に滴(したた)るように出ると思っていた私はすごく落ち込みました。
今回は私の経験も含めてご紹介できたらと思います。
——–
——–
Sponsored Link
白米に栄養はどれぐらいあるの?
よく聞いたら奥さんの母乳の出が悪くて、悩んでいるらしいんだよね。そういう時って夫婦間もぎくしゃくするもんじゃん?ママも初産の時って確か、苦労してたよね。来週飲みに行くことにしたんだけど、何かアドバイスできることってあるかな。
カロリーが高いからとか糖分が多いからなどといって、主食抜き特に白米を食べないようにしている人って最近よく耳にしませんか?それに、 出産後は少しでも早く妊娠前の体に戻したい!という風に思いがちですよね。
でも、白米にはたくさんの栄養素が含まれています。赤ちゃんを産んで、母乳を出来るだけあげたいなぁて思っているあなたは、少しずつ毎日の生活に取り入れるように心がけてみてください。
白米に含まれる栄養素
- タンパク質(体作りに大きな役割をするもの)
- 糖質(細胞を作り、体のエネルギーになるもの)
- 炭水化物(頭と体を活発にするもの)
- 亜鉛(皮膚や骨格の成長を助けるもの)
- 鉄分(免疫力をつけ、酸素を体のすみずみに送る働きをするもの)
- カルシウム(歯や骨を強くするもの)
- ビタミンB1(疲労回復を手伝うもの)
- 食物繊維(免疫力やお腹の調子をよくするもの)
引用:白米の栄養素
授乳中は玄米ではなくて白米のほうがいいのはなぜ?
そのお陰で、安上がりだったしお姉ちゃんも元気に健康に育ってくれたよね。
玄米は私も大好きです。しかしながら、精白をしていない玄米は赤ちゃんに母乳として与える場合、消化がしにくくなるそうです。授乳中はママも水分を排出していることにもなるので、逆に普段は繊維質で便通にいいものが、便秘を発症させてしまいます。
玄米は、白米より栄養価が高いので、粗食でも問題ありません。ですが、今母乳育児しているのなら、もう少しお乳の出を良くするために、白米などを入れてもいいでしょうね。ママの顔色が良くないのは、もしかして玄米の食べすぎで体が締まりすぎているのかもしれません。赤ちゃんの湿疹も玄米の油分(ぬか油)が関係しているかもしれません。
子供はもともと陽性の体質なので、子供の体に玄米は少々キツイのです。体に悪い、ということではないですよ。要は摂りすぎてはいないか、ということです。毎食玄米ではちょっとキツ過ぎます。母乳を出す為、赤ちゃんにより良い栄養を送る為には玄米は一日一食程度で、他2食は白米で。
引用:Yahoo!知恵袋
玄米は栄養価が高くく繊維質も豊富ですが、白米とブレンドして玄米の少量摂取に母乳の期間中だけは変えてみませんか?
母乳にもち米でも大丈夫?
たまには甘いものが食べたいと思っておはぎを食べれば、今度はおっぱいが張って張って熱を持っちゃったりして、辛かったし~。
白米・玄米ときたら、もち米も気になりますよね?
もち米は母乳の出をよくするのですが、高カロリー&糖分が多いのがネックです。それはもち米が速い速度で体内で消化吸収される食べ物で、ブドウ糖がいっぺんに血液に流れ出るようになってしまうからです。
そのため母乳が急激に作られ過ぎたり、赤ちゃんが母乳を飲み切れずに溜まっていってしまうと、乳房にしこりができたり、乳腺炎へなどのトラブルに繋がってしまいます。糖分の多いドロドロとした母乳は、ママの母乳問題だけでなく赤ちゃんのアレルギーにもつながります。
出産してすぐの乳腺がきちんと通っていない方や、赤ちゃんがまだきちんとおっぱいを吸えていない新生児時期そして、授乳回数の減ってきた時期に関しては1口だけ~がトラブルへと発展しかねませんので注意してくださいね。
今じゃ子育てベテラン組のママが大変だったっていうなら、後輩も奥さんも悩むわけだよな~。
ここがすごいぞ!母乳がいいと言われる理由 5選
おっぱいの出が悪かった時に母が見るに見かねて、おにぎりを作って持ってきてくれたの覚えてる?神にもすがる思いで食べてたんだから。
1、母乳は栄養満点で完璧ドリンクだから
母乳には赤ちゃんが生きていくために必要なタンパク質、脂肪分や乳糖、ビタミン類、ミネラル、塩分、ホルモン、酵素(リパーゼとよばれる消化しにくい乳脂肪消化吸収を助けてるものが含まれる)などの栄養素のすべてを母乳として赤ちゃんに送り込むことが出来ます。
特にタンパク質は赤ちゃんの成長に欠かせないものです。
2、母乳を通して、赤ちゃんと密にスキンシップができるから
母乳をあげるときには、赤ちゃんを抱きかかえますよね。そして、直接ママのおっぱいから吸うことによってママの心臓の鼓動だったり、ぬくもりを感じて感情豊かに育つといわれています。
スマフォやアイパットで作業をしながらではなく、なるべく授乳の際には赤ちゃんに話しかけてあげるようにしましょう。
3、母乳を飲むことで、赤ちゃんの味覚を育てることができるから
飲み始めは糖分が多くて甘い母乳でも、飲み進めるにつれてタンパク質の量が増えます。私たちが「美味しい!」と思って1口が2口、2口が3口になるのと同様に、赤ちゃんもごくごくと母乳を飲んでくれるようになります。
また、ママが食べた昼食だったり、夕飯の食事の味付けを赤ちゃんも楽しめると言われています。私たちが〆にデザートを食べるのと一緒で、母乳には脂肪分が多く含まれ、赤ちゃんに満足度を与えるのが母乳というからびっくりですよね。
4、母乳から生きていくのに必要な免疫力を与えることができるから
「初乳」という、出産から2-3日以内に出る乳腺分泌によって出る母乳を「赤ちゃんに出来るだけあげてください!」とよく助産婦さんから言われませんか?それは、免疫グロブリンAとよばれる免疫物質が豊富だからです。
また、この免疫グロプリンAには細菌やウイルス、アレルギーの原因となるタンパク質の侵入を防ぐ作用があって、胃や腸の粘膜を強くしてくれます。風邪をひいても赤ちゃんに飲ませられるお薬は限られていますよね?母乳にはその風邪ウイルスに対応できる治療薬効果があると言われています。
5、ミルク代が母乳だと控えられるから
母乳はママの体内からでるものなので、無料ですよね。それに対して、大缶であっても市販の粉ミルクは800gで約3000円。それは新生児の場合、約10日分だそうです。
1か月が30日と仮定しても、食が細い新生児ですら1か月の粉ミルク代は約9000円かかることになります。出来れば、家計のためにも母乳を与えられればって思いますよね。
Sponsored Link
母乳が出ない人の特徴と対策は?
世の中には頑張っても、体質的にどうしても母乳が出ない人がいるから、あまり家族はプレッシャーをかけないことに限るのよね。で、ある程度頑張ってもダメな場合は、市販の粉ミルクにスイッチする勇気も私は必要だと思うの。
だから、無理な人は無理って頑張るだけ頑張ったら、恥ずかしがらないで決断をしてもいいと私は思うの。
母乳が出にくい人の特徴
私は出産をしたら、母乳は自然と滴るくらいに出るものだと思っていました。でも...実際はそうではなかった。そして、私はこんな人だったのです。
- 水分を必要以上に摂らない
- 血の巡りが悪い、いわゆる冷え性
- ストレスを抱えている
- 母乳を与える角度が悪い
- 出産のときに出血が多かった
授乳中には1日3リットルの水分を摂るのが理想といわれています。なぜなら、母乳の80パーセント以上が水分だからです。でも私は、果物も食べているし、3食口にしている時にお水を飲むからと、特に気をつけてはいませんでした。
そして、いつも手足が冷たくて、足がむくむ冷え性。「母乳が出ないのは私の努力が足らないからだ!」なんて言われ、睡眠不足に加えて乳首も割れてストレスが溜まっていました。
後でわかったのですが、当初私は上手く子供の首を私のおっぱいに吸い付かせてあげられてなかったようなんです。出産時に大量出血もあって、輸血騒ぎもした私だったので貧血気味で、余計に血の巡りも悪かったんでしょうね。
母乳が出やすくなるための対策
これは私が実際に試みて、母乳を搾乳機で搾り、冷凍庫で保管することが出来るまでになった対策です。
- 日中かまわず子供が寝ているときには、体を休めて一緒に睡眠をとる
- 水分をこまめに補給するようにする
- お風呂に入って、おっぱいマッサージをする
- 和食中心のバランスの取れた食事を心がける
- 自分の時間を少しでも持つようにする(誰かを頼る努力をする)
私は子供が寝ている間に家事や、掃除をしたいと思っていたけれど、体を休めることも大事と助産師さんから助言を受け、睡眠を余分に取る努力をしました。あまり飲まなかった水やカフェイン抜きの麦茶も常備して、授乳したら飲むというリズムをつけました。
また、お風呂に入ってゆっくり体を休めることはもちろん、おっぱいマッサージを心がけました。それから、トースト1枚やパスタで終らせていた簡単な食事を、夕飯だけはと白米と味噌汁そして副菜に主菜を考え、バランスの取れた食事に変えたり、パンだった朝食をおにぎりに変えました。
それから1週間に1度外に出かけた際に、主人に子供を1時間ほど預けて、ウィンドーショッピングや、美容院など子育てから離れたストレスフリーの時間を持つように努力をしました。
母乳が出ないって悩まないで!
日本では、あまり知られてはいないことですが、WHO(世界保健機構)やユニセフでは、母乳を乳児にとっての「完全食品」として位置づけ、先進国、発展途上国を問わず、その利活用を強く推奨しています。
母乳哺育、母乳育児を社会で推進するためには、低出生体重児の栄養戦略や十分量の「母乳」が出ないおかあさんのために、「ドナーミルク」を確保する「母乳バンク」は必要不可欠な存在となります。
「母乳バンク」は、自分の子供どもが必要とする以上に母乳がたくさん出るお母さんから、余った母乳を「寄付」していただき、その「ドナーミルク」を適切に検査、保管・管理を行い、タイミングよく「母乳」を必要とする乳児に医療的な見地から「ドナーミルク」を適切に提供する仕組みです。
引用:日本母乳バンク協会
——–
全国宅配もできるウェルネスダイニングはこちら↓から!
——–
まとめ
母乳に白米がいい理由は栄養素が豊富だからです。
- タンパク質(体作りに大きな役割をするもの)
- 糖質(細胞を作り、体のエネルギーになるもの)
- 炭水化物(頭と体を活発にするもの)
- 亜鉛(皮膚や骨格の成長を助けるもの)
- 鉄分(免疫力をつけ、酸素を体のすみずみに送る働きをするもの)
- カルシウム(歯や骨を強くするもの)
- ビタミンB1(疲労回復を手伝うもの)
- 食物繊維(免疫力やお腹の調子をよくするもの)
こんなにもたくさん1膳のご飯を食べるだけで得られるってすごいことですよね。
母乳が赤ちゃんには良いと言われる理由5選は
- 栄養満点の完璧ドリンクだから
- スキンシップを得られるから
- 味覚を磨けるから
- 免疫力を吸収することができるから
- 粉ミルクを買うより断然お財布に優しいから
母乳が最初からスムーズに出る人は少ないと思います。もしかしたら、
- 水分不足
- 冷え性
- ストレスが溜まっている(寝不足を含む)
- 母乳の角度が悪い
- 出産時に出血量が多かった
理由から、ちょっとだけ難しくなっているかもしれません。どうしても母乳が出ない!であれば、ずっとストレスを抱えてギスギスするより、市販の粉ミルクもしくは母乳ドナーへ切り替えてみてくださいね。
とにかくまずは白米摂取。授乳時はママもお腹が空きます。スナック菓子や甘いものも食べたくなったり時にはしますが、出来るだけ控えて栄養素の高い白米おにぎりを食べて乗り切ってみてくださいね。
全国宅配もできるウェルネスダイニングは、こちら↓から。
たまにはこういうのにも頼って、上手に育児していきましょう!
手を抜きたい時もある、でも食事には最低限こだわりたい、あなた向けです。
レンジでチンですぐ食べられる宅配食の他に、15分で作れるお料理キットもありますよ~。