母乳にいい飲みもの、避けたい飲みものってある?気をつけたいポイントとは?

母乳で育児をしていると、ママが食べたものや飲んだものが直接、赤ちゃんの体作りに影響してきますよね。そうなると、食べものはもちろん飲みものにも気をつかいたいところですね。

水分が80%以上を占める母乳を出すうえでは、飲みものは欠かせないものなんですよね。ママが水分不足になると、母乳の出が悪くなって赤ちゃんも飲むのが大変になりますね。

そこで今回は、母乳にいい飲みものや避けたい飲みものについて、ご紹介していきます。

 

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ハルカ(妻)
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母乳にいい飲みもの

母乳は血液から作られています。母乳になる血液は、赤くなるための赤血球をとり込まないので、血液みたいに赤くはならないんですよね。その血液中で作られた母乳が乳管を通って乳頭から出て、赤ちゃんの口まで届きます。

なのでママが食べたものや飲んだものが血液となり、赤ちゃんの口まで届くことになりますね。母乳のために飲みものを飲むときは血液の流れを良くしたり栄養のある飲みものを飲む必要があります

後輩・アオイ
ハルカさんこんにちは。

私、いま母乳育児してるんですけど食べものには結構気をつけてるんです。でも、飲みものはどんな飲みものがいいのかわからなくて…。

ハルカさんはどんな飲みものを飲んでましたか?

ハルカ(妻)
食べたものにも気をつけてるなら、飲みものも気をつけたほうがいいね。私が母乳にいいなと思った飲みものを紹介するね。

たんぽぽコーヒー

たんぽぽコーヒーは、たんぽぽの根を焙煎(ばいせん)して作られています。焙煎するとコーヒーに似た風味がしてコーヒーとは言っていますが、もちろんコーヒー豆は使っていません

そのため、ノンカフェインで苦味も少なめです。たんぽぽ茶として売られている場合もありますね。

たんぽぽの根は鉄分豊富でビタミンやミネラルが多いため、血液をサラサラにしてくれる働きがあるんですね。血液がサラサラになると血液から作られる母乳が出やすくなって乳腺(にゅうせん)が詰まりにくくなり乳腺炎を予防してくれます

乳腺炎とは?
乳腺炎とは、母乳を出すことができなくなって乳腺に母乳がたまってしまい、炎症を起こすことが原因で起こる病気のこと。

また、血行も良くしてくれるので冷え性ママにもぴったりですね。

ハルカ(妻)
たんぽぽの根を焙煎するとコーヒーに近い味になるんだよね。カフェインが気になるママには最適な飲みものだよ。

ハーブティー

ハルカ(妻)
ハーブテイーはいろんな種類があるんだよね。

ルイボスティー

ノンカロリー、ノンカフェインで母乳にも安心です。亜鉛などのミネラル類が豊富で血流を良くして代謝を上げてくれます。冷え性のママにもおすすめですね。

しかも、ストレスを減らして安眠作用もあるんです。育児の合間、ひと息つきたいときにでも飲んでくださいね。

ローズヒップティー

ローズヒップティーのビタミンCはレモンの約20倍、カルシウムは牛乳の約9倍あります。ホルモンバランスを整えて免疫力を高めてくれます。さわやかな酸味が飲みやすいんですよね。

母乳の出を良くするには、ルイボスティーとブレンドするとさらに効果的です。ハーブ専門店やお茶の専門店などに行って母乳にいいブレンドを聞いてみるといいですよ。

ラズベリーリーフティー

ラズベリーリーフティーはビタミンやミネラル、鉄を多く含んでいます。そのため、母乳の分泌(ぶんぴつ)を良くして栄養価を高めてくれます。産後の回復効果もありますね。

ひかえめな甘さと酸味のある香りなので、クセがなくハーブティー初心者でも飲みやすくなっています。

注意!
ハーブでも母乳の分泌を抑制(よくせい)して出にくくしてしまうものもあります。

  • セージ
  • ペパーミント

こちらの2つが入ったハーブティーには要注意です。買うときには、成分表を確認してから買いましょう。

ハルカ(妻)
それぞれの特徴があるから、デパートやハーブ専門店に行っていろいろ教わりながら買うのも楽しいよ。

青汁

青汁に使われている大麦若葉や明日葉、ケールなどの野菜は母乳を作るときに必要な栄養素葉酸や亜鉛カルシウム鉄分が多く含まれています。さらに、ビタミンやミネラル、食物繊維も入って栄養満点の飲みものです。

栄養価の高い青汁を飲めば、赤ちゃんにも栄養価が高い母乳を飲ませることができますよね。

ただ、なかには甘味料やカフェインが入っているものがあるので、無添加、無農薬の青汁を選ぶようにしてくださいね。

ハルカ(妻)
昔は苦くて飲めたもんじゃなかったけど、最近の青汁は飲みやすくなってるから助かるね。

甘酒

甘酒は「飲む点滴」と呼ばれるぐらい栄養価が高いですよね。ビタミンB群やアミノ酸が豊富で血流を促進して母乳を出やすくしてくれます。冷えの改善や疲労回復、腸内環境も整えてくれて産後に悩む便秘の解消にも役立ちます。

甘酒は酒粕を原料にしたものと、米麹を原料にしたものに分かれます。酒粕ベースの甘酒は、微量のアルコールが入っているので、母乳を与えてるときはノンアルコールの米麹甘酒がおすすめです。

甘酒1杯でごはん1杯分のエネルギーが摂(と)れるので、食欲がないときでも手軽にエネルギー補給ができて便利ですよ。

ハルカ(妻)
育児で気持ちの余裕がないときに飲むと、優しい甘さに癒されるんだよね。

ごぼう茶

ごぼうは、血液をサラサラにしてくれる効果があります。血液がサラサラだと乳腺が詰まりにくくなって乳腺炎になるのを防いでくれます。血液の流れがよくなれば、体の代謝もあがり、冷え性にも効果がありますね。

それに、ごぼうは食物繊維が多い食材ですよね。水分不足だと便秘になりがちですが、水分と食物繊維を一緒に摂取できるごぼう茶は、便秘になりやすいママには特におすすめです。

ごぼうは独特の風味があるので、ごぼうが苦手な人には少し飲みにくいかもしれません。まずは少量を買って、試してみたほうがいいですね。

ハルカ(妻)
ごぼうのクセがあるから、最初は薄めに煎れて飲むといいかな。おかげでわたしも、便秘が解消されたよ~♪
後輩・アオイ
ごぼうは食べるだけじゃなく、お茶にしてもいいんですね。じゃあ、反対に避けたい飲みものはありますか?

 

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避けたい飲みもの

母乳育児中は、なるべく避けたい飲みものです。

アルコール飲料

妊娠中と同様に、アルコール飲料は避けたほうがいいですね。アルコールを継続的に摂ったり一度に大量に摂ると、母乳を作るのに大事なオキシトシンの分泌を減らしてしまいます

オキシトシンとは?
別名「幸せホルモン」とも呼ばれているホルモンです。幸せな気持ちや親しい人とのスキンシップ、リラックスした時に分泌されます。

オキシトシンの分泌が減ると母乳が出にくくなってしまいますね。それに、消化機能が未熟な赤ちゃんに母乳からアルコール成分を飲ませてしまうと認知能力や睡眠に影響が出る場合もあります

ハルカ(妻)
アオイちゃんの旦那さんは、お酒飲む?
後輩・アオイ
うちの旦那さんは、飲みますね。だから旦那さんや家族が飲んでるのを見るとうらやましいです…。
ハルカ(妻)
そっか。でもここはグッと我慢だね。ただ、どうしても我慢できない時は、ノンアルコール飲料で気持ちを落ち着かせるのもいいかもね。ノンアルコールでも1%未満じゃなくてできれば0%のノンアルコール飲料を選んでね
後輩・アオイ
ノンアルコール飲料は未体験なので、我慢できなくなった時には頼ってみます!

カフェイン入り飲料

カフェインが入っている飲みものは避けたほうがいいです。カフェイン入りの飲みものを飲んだ後、赤ちゃんに母乳を与えると、母乳を通じて赤ちゃんもカフェインを摂ることになりますよね。

カフェイン入りの飲料
緑茶、コーヒー、ウーロン茶、紅茶、ほうじ茶、コーラなど。

赤ちゃんはまだカフェインを分解することができないので体の中に残ってしまいます。そうすると、興奮して眠れなくなり寝不足になることがあります。なので、カフェイン入り飲料は控えましょう。

ハルカ(妻)
カフェイン入り飲料は避けたいけど、ノンカフェイン飲料なら大丈夫だよ。今はノンカフェイン飲料も種類が豊富になったよね。この記事に載ってるネットスーパーでも買えるから探してみてね。

食品・食材宅配サービスおすすめは?安さ目線で比較、3選を紹介!

2019年1月29日
後輩・アオイ
自分が飲んだものが赤ちゃんの口に入るとなると、気をつけないといけないですね。

清涼飲料水

母乳には水分が必要なので、水分補給に適した清涼飲料水は良さそうに思いますが、糖分が多いので母乳には良くない影響を与えます。なので、清涼飲料水はなるべく避けたほうがいいですね。

糖分を摂りすぎると、血液がドロドロになり、血行が悪くなります。そうすると代謝が悪くなって乳腺が詰まってしまいます。母乳が出にくくなるので、赤ちゃんが飲みずらくなる恐れがあります。

注意!
1%未満ですが、アルコールが入っている清涼飲料水もあります。飲む時には必ず、成分表示を確認してから飲みましょう。
ハルカ(妻)
でも、暑い時に炭酸飲料をグイッと飲みたい日もあるよね?毎日大量に飲むのはダメだけど、たまにだったら問題ないからあんまり我慢はしないでね。
後輩・アオイ
それは助かりますね。暑いときの炭酸飲料はたまらないですよね~。ハルカさんが母乳にいい飲みものを飲むときに気をつけているポイントってなんですか?

 

 気をつけたいポイント

ハルカ(妻)
私が飲みものを飲むときに気をつけていたポイントだよ。
ポイント

  1. 温かい飲みものを飲む
  2. 栄養価の高い飲みものを飲む
  3. リラックス効果のある飲みものを飲む

①温かい飲みものを飲む

温かい飲みものを飲むと胃腸が温まり、代謝を上げることができます。代謝が上がると血行が良くなり、母乳の出が良くなりますね。逆に冷たい飲みものは胃腸を冷やして代謝を悪くするので、水分の排出をうまくできずむくみや体の冷えの原因になります。

代謝が悪くなり体が冷え血行が悪くなると母乳の生成にも影響してきます。温かいたんぽぽコーヒーやごぼう茶などを飲んで、体を温めましょう。

②栄養価の高い飲みものを飲む

ママが飲んだ栄養分は血液になり母乳となって赤ちゃんの口まで届きます。食べものから摂るとなると、たくさん食べないといけなくなるので、ちょっと大変なママもいますよね。

飲みものから摂ることができれば、ママに負担もなく赤ちゃんに栄養が届けられます。青汁や甘酒などを飲んで、赤ちゃんにも栄養価が高い母乳を飲ませてあげてくださいね。

③リラックス効果のある飲みものを飲む

産後うつやマタニティーブルー、産後クライシスなどの言葉があるように産後のママの気持ちはとても不安定です。普通だと気にしないことでも、ストレスに感じてしまいますよね。

ストレスを感じると自律神経が乱れホルモンバランスが崩れてしまいオキシトシンの分泌が減ってしまいます。オキシトシンは、母乳を作るうえでとても大事なホルモンですよね。ハーブティーなどを飲んで、気持ちをリラックスさせてくださいね。

後輩・アオイ
ポイントをしっかりわきまえて、娘にはなるべくいい母乳を飲ませてあげたいです。
ハルカ(妻)
母乳にいい水分の摂り方や量にも気をつけてね。

母乳にいい水分の摂り方・量

ハルカ(妻)
普通に飲みものを飲むときとはちょっと意識して変えてたんだよね。

飲む回数を増やす

水分補給はしないといけないですが、一度にたくさん飲んでも水分を補給した意味はないんですよね。一度にたくさんの水分を摂取すると、急に増えた水分はそのまま尿になって出てしまいます。

体内に吸収されたことにはならないということは、水分補給をしていないと同じになってしまいます。

ハルカ(妻)
上手な水分補給は、一度に飲む量を減らして飲む回数を増やすことだね。

一度に飲む量はコップ1杯程度です。コップ1杯程度を1日8〜10回ぐらい飲むと、きちんと水分補給ができている量になります。もし水分補給することが苦しく感じる人は、飲むタイミングを決めておくと少し気持ちが楽になるかもしれません。

水分補給のタイミング
例えば…

  • 朝起きたとき
  • 朝昼晩の食事前後
  • おやつの時間
  • お風呂に入る前後
  • 寝る前など

行動に関連させて水分補給を決めておくとだんだん慣れて習慣になります

後輩・アオイ
たしかに、行動と結びつけておくと忘れないで飲めるかもしれませんね。量はどのくらいですか?

1日に必要な水分量

体調や季節によっても違いますが、成人の場合だと1日約2〜2.5Lの水分が汗や尿、便、呼吸によって体の外に出ていきます。なので、1日2Lぐらいの水分補給が理想的ですね。

母乳を赤ちゃんに飲ませているママは、プラスして赤ちゃんが飲む母乳分の水分も必要となりますね。赤ちゃんは、生後4ヵ月頃から1日1L程度の母乳を飲みます。

必要な水分量
成人に必要な2L+母乳に必要な1L

=3L

1日に3Lの水分は必要ですが、全て飲みものから摂取すると大変ですよね。もちろん食べものからもとれるので、飲みもの自体は1L〜2L程度を意識して飲んでくださいね。

後輩・アオイ
結構、水分て摂らないといけないんですね。
ハルカ(妻)
まぁ、でも食べものからも摂れるし、お腹がタプタプになるまで飲むことはないよ。それに、母乳は赤ちゃんの栄養に直結するから質も高めてあげることが大事だね。

母乳にいい食べものについてはこの記事を読んでみてね。

後輩・アオイ
今日からさっそく気をつけます!

 

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ハルカ(妻)
もう一度だけ!(笑

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まとめ

  • 母乳にいい飲みものはママの体にいいものを飲む
  • 避けたい飲みものは赤ちゃんにとってもよくないもの
  • 飲みものは温かくして栄養価が高いものを飲む
  • リラックスしながら飲んでストレスをためない
  • 水分の摂り方、量に気をつける

 

いろんな制限があってストレスを感じてしまうママも多いかもしれませんね。安心して飲める飲みものはたくさんあるし、避けたい飲みものも飲む量や飲み方に気をつければ絶対ダメというわけでもないんですよ。

絶対ダメだと思うと、かなりのストレスになりますよね。あまり、過度な制限はしないでほどほどにが一番です。ノンアルコール飲料やノンカフェイン飲料などもあるので、上手に取りいれてみてください。

ストレスを感じすぎると母乳の出が悪くなっちゃいますからね。それでは、本末転倒です。だから、ママが一番ストレスを感じないストレスフリーな母乳育児をしましょう♪

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