離乳食だもん、美味しくて栄養バランスの良いものを食べさせたい!
って言ってもどんなものを食べさせるか悩みどころ…
そんな時には「ほうれん草」。栄養満点で使い勝手も良し◎
離乳食向きお野菜、ほうれん草のおすすめレシピやほうれん草についてをご紹介します。
離乳食でほうれん草はいつから食べさせてもいい?
ほうれん草は、離乳食初期の5〜6ヶ月頃の赤ちゃんに食べさせても大丈夫です。
特にアレルギー物質となるものも含んでいないし、栄養価も高いので最初の野菜としては向いていると言われています。
炭水化物のお粥に慣れた2週目辺りから、ほうれん草などの野菜も少しずつ食べさせていきます。
初めての食材は、アレルギーの心配があるので、必ず1日1回、スプーン1さじから始めましょう。
また、月齢によっても食べられるほうれん草の形状が変わってきます。
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=2hSyxmDF70A?start=3]
食べさせられる量も少しずつ変わっていくので気をつけましょう。
離乳食初期のみ1日5gです。中期〜完了期までは、1回の食事で食べられる目安量です。
中期〜完了期では、ほうれん草を1日に何回食べても大丈夫ですが、ほうれん草ばかりに頼るのも良くありません。
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おすすめ離乳食5選
離乳食初期(5~6ヶ月)
ほうれん草ミルクスープ (おすすめ 1)
引用:cookpad.com
◎材料(一回分)
・ほうれん草ペースト…小さじ1
・調乳したミルク…大さじ2
→詳しい作り方はコチラ
離乳食初期ほうれん草のミルクスープ by shizuとreo
ほうれん草の苦味も、ミルクのおかげで消えてくれるわよ。
ほうれん草とお麩(ふ)のトロトロ (おすすめ 2)
引用:cookpad.com
◎材料(大さじ3杯分)
・お麩(小さいものなら)…8こ位
・ほうれん草ペースト…小さじ1
→詳しい作り方はコチラ
離乳食初期☆ほうれん草とお麩のトロトロ by anpan7
お麩のおかげでとろみがつくから、食べやすくなるんだよ。
離乳食中期(7~8ヶ月)
ほうれん草のおかゆ (おすすめ 3)
引用:cookpad.com
◎材料
・ほうれん草(刻んだ)…大さじ2
・薄めたダシ汁 …~100cc
・ご飯…好みで
→詳しい作り方はコチラ
離乳食中期★ほうれん草のおかゆ★ by 誠子©
わざわざお粥を作らなくてもいいから、ちょっと手間が省けるわよ。
離乳食後期(9~11ヶ月)
ほうれん草とひき肉卵焼き (おすすめ 4)
引用:cookpad.com
◎材料(1人前)
・卵…1個
・ほうれん草…15g
・鳥ひき肉…15g
・片栗粉…小さじ1
・バター…少々
→詳しい作り方はコチラ
【離乳食・後期】ほうれん草とひき肉卵焼き by choco129
1回で食べられなければ、冷凍保存もできるよね。
離乳食完了期(12~18ヶ月)
ほうれん草のもちもち豆腐 (おすすめ 5)
引用:cookpad.com
◎材料
・★絹ごし豆腐…1/2丁
・★ほうれん草…20g(お好みで)
・★カニカマ…1本
・★片栗粉…大さじ2
・★鶏がらスープの素…少々
・★塩コショウ…少々
・ごま油…大さじ1
→詳しい作り方はコチラ
離乳食完了期に!ほうれん草のもちもち豆腐 by ★☆こだま☆★
いろんな食材が入ってるから、栄養満点よね。
完全手作りも、もちろん大事!
でも、たまにはいろんな物を食べてみるのもいいかも〜♪
外部リンク: manma 四季の離乳食
離乳食作りにあると便利!
離乳食作りでは、あらかじめほうれん草の下準備をしておけば、手早く出来上がります。
- 初期→ペースト
- 中期→2〜3mmのみじん切り
- 後期→3〜4mmのみじん切り
- 完了期→5〜6mmのみじん切り
初期と中期は葉っぱのみで、後期と完了期は葉っぱと茎が食べられるようになります。
冷凍しよう。
ペーストやみじん切りが出来上がったら、小分けにして冷凍しておきます。
ほうれん草は、冷凍しても味が変わらないので保存に適しています。
離乳食後期・完了期は、アク抜きした後に粗くみじん切りにして、容器に入れて冷凍しておけば長持ちしますね。
ほうれん草ってどんな野菜?
スーパーでほうれん草を買う時には、なるべく新鮮なものを買って下さいね。
- 葉先がピンとしている。
- 全体がみずみずしい。
- 葉の色が濃い緑色
- 茎がしっかりしてハリがある。
- 根元の赤い色が鮮やかな色。
ほうれん草の旬
ほうれん草は、1年中食べられる野菜ですがちゃんと”旬”があります。
ほうれん草の旬は冬です。
旬の時期のほうれん草は、ビタミンCの含有量が夏の約3倍になるんです!
ほうれん草は、気温が低くなると寒さに耐えるために養分濃度を高くして、細胞を凍らせないようにします。
その為、糖やビタミンCが冬には増えるので美味しくなるんです。
ほうれん草の栄養
ほうれん草は、緑黄色野菜の仲間です。
ベータカロテンやビタミンCなどが豊富です。
免疫機能を高めたり、皮膚を守ったりしてくれるビタミンも含まれています。
さらに、鉄分や葉酸、カルシウムやカリウムなども含まれています。
①鉄分で貧血予防!
鉄分が足りないと、貧血になってしまいますよね。
倦怠感、立ちくらみ、息切れ、不機嫌、食欲不振などになるので、ほうれん草を食べさせて防いであげましょう。
②ベータカロテンで風邪予防!
ベータカロテンは、呼吸器系統を正常に保ってくれるので、風邪を予防してくれます。
ベータカロテンの一部は、体内でビタミンAが不足した時はビタミンAに変わって、目や皮膚の健康を維持してくれます。
③ビタミンCで肌をきれいに!
ビタミンCもとっても豊富。ビタミンCは、お肌をきれいに保つコラーゲンを体内で作ってくれます。
ビタミンCは、鉄と一緒だと吸収率が上がるので、鉄分が豊富なほうれん草を食べれば、ビタミンCも同時に取ることができます。
④赤血球をつくる葉酸!
葉酸は、赤血球を作って赤ちゃんの発育をうながす働きがあります。
⑤カルシウム不足予防の強い味方!
カルシウム、マグネシウム、カリウムなどが多く含まれています。
赤ちゃんは、生後9ヶ月頃からカルシウム不足になりやすいので、予防のためにも食べさせてあげましょう。
なんだか、ほうれん草が食べたくなっちゃた。でも、買いに行くのも面倒だな…
美味しい野菜も、お家に居ながら買えちゃいます♪↓↓
お家に居ながら、スーパーに行ってる気分♪↓↓
ほうれん草の良い所・悪い所
良い所
赤ちゃんに必要な栄養素をたくさん含んでいます。
また、ペーストにしたりみじん切りにしたり形状も変えやすいので、使い勝手が良い野菜です。
悪い所
アクが強いので、食べさせるときにはアク抜きをしてあげる必要があります。
根の部分には、砂がついている場合があるので、食べさせない方が良いとされています。
- ほうれん草を柔らかくなるまで茹でます。(中火で2〜3分)
- 冷水にさらしてから、水気を絞ります。
茹でてから冷水にとると、アクはほとんど抜けてくれます。
アクの少ない生で食べられるサラダほうれん草もありますが、、、
- 加熱での殺菌ができない。
- 消化しにくい。
- 繊維があって食べづらい。
- アレルギーがある場合もある。
少し不安なところもあるので、生野菜を離乳食で食べさせるのはあまりおすすめできません。
まとめ
- ほうれん草は、離乳食初期の5〜6ヶ月頃から食べられる。
- 茹でる時は、やわらかめに茹でる。
- 冬に食べれば、夏の3倍ビタミンCが摂れる。
- 初期・中期は葉っぱだけ。
- 後期・完了期は茎も食べられる。
- アク抜きして冷凍保存がおすすめ。
- 栄養豊富で赤ちゃん向きの野菜。
ほうれん草はいつでもスーパーにあるから、使い勝手がいいですよね。
特に、冬に食べれば栄養価も上がるし、美味しいしで一石二鳥♪
離乳食が始まったらやる事増えちゃうけど、冷凍保存のフル活用で乗り切れるはず。
おやつも食べられるようになったら、ほうれん草のクッキーやケーキや蒸しパンなんかも作れますよね。
それなら、パパとママも一緒に食べられるもんね!
同じ物を食べられるって、なんて幸せ…
そんな日が、待ち遠しいなぁ。