優しく思いやりを持った子に育ってほしいと願うパパやママは多いですよね。でも、思いやりを教えるにはどうしたらいいんでしょうか?
そこで、絵本の読み聞かせをしてみてはいかがでしょうか。絵本を読み聞かせて、子どもに「思いやりとは何か」を教えてみましょう。
今回は、思いやりの心を育(はぐく)むのにぴったりの絵本をご紹介します。
Sponsored Link
思いやりを学べる絵本5選
①かえりみち(あまん きみこ)
②しんせつなともだち(作・方 軼羣(ファン イーチュン)/訳・君島 久子)
③りんごがひとつ(福田 直)
④くれよんのくろくん(なかや みわ)
⑤どうぞのいす(香山 美子)
思いやりを学べる絵本の選び方
子供が興味を持つ絵本
最初は子どもに絵本の楽しさを知ってもらい、興味を持ってもらうことから始めます。子どもの好きな絵やリズム、動物が出てくるなど。まずは、子どもが手にとって読みたくなる絵本を選んであげましょう。
感情移入しやすい絵本
思いやりのある子というのは、相手の気持ちをくみとることができる子ですよね。それには、相手によりそって共感する力が必要になってきます。
絵本の主人公に共感して感情移入することを学ぶと、人の気持ちが理解できる子になれますよね。子どもが感情移入できそうな、素敵な主人公の絵本を選んであげましょう。
考えられる絵本
生活しているなかの身近なものやことが普段と違う目線で描かれていたり、新しい発想を教えてくれたりする絵本は、子どもの考える力を刺激します。
思いやりは相手の気持ちを “想像すること” が大事なので、想像して考えられるような絵本を選んであげましょう。
Sponsored Link
絵本の読み聞かせ方
子どもにとって、親の声は安心するものですよね。膝にのせるなどして身体的なスキンシップをしながら読み聞かせをすると、親の愛情が伝わりやすくなります。大人でも大好きな人に抱き締められると、安心感やぬくもりを感じますよね。
子どもは、誰かに愛されていると感じることで自信や余裕が出てくるのです。自信や余裕があると、人に優しく接することに繋がりますよ。
そうすると、子どもは「自分のために絵本を読んでくれているんだ。」と、愛情を感じることができますよね。読み聞かせをするときには、できるだけ子どもの近くに寄り添いながら絵本を読んであげましょう。
思いやりを育むためには
子育て中のパパやママに、将来どんな子に育ってほしいか?と聞くと、かならず入ってくる”思いやりのある子に育ってほしい“という答え。
確かに優しく思いやりのある子に育ってほしいのは、みんなが思うところですよね。
- 動物、植物を大切にする
- 困っている人に手を差し伸べる
- 悲しんでいる人に寄り添う
- 自分より弱い人に優しくする
などなど。
これらは、思いやりを表す行動になりますね。この行動をまずは、パパやママが率先して行ってみましょう。”親の背中を見て子は育つ“と言いますよね。思いやりを言葉だけで教えるのは、なかなか難しいものです。
パパやママが「こうしなさい!」と言うよりも、行動する姿を見せるのが効果的なんですね。
パパやママが人を思いやり、ものを大切にすれば子どもも親を見て真似してくれるはずです。そして、子どもに接するときには優しくしてあげましょう。優しくされたことのない子は、人にどうやって優しくしていいのかわからないですよね。
まずは、パパやママがお互いを思いやり”ありがとう”や”ごめんね”など気持ちを言葉にしてみるのがいいかもしれませんね。
子どもってパパやママのことをしっかり見ているんですよね。みんなが思いやりを持って行動すれば、自然と思いやりを持った優しい心の持ち主に育ってくれますよね。
まとめ
- 思いやりを学べる絵本
- かえりみち(あまん きみこ)
- しんせつなともだち(作・方 軼羣(ファン イーチュン)/訳・君島 久子)
- りんごがひとつ(福田 直)
- くれよんのくろくん(なかや みわ)
- どうぞのいす(香山 美子)
- 思いやりは優しくされて育つ
- 思いやりを育むには親が思いやりを持って行動する
子どもに思いやりを学んでもらうには、絵本がぴったりですね。主人公を通していろんな経験をして共感しながら思いやりを学ぶことができますよね。
でもまずは、パパやママが子どもを思いやってあげることが一番大切なんですよね。子どもの話をちゃんと聞いて、優しくされている充実感を与えてあげてくださいね。
パパやママも一緒に思いやりを学べる絵本を読んで、子どもと一緒に思いやりについて考えてみるのもいいかもしれませんね。
この間ね、うちの息子が保育園でお友だちとケンカしちゃったの…。