最近、アレルギーがあるっていう子供達が増えてきているんですよね。
しかも、その現象はどんどん低年齢化して赤ちゃんからアレルギー持ちだという子もいるんです!
赤ちゃんの時期から、アレルギーなんてこれからが心配ですよね…。
そこで、赤ちゃんがアレルギーになった時の対応策や、なぜアレルギー反応が起こるのかといった事ついて紹介していきます。
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赤ちゃんにアレルギーが…
赤ちゃんのうちは、腸の消化や吸収が未熟です。
そのため、腸の機能が働き出せば免疫システムも改善して、自然にアレルギーも起きなくなってくると言われています。
なので、赤ちゃんがアレルギーかも…
と思ってもまだまだ、落ち込む必要はありません!
アレルギー対応策5選
①宅配サービスで食事から
口から入ってくる栄養は、とっても大事ですよね。
有機栽培のお店や無添加商品を置いているお店もありますが、いろいろ買いに行くとなると、ママには大変。
そこで、お家に居ながら安心安全な野菜や栄養もしっかりとれる食品を届けてもらって、食事を作ってあげましょう。
家事の合間に選べます♪↓↓
母乳育児中のママが食べる食事は、赤ちゃんに直接影響しますよね。
ママも安心安全な食材で作った食事を食べて、赤ちゃんの健康にも役立てましょう。
②保湿で乾燥対策
赤ちゃんのアレルギー物質は、皮膚からも入ってくるという事がわかってきました。
赤ちゃんの皮膚が乾燥していると、そこからアレルゲンが入ってくるんです。
なので、しっかり保湿をして肌のバリア機能を保ってあげましょう。
③睡眠もしっかり
大人も睡眠不足になると、自律神経のバランスが崩れて体調が悪くなりますよね。
赤ちゃんも同じです。
睡眠不足が続くと、肌の調子も悪くなります。なので、しっかり寝かせる事が大事です。
でも、夜にかゆくて眠れない場合もあるかもしれません。
また、寝ている時にかきむしってしまいそうなら、ベビー手袋をつけて寝させると安心かもしれませんね。
④外に出て外気浴
生後1カ月頃から庭やベランダで、5分ぐらいの外気浴をすることが推奨されています。
赤ちゃんが一定の温度の部屋でずっと過ごしていると、皮膚が外の環境に適応できなくなってしまい、自律神経の調節ができないのです。
外気浴をして皮膚に適度なストレスを与えるのは、赤ちゃんの健康のために必要なんですよ。
毎日必ず行かきゃいけないと思うと大変なので、天気や赤ちゃんの体調やママの気分で行きましょう。
⑤毎日を清潔に
赤ちゃんのアレルギーは肌が関係してくるので、毎日お風呂に入ったり、空気をきれいにしたり、触れるものを清潔に保つ必要があります。
空気をきれいにするには、掃除をするのが良いですが、毎日だと大変なので空気清浄機などにも頼りましょう。
アレルギーの原因となるダニの死骸は、布団やまくらで発生したダニが死んで空気中に漂っているものです。
なので、布団やまくらにダニが発生しないように、ダニシートを置いておくだけでも効果的です。
なぜアレルギーは起こるの?
最近の研究では、アトピー性皮膚炎だけでなく、食物アレルギーや花粉症、小児ぜんそくといったアレルギー発症の原因が「皮膚のバリア機能の低下」にあることがわかってきました。
健康な皮膚の場合、皮膚を守るバリア機能によって、ダニやハウスダストなどのアレルゲンの侵入を防いでくれます。
でも、皮膚のバリア機能がうまく働かないと、アレルゲンが皮膚に侵入しやすくなってしまうのです。
アレルギー物質と同じ意味ね。
アレルギーが起こる仕組み
皮膚には、「樹状細胞 (ランゲルハンス細胞)」と呼ばれる免疫細胞が存在しています。
外から細菌とかが入ってきた時に、脳に知らせて皮膚を正常に保つように働きかけてくれる細胞なの。
それにしてもママ、いつのまにそんな事勉強してたの?
皮膚のバリア機能が低下して、表皮の細胞同士がぴったりとくっついた「タイトジャンクション」が機能しなくなると、樹状細胞 (ランゲルハンス細胞) が隙間から手を伸ばして、皮膚の外にある異物をキャッチして取り込んでしまうんです。
そうすると…
皮膚からアレルゲンが入ってきて、身体に“抗体”が作られます。
抗体が作られた体では、アレルゲンが身体に入り込むたびに過剰な免疫の反応が起きて、アレルギー症状として出てきます。
異物だと記憶されたアレルゲンが、次に体に入る時にどこから侵入するかによって、アレルギー症状は変わってきます。
アレルギーと年齢
それぞれのアレルギー性疾患には、個人差はありますが、発症しやすい年齢があります。
- アトピー性皮膚炎 → 生後2〜3ヶ月頃
- 食物アレルギー → 生後4~5ヶ月頃
- 小児ぜんそく → 2~3歳ぐらい
- アレルギー性鼻炎・結膜炎 → 学童期
- 花粉症 → 学童期以降 (花粉の飛散は1年に1度なので、吸い込む機会が少ないため。)
アレルギー性疾患をたくさん持っている子は、上記の順で発症すると言われています。
↓↓アトピー性皮膚炎てどんなアレルギー?↓↓
外部リンク:アトピー性皮膚炎
↓↓食物アレルギーってどんなアレルギー?↓↓
↓↓小児ぜんそくってどんなアレルギー?↓↓
外部リンク:小児ぜんそく
しかし最近は、アレルギーの子って増えたよね?
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子供のアレルギーが増えたワケ
今一番、有力と言われているのが「衛生仮説」です。
衛生状態が良くなりすぎたので、アレルギーを発症しやすい体質になったという説です。
たとえば、家畜のいる農家で育った赤ちゃんや兄弟姉妹が多い赤ちゃんは、アレルギーになる子が少ないとされています。
これは、適度に細菌が存在しているからです。
なので、衛生的すぎる環境にいるよりも、少しくらいは細菌のいる環境のほうが免疫力がついて、アレルギーになりにくくなると言われています。
また、生活環境にも関係があると言われています。
現代の家は密閉化されて、冷暖房が入り、生活しやすくはなりました。
しかし、それはダニなどのアレルゲンにとっても、繁殖しやすい環境になっているという事です。
そうした環境で暮らしているので、必然的にアレルギーになる子が増えてきているんです。
赤ちゃんがアレルギーになると、
“母親が悪い”
と、責められがちですよね。
でも、あまり気にしすぎないで下さいね。
アレルギーをもっている人が少なかった20世紀前半までは、遺伝によってアレルギーになる赤ちゃんは多くいました。
今は、ほとんどの赤ちゃんが何らかのアレルギーを持っている時代です。
アレルギーが遺伝するという可能性もゼロではないですが、昔と比べるには環境が違いすぎます。
僕は、ママが暴飲暴食も不摂生もしないで、きちんと娘をお腹で育ててくれていた事を知っているよ!
ありがとう。
パパにわかってもらえてると思うと、心強いわね。
一番は、生活環境が変わって子育てがしづらくなったことにつきます。
ママがこれ以上、赤ちゃんのアレルギーがひどくならないようにしてあげるのはとっても良い事です。
ただ、赤ちゃんの時期のアレルギーは、半分ぐらいの割合で大人になると治ると言われています。
あんまり神経質になりすぎると、ママのストレスになり、それを感じとった赤ちゃんにも良くありませんよね。
母乳育児のママに朗報!
母乳でアレルギーが予防できる時代になってきました。
母乳の中には、TGF-βと呼ばれる、過剰な免疫反応を抑える大切な成分がたくさん入っています。
TGF-βとは、細胞増殖・分化を制御し、細胞死を促すことが知られているサイトカイン(細胞の働きを調節する分泌性蛋白の一種)です。
引用:筑波大学
母乳の中にこのTGF-βという成分が多いほど、飲んでいる赤ちゃんのアレルギー発症率が低い、ということが明らかになっています。
なぜこの成分に個人差があるのかというと、ママの身体と母乳が密接に関係しているから。
ママの身体にTGF-βを増やせば、母乳の中にもTGF-βが増えるのです。
そして、TGF-βはどうしたら増えるのかというと、「乳酸菌」を増やす事が一番です。
なるべく、多くの種類の乳酸菌を摂取した方がいいという事は、わかっているんです。
そこで、母乳研究を60年続けている”ビーンスターク・スノー”から、母乳を飲む赤ちゃんのアレルギーリスクを軽減する「3つの乳酸菌」が開発されたんです。
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まとめ
- 口からの栄養は、大切。
- 規則正しい生活を心がけましょう。
- 皮膚の保湿はしっかりと。
- 侵入経路によって発症するアレルギーは変わる。
- 母乳でアレルギー予防ができる。
赤ちゃんにアレルギーがあるのは、現代病と言ってもいいぐらいになってきましたよね。
それでも、我が子には苦しい思いをさせたくないから、あれやこれやとしたくなります。
でも、あまり考え込みすぎないで下さいね。
赤ちゃんにとって、一番の栄養はお母さんの笑顔ですから。
出来る事から、無理しないで予防や対策に取り組んであげましょうね。
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