普段の食事で使用している食材の添加物って気になりますよね。食事は毎日のものですし、なるべくなら避けたいと思う方もいるのではないでしょうか。
特に小さな子供の食事はアレルギーの心配もあるのでなおさら気になりますよね。また「食べても大丈夫なものなのか」を判別する味覚を形成していく上でも自然なものを食べさせてあげたいと思うでしょう。
「可能な限り食品添加物を摂るのを避けたい」と思っている方に、今回は食品添加物を避ける方法を紹介します。
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食品添加物について理解しよう
添加物には基準が設けられていて、安全性を認められたものが、毎日食べても大丈夫な量を超えないように使用されています。
とはいえ、アレルギーの原因になるといわれていたりするので、子どもに与えるのはなんだか不安に感じて、できるだけ避けたいと思いますよね。
そして不安に思う反面、よくわからないものでもあるのが食品添加物だと思います。
まずは添加物がどういったものなのか、どんなものがアレルギーを起こすのかを理解することが重要です。
下記の記事で詳しく紹介しているのでぜひ読んでみてください。
ポイント1 インスタント食品をなるべく避ける
- 弁当類
- おにぎり類
- パン類
- インスタントラーメン
- お菓子類
インスタント食品は大変便利です。
コンビニでいつでも購入できるし、安価ですぐに食べられます。それは添加物のおかげといえるかもしれません。
なので、添加物を避けたいと思ったらインスタント食品を使わないことです。
ポイント2 清涼飲料水(ジュース)を飲まないようにする
- 甘味料(アスパルテーム、Lフェニルアラニン化合物、アセスルファムK、スクラロースなど)
- 乳化剤
- 香料
- カゼインNa
- 安定剤
自動販売機などで手軽に買える清涼飲料水は添加物が多く入っているものや、添加物が入っていなくても糖分が多いものなどがあります。
なかでもカロリーオフの炭酸飲料や微糖の缶コーヒーなどは添加物が多く入っています。なので、添加物を避けようと思ったり、糖分の取りすぎが気になる方は炭酸飲料や甘い缶コーヒーなどは控えた方がいいでしょう。
どうしても飲む場合はブラックコーヒーや麦茶、ミネラルウォーターなどにしましょう。
ポイント3 表示されない添加物に気をつけよう
●キャリーオーバー
(定義)原材料の加工の際に使用されるが、次にその原材料を用いて製造される食品には使用されず、その食品中には原材料から持ち越された添加物が効果を発揮することができる量より少ない量しか含まれていないもの。
例 せんべいの味付け用に、安息香酸(保存料)を使用したしょうゆを用いたとしても、当該添加物が最終食品であるせんべいの保存料として効果を持たない場合にはキャリーオーバーに該当●加工助剤
(定義)食品の加工の際に使用されるが、(1)完成前に除去されるもの、(2)その食品に通常含まれる成分に変えられ、その量を明らかに増加されるものではないもの、(3)食品に含まれる量が少なく、その成分による影響を食品に及ぼさないもの。
例 プロセスチーズ製造時に炭酸水素ナトリウム(重曹)を用いたとしても、加熱融解の工程で大部分が分解してしまい最終食品への残存はごく微量になる場合には加工助剤に該当
どんな添加物が入っているのか確認するために、表示ラベルの原材料名を確認することは大事ですが、原材料名に書かれていない添加物もあるということを理解しておきましょう。
もしも添加物によるアレルギーなどがある場合は、キャリーオーバーや加工助剤も考えた上で食品を選ぶことが大切です。
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ポイント4 料理の下ごしらえで添加物を取り除く
- 野菜や果物 → 水に浸す
- ハム、ベーコン → 沸騰させたお湯で振り洗いする
- ウインナー → 切り目を入れて1分ほど茹でる
- 漬物 → 漬け汁を捨てて水にさらす
- 肉類 → 脂身を取り除く
- 即席麺 → ゆで汁を捨てて、別にお湯を用意してスープを作る
今の世の中では、添加物や農薬が含まれていないものを用意するのは難しいことですが、調理の下ごしらえで添加物を少なくすることはできます。
普段からなるべく手作りのものを食べるようにすると、添加物が体に入る量は少なくできるでしょう。
ポイント5 安全な食材を購入する
最近はオーガニックの食材を取り扱っているスーパーもありますが、一般的な食材に比べて量が少ないところが多いですよね。
食材宅配サービスであれば、買い物に行く手間も省けるし、最低限の添加物しか使用していない食材を揃えているサービスもあります。
下記の記事に詳しく紹介しているのでぜひ読んでみてください。
まとめ
食品添加物を避けるには
- 添加物の多いインスタント食品はなるべく避けるようにする
- 清涼飲料水にも添加物が多く入っているものがある
- 表示ラベルで確認できない添加物があることを理解しよう
- 料理の下ごしらえで添加物を減らすことができる
- 最低限の添加物しか使用していない食材宅配サービスを利用する
このご時世、食品添加物を100パーセント避けることは難しいです。まずは食品添加物とはどういうものかを理解することが大切です。
その中で避けるべき食品、調理の下ごしらえで減らして使う食品など考えていくことが重要だと思います。
子供にはなるべく自然のものを食べさせたいものですが、添加物によって豊かな食生活を得ている部分もありますので、上手に食品添加物と付き合っていきましょう。